【失敗】田舎でキャッシュレスはできない?スマホ1台だけでサイフを捨てて後悔した体験談
かつて田舎でキャッシュレス生活はできなかった。
ただ、最近ようやく田舎でもキャッシュレス生活もできるようになった。QRコード決済はあるし、クレジットカードが使えるお店も増えた。そんな時代になる前の痛い目を見た体験談をまとめる。
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海外移住を目論んでいる僕は、海外移住の「下見」と銘打ってマレーシア、イタリア、フィリピン、香港、中国、タイ、カンボジア、台湾、ベトナム、インド、ハワイ、インドネシア、シンガポール、チェコ、ポーランド 、オランダ、イギリス、スリランカ、ベトナムと他にもあらゆる地を巡っている。今回は、ノマドフリーランスとして、旅をした先をまとめる。
日本の田舎移住先も検討している。日本の田舎へは福岡の天神、高知の宿毛、長崎の五島列島を訪れて、「海が綺麗」で「食が美味しい」場所を探す旅をしている。
ミニマリスト東北をミニマルな格好で旅をする
ミニマリストの旅は、いつものようにバック一つ。ただ、中身は、映像関連の機材がびっしり詰まっていた。恐らく、総重量は、10キロ程度。機内持ち込みは、国内だと10キロ以内だったため、大丈夫だった。ただ、国際線を使うとなると、上限が7キロとなる。よりミニマルに移動しなければならない。
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冬の東北は寒い
東北、日本海側を旅して、肌で感じているのが、尋常じゃない「寒さ」。日本の南で育って来た僕は、「雪かき」の概念がわからない。雪かたしの方法すら知らないし、夜中に、雪が屋根から落ちてくる、あの「どんっ」という音も聞いたことがなかった。これほどまで、雪かきに時間を割かれ、雪道を歩いたこともない。
雪が積もることなんて、年に1度あるか程度。2センチ積もれば騒ぎになるくらいの地で育ったので、2メートル積もった雪を見ると、すごいなと単純に思った。それだけ雪が積もるということは、その分「寒い」ということ。ユニクロの、「超極暖」をわざわざ購入して、旅をしている。暖かインナーの必要性をしみじみと感じた。
田舎でキャッシュレスにはご注意
旅をしていて陥ったのが、「現金」不足だった。世界遺産の白川郷へたどり着いた頃、僕が所持していた現金は、2,000円程度しかなかった。白川郷は、田舎といっても、「観光地」だからな。と「クレジット」決済ができると思い込んでいた。そのため、特に気にせず、旅を続けていたら、その日の「宿代」が払えなくなってしまった。
女将は、蔑むような目で僕を見下し、店主は、冷静を装いながらも僕を嘲るように扱ってきた。白川郷の山奥には、郵便局はあるものの、コンビニなんてない。そのため、お金の引き出しすらできなかった。じゃらんで予約したホテルをキャンセルして、リクルートのポイントを使って支払う方法や、銀行振込で対応してもらえないかと提案したものの、残念ながら理解してもらえなかった。
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現金なしで支払う方法
どうしても現金で支払ってくれという店主の気持ちは、理解できた。この宿の予約は、じゃらん経由でできるのだが、お支払は「現地決済」と表示されている。現地決済であるのだが、「キャンセルポリシー」は、前日以前から料金が発生するようになっている。仮に、無断キャンセルしても、「キャンセル料」は、払わなければならないのだが、「現地決済」であるため、やり取りは「手紙」のやり取りで行われるらしい。
全く意味がわからなかったが、どうやら、無断キャンセルした奴らが、キャンセル料を払ってこないことがあるため、「振込」での支払いよりも「現金」で確実にやり取りしたいらしい。現金を持ってこなかった僕が悪いのだが、「クレジット決済」機能をつけてキャンセル料を自動引き落としできるように設定すべきだろうと感じた。
僕が現金なしで、支払う方法がいくつか浮かんだ。
・じゃらんのポイントで全額支払う
・ネットバンク経由での振込
・朝一で村の郵便局でおろす
じゃらんのポイント支払いは、店主が理解できず対応不可。ネットバンクは、信用できないから無理。郵便局は、印鑑もキャッシュカードもなかったため引き出しは不可能だった。
ネット振込で妥協してもらった
結局、説得をして、目の前でネットバンクから振込む方法で妥協してもらった。この「交渉」自体、かなりの時間の無駄になった。これほどまで現金が必要だなと感じたことはなかった。まあ、クレジット決済つけていないほど「手数料」を気にしている宿もどうかと思う。予約からの前日キャンセル料を振り込まない奴がいる、とかどうとか店主が言っていたが、そもそもクレジット決済をじゃらんにつけておけば、済む話。田舎へ行く際は、「現金」を持とうと強く感じた。
帰りのバスで現金が尽きる
実は、この後山をおり、金沢へ着いた。駅から遠いところに宿があったため、何の気なしに、「バス」に乗ったところ、「スイカ」が使えないバスだった。ICの使えないバスかと思いながら、ぼやっと座っていたところ、自分が「現金」を持っていないことを忘れていた。
思い出した頃には、ギリギリバス代が、支払えるか支払えないかの小銭しかなかった。急いで、おろしてもらった。日本は、まだまだキャッシュレスにならないと改めて肌で感じた。僕は、最先端の国に行きたい。IDも支払いも保険証も「カード」一枚でできる「エストニア」に俄然興味が湧いた瞬間だった。
結局、サイフは捨てた
結局僕は2019年現在、サイフは捨てた。不要になったのでカード1枚だけ持ち歩くようにしている。
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