【日本の労働環境は狂ってる】何も変わらない働き方改革の失敗4選

今日は「周りのせいにすると何も変わらない」話。何も変わらないからこそ、「自分で変える」しかない。

1 何も変わらない日本

よくよく冷静に考えると日本は「変化する国というよりも、伝統を重んじる国」になりそうだ。ネガティブな言い方をすれば、歴史を重んじる代わりに、「新しいモノを嫌う」傾向がある。

日本の働き方は未曾有の出来事でも「あまり」変わらないのが現状だ。これほどまで世界を揺るがせたパンデミックがあったにもかかわらず、日本の働き方は、そこまで変化しなかった。

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リモートワークという名前は浸透したものの、実際にリモートで仕事ができるようになった会社はほとんどない。アフターコロナのニュービジネス大全』の著者、原田曜平さんらは、『変わらない「日本」』として著書の冒頭で揶揄されている。

『一変した環境や状況に際して、大きな意識変革や行動変容が起こったといえるだろうか。誤解を恐れずにいえば、根本的には“何も変わっていない”というのが、著者である小祝誉士夫と原田曜平の見方だ。』とある。

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全世界が未曾有の危機に陥ったにも関わらず、日本はそこまで変化しなかったともいえる。特に「働き方」は以前と変わらず、従来のオフィスに出勤することが当たり前に行われていた。「変化しない」というより「変化できない」社会を露呈したわけだ。

2 リモートワークもできない働き方

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海外ではリモートワークが進んだ。理由は、日本と働き方が違うためだ。残念ながら、僕らが思っている以上に日本は遅れている。他国は、最新テクノロジーを使いこなし、日本よりも最先端で生産性の高い働き方が進んでいる。

【悲惨】おかしい日本の働き方!先を行く海外比較!リモートワークすると生産性が落ちる?』の記事でも紹介したように、アメリカでは「リモートワークに移行」したことで、生産性が上がったのに対して、日本は下がっている。

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日本はリモートワークに不向きな働き方がほとんどだからだ。「空気を読むこと」が重視されるため、「対面」や「空気感」が求められる。営業して自社の商品やサービスを販売するのも、「お得意様」や「情」があるため、「非対面」にできないわけだ。

他にも「そもそもテクノロジーが使える社員」がいなかったり、「パソコンを使いたくない従業員」がいたりと、リテラシーの低さもあげられるなど、日本がにリモートワークできなかった理由は様々だ。

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3 10億人にメッセージを送った東京五輪

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例えば、東京オリンピックの開会式も「日本が遅さ」が目立った例。「手抜きで質素な開会式」「日本文化の押し売り」「平昌オリンピックで使われたドローンの二番煎じ」といわれるほど散々なモノだった。

オリンピックの開会式は全世界10億人が見ると言われている。要は10億人にむけて「今はコロナだからこんな開会式しかできないよね」「日本のテクノロジーってすごいでしょ」「日本文化っていいでしょ」という「メッセージ」を出しているとも言える。

この開会式を見た世界の人達が「日本の現状」を知る機会にもかかわらず、味気ない「メッセージ」になったわけだ。

4 変わらないなら自分で変える

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結局、周りを揶揄しても何も変わらない。自分の理想とする働き方があるのなら、どんどん「自分で実現させる」方が早い。

日本は何も変わらないと思うなら、まずは、自分から変えてみるのがいい。自分の働き方を変えてみよう。

僕自身、副業を始めたり、ビジネスの勉強をしたり、ライティングを学んで自分の働き方を変化させた。おかげで1日2時間しか働かない生活を5年以上続けてられている。

日本の働き方が変わらないなら自分で仕事を作る

100種類の副業まとめ本を出版

Kindleで読もう

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あらゆる副業を実際に試した結果、その経験を「100個」まとめた本をKindleで出版した。リタイアするために副業を作る試行錯誤をし続けた。「副業アイデア100|これからの時代の個人のビジネスモデル実践集」は「これさえ見れば副業の裏側がわかる」という内容にしたつもり。Kindle Unlimitedなら無料で読めるし、なおかつ販売価格は100円にした。

おかしい労働環境は自分で変える

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日本には見えていないだけで、おかしな働き方や労働環境が沢山ある。「おかしい」「古い働き方」だと思うのなら、どんどん変えてみよう。

自分が理想とする働き方を実現させるためにどんどん動くのみだ。

2016年に脱サラ宣言

2016年にリタイアすることを決めた記事

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2016年に会社を辞めてアーリーリタイアして独立することを決意した。それがこの記事。今読み返すと恥ずかしさしかないが、当時の気持ちをそのままリアルに残している。もし、僕と同じようにあなたも「仕事を辞めたい」「転職したい」と考えているのなら共感してもらえるはずだ。

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