5分で使える!アンバサダー募集の個人の使い方や受かり方を解説【実践ウェブオンラインマーケティング】

アンバサダー募集やインフルエンサー募集というキャンペーンをよく見るようになった。今では、マーケティングとして、「広告戦略」の一つになっている。今回は一個人がアンバサダー募集をどう使いこなすかまとめる。

1 アンバサダーって企業にどんな意味がある?

アンバサダーは「代表」という意味だ。ざっくりいうなら「ファンの代表」。そのサービスや商品を、友人や知人に伝えてくれるような応援隊長だ。

よく聞く「ネスカフェアンバサダー」も、この応援隊長システムが上手に使われている。ネスカフェアンバサダーって聞いたことがある人も多いだろうが、実際どんなことをしているのか知らない人も多いはず。

このサービスは、一般の人が「自分のオフィスに無料でコーヒーマシンを置くことができるサービス」だ。応募フォームに申請すれば、ネスカフェのコーヒーマシンを無料でプレゼントされる。

ネスカフェは、コーヒーマシンを利用したいと応募してくれた人たちを、アンバサダーと呼ぶ。アンバサダーは「ファン代表」として、社内にネスカフェを広めてくれる仕組みだ。

コーヒーマシンが無料

応募も無料でできる

コーヒーマシンの使用料は0円。1杯20円の格安で美味しいコーヒーを飲むことができる。「自分のオフィスにコーヒーマシンがあったらいいのにな」を格安で実現させてくれるサービスだ。

2 アンバサダー募集にどんどん応募すべき

アンバサダー募集が流行っているいま、どんどん応募するのがいい。例えば、TwitterやYouTube、ブログやウェブサイトをもっている個人なら、そのフォロワー数や閲覧数を元に、「応募」していくべき。「アンバサダー募集」や「インフルエンサー募集」という検索をかけて、気になる募集にチャレンジする。

世界200拠点以上ある宿泊サービスの「ハフ」も、アンバサダー制度を使っている。旅好きな人やリモートワークをしている人を選び、SNSで拡散してもらうことで、ハフの認知を上げる宣伝効果がある。

無料で実際に利用してもらうことで、メリットやデメリットを感じてもらいながら、リアルなフィードバックが得られる。他にも、一時期、フィリピンの語学留学で流行った「インフルエンサー留学」や「アンバサダー留学」もファンづくりの一環だ。

企業側も試している

アンバサダー募集は穴場

一億総クリエイターと呼ばれる今、どんどん発信する人なら求められている。ネタにもなるアンバサダー募集はどんどん応募してみるべき。

3 アンバサダーは営業マンより影響力がある

2016年に発表されたネットレイティングスのニールセンの調査によると、最も信頼できる情報媒体は「知人による紹介」が90%、「インターネット上の口コミ」が80%だった。

要するに「友達がおすすめしてくれた商品」や「知り合いが愛用しているアイテム」は、かなり「信頼」されている結果だ。「事務員の〇〇さんが、美味しいコーヒーマシン導入してくれたよ!」と社内で話題になるのは、「知人による紹介」が影響力あるから。

仮に「オフィスにコーヒーマシンを導入しませんか?無料です!」とネスカフェの営業担当者が営業しても、なかなか導入してくれる会社は多くないだろう。

だが、実際にその会社で働いている一般社員を「アンバサダー」としてコーヒーマシンを導入してもらった場合、はるかに影響力が増すのだ。結果、今では45万台ものコーヒーマシンが日本中のオフィスに導入されている。

4 マスメディアの効果が薄くなってきた

この「アンバサダー広告」は、ここ5年でより注目されてきた。その背景にあるのが、テレビCMや新聞広告などの「マス広告」が、以前に比べて影響力が少なくなってきたからだ。

そもそも最近はテレビすら見ない人が増えている。数億円かけてテレビCMを打つよりも、「ファン代表」になってもらって宣伝する方が効果がある時代になってきた。

商品やサービスを愛用してくれる一般の人が、アンバサダーになることで、熱心に人に勧めてくれたり、商品の改善点を教えてくれるようになる。

大衆から個人へ

個人がより注目される今

いよいよ、マスマーケティングの「大衆」からファンマーケティングの「個人」へシフトしています。

5 今、有名な人も元々は無名

いま、世の中で「有名」で誰でも知っているような人って、もともとはみんな「無名」だ。もちろん、王家、王族は違うが、みんな産まれたときから、みんなに知られているわけではない。

7年前の「はじめしゃちょー」は、どこにでもいるようなただの大学生だし、あの「ヒカキン」もバイトしながらボイパーするパフォーマーだ。

3年前、「マナブ」さんにタイでお会いしたときは、まだTwitterのフォロワーが4,000人程度の、フリーランス界隈で知られているくらいの人だった。今や、超有名な方になられている。

かくいう5年前の僕は、単なる銀行員だった。朝4時半に起きて、出勤中に時短勉強しているただの会社員だ。みんな「無名」から一歩ずつ変わっていっている。

みんな一歩ずつ進んでいる

元々、みんな無名

有名になっている人の「過程」を今から振り返ると面白いことがわかってきます。有名になっている人は、一夜にして有名になっているわけでもなく、みんな一歩ずつ進んでいます。

6 5年前のキングコング西野さんも

例えば、5年前のキングコング西野さんは、世間からかなりバッシングを受けていた。何をするにも「叩かれる」存在だった。その頃の「対談動画」を見ると面白いことを発見できる。

この動画では「宗教」のくだりがでてくる。動画の後半部分では「最近、宗教に興味があるんですよね」と西野さんが動画で話されているシーンだ。この時期は、まだ「オンラインサロン」ができる前なので、このアイディアを実行した結果がオンラインサロンなのかもしれない。

実はここで話されている内容は、架神恭介、辰巳一世著「完全宗教マニュアル 」に書かれていることに似ている。特に「喜捨」のくだりや「ディズニー」の話もこの本に書かれている。「クラファンを使った戦略」や「ディズニーを倒す」という話もここからきているかもしれない。

また、佐藤尚之著「ファンベース」の「ファンミーティング」や「コアファン」の内容は、今されている活動の元ネタのようだ。「ZIPというサロン限定のコワーキング」や「スナックキャンディーというサロンメンバーが集まる居酒屋」もファンベースに書かれてあることを実行されているように思える。

これは僕の憶測だが、この本に書かれていることをインプットして、アウトプットされた結果が今の活動に活かされているのかもしれない。あの有名人でさえ、過去を遡ると下積み時代があって、そこを紐解くと「元ネタ」を見つけることもできる。

元ネタをさぐって自分の活動にいかす

下積み時代から紐解く

みんな誰もが「無名」な時期がある。みんな一歩ずつ進んでいる。いま、有名な人がやっていることよりも、その人が有名になる前の下積み時代や人から認められていないときの「発信」を読み解くのは、今の自分に役に立つはずだ。

 

個人でアンバサダー募集に応募してみるべき

アンバサダー募集やインフルエンサー募集は、企業のマーケティングの一部。企業はこれまで以上に「ファン」をつくるのが難しくなってきた。

だからこそ、今までにない、「個人」に頼った企画を試している段階だ。発信する個人も、どんどん挑戦して、アンバサダーやインフルエンサーになってみるのも面白い。とりあえず、やってみるのは大事。