【5選】初心者向けアート思考おすすめ本!ビジネスで使える2021年これからの時代の教養スキル

「アート思考」をビジネスに応用したいと考える人は多い。ただ、実際アートとは何かと疑問に思う人もいるはず。僕自身、アートとデザインの違いすら曖昧だったからだ。今回は、「初心者のためのアート思考」が学べるおすすめ本をまとめた。

 

初心者におすすめのアート思考本

1 「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』をチラッと立ち読みしたときは「ちょっと子ども向けすぎるかな」と疑ってしまった。ただ、実際にプロローグを読んでみるとその文章の面白さに引き込まれる。

特に序論の「アートという植物」の話は、植物を自分の人生に置き換えて感情移入できるのがおすすめポイント。僕自身、これを読んで自分自身が「目先の成功」や「目に見える実績」欲しさに焦りすぎているなと感じた。

簡単に手に入る成功や誰でもできる実績を見繕うのは「本質」ではない。今、憧れる人や成功している人のほとんどが、誰にも見つからないところで密かに努力していることを改めて感じさせてくれる本だった。

 

アート思考とデザイン思考の違いは?

似て非なるモノ

アート思考とは「価値創造」。デザイン思考とは「課題解決」。もっと言えば、アーティストとは自己追求しながら価値を見出していくこと。デザイナーとは、他人が求めるモノをわかりやすく提供することだ。アートもデザインも同じモノと捉えがちだが、実は似て非なるモノなのだ。 

2 アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法」は、アートとビジネスの関わりをやんわり示してくれる。最近、アート思考をビジネスに取り入れる考え方が流行っている。ただ本書では何度も「アートとビジネスは違うモノ」だということを強調されているように、似ている部分はあるものの、別物として捉える必要がある。

今の世の中は、すぐに「結果が出ること」を求めがちだ。言い方を悪くすれば「楽して成功したい」「簡単に有名になりたい」と考えてしまう。ただ、楽して、簡単に結果を出すことは長続きしない。

「アートに求められるのは、やむことなき自己探求をし続けること」と述べられている一文が刺さった。自己欲求を追い求めることが、結果としてアートになる思考は必要だなと思える。アートとは何かを考えながら、自問自答できる本だ。

 

3 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」』では、アートとビジネスの関わりを言語化されている。ビジネスでは理論や数値での分析に重きが置かれている。ただ、実際、直感や感覚という数値化しづらいモノも必要だと気づかせてくれる。

特に『私たち日本人の多くは、 ビジネスにおける知的生産や意思決定において、「論理的」であり「理性的」であることを、「直感的」であり「感性的」であることよりも高く評価する 傾向があります。』という一文は刺さった。確かに、アートを見る時は「感覚」や「想像」という目に見えない数値化しづらい感情を与えてくれる。

アートという美的センスやアートを感じる面白さを引き立ててくれる本だ。

 

4 アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術

より深くアートを考えるのなら「アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術」を手に取るのがおすすめだ。アート思考をあらゆる実験や思考研究を参照しながら紐解いている。

特にエイミー・ウィテカーさんがいうこのフレーズが心に残った。「アートシンキングに必要なことは二つある。一つは失敗や拒絶を受け入れること。もう一つは、勝利や敗北に感じられることも、もっと長いプロセスの一部でしかないと理解することだ。」

アート思考は、「点」という経験値を「線」でつなぐ物語のようなモノだと改めて感じさせてくれる。結果を即求めるデザインと、死んでもなお認められないかもしれない価値を求めるアートの違いを感じさせてくれる本だった。

 

5 世界アート図鑑

世界のアートの教養を得るためにも「世界アート鑑賞図鑑」は欠かせない。世界的に有名な1,100点のアートを紹介してくれる図鑑だ。

これ一冊あれば有名どころアート作品を網羅できる。歴史的背景からそのアートの見どころまで、細かく解説してくれる。残念ながらKindle本はまだない。もし、Kindleの電子版を買うのなら「鑑賞のための西洋美術史」を買うのがいい。この記事を作った現在、Kindleで図鑑のように西洋史をまとめてくれるわかりやすい本はこれしかない。もしくは、中古本を購入して自炊スキャンするのもおすすだ。

教養としてアートを学びたいのであれば、初心者向けの本を読んだ後、実際に美術館へ行くのが楽しくなる。見て、感じるリアルな脳の感覚を楽しむべきだ。

 

アートも西洋史もビジネスも学ぼう

教養スキルとして「アート思考」を身につけよう。アートを学べば世界は広がる。世界のエリートが知っているアートを身につけることでビジネスの幅も広がる。西洋史も学びながら、より広い知見を手に入れられる。新しいことを学ぼう。