【失敗】旅ブログはオワコン?稼げない4つの理由を分析。ブログのウェブメディアマーケティングの次に来る未来

「ブログで稼ぐ」が流行ったのが2018年ごろ。その頃までは、ブログで稼ぐことが可能だったのだが、今では「ブログがオワコン」と言われれ、仕事として成り立たなくなった。正直、「最近のブログ業界はどうなってるの?」と疑問に思う人は多い。

 

旅ブログはオワコン?稼げない理由

つい、2年くらい前までのブログブームを踏まえ、いまのブログ業界をまとめる。昔は、家にいながら仕事するための手段として「ブログで稼ぐ」がブームだった。今どうなっているのだろうか。

1 衰退したブログブーム

ブログはオワコンになった。理由は、「初心者が勝ちにくく」なったからだ。これまでブロガーと呼ばれているブログを収入源として仕事をしている人たちが多かったのだが、最近は少なくなった。

アフィリエータと呼ばれる専属の広告を運用するクリエイターがたくさんいたのだが、その専門家たちも職を失いつつある。単純に、競合が増えたこと、大手の企業がオウンドメディアとしてウェブに記事を投稿することが増えたためだ。

大手企業が、毎日ライターを使って何十記事も投稿しているのに対して、個人のブログは頑張っても1記事程度しか投稿できない。単純に考えて、1ヵ月に何百もの記事を投稿している会社が多ければ多いほど、個人のブログは勝ちにくく衰退していく一方だ。

ブログブームの終わり

個人ブログは厳しい

ブログはオワコン=稼げなくなった
オワコンと言われたのは、稼げなくなったから

2 どんなサイトが勝ち残っているの?

blank

勝ち残っているサイトもある

2020年前半の流行り

☑︎ 口コミサイト

☑︎ 動画サイト

今、勝ち残っているサイトがある。2020年前半に流行っているのは「口コミサイト」と「動画サイト」だ。

口コミサイトの場合、利用者がコメントを残すような感覚で口コミを書いていく。口コミを書いた人は、自分の口コミがどう評価されたのか確認するために、またサイトに戻ってくる。

いわゆる「参加型」のウェブサイトなので、サイト制作者以外にも、サイトを利用する人がウェブサイト作りに参加していくことで「閲覧数」も「コンテンツ」も一緒に作り上げることができるのだ。だからこそ、今、あらゆるジャンルで伸びている。

blank

動画サイトもまた、時代を反映している。YouTubeをスマートフォンで見ることが当たり前になった今、料理レシピを「読む」のではなく、「見る」時代になってきた。サイト制作側からすると、動画を見ることによって「滞在時間」が伸びるため、ユーザにとって適切なコンテンツを作っているサイトとして認知される。だからこそ、サイトの評価が上がり、人気になるという仕組みだ。

大手企業がオウンドメディアとして、ウェブ記事を大量生産するようになってから、個人のブログが勝てなくなった。これが「オワコン」と言われた要因。ただし、今、その時代からさらに先を行き、大手企業同士が争い合っている状況だ。

企業同士のサイトも競合し合っている

企業サイトも難しい時代へ

法人でメディア運営をしていた会社が、1年も経たずにメディアを閉じているほど、ブログを中心としたウェブメディア業界も飽和状態になっています。

3 真似されるようになった「まとめサイト」

blank

少し前に流行ったまとめサイト

まとめサイトは衰退していく

☑︎ おすすめ情報のまとめサイト

少し前までは「まとめサイト」が流行っていた。おすすめ情報を専門家がまとめるまとめサイトが、かなり上位になっていた。マイベストとしてあらゆるジャンルのベスト商品をお勧めしていたサイトがあったのだが、今では大手企業が大量にお金を投下して模倣サイトを作っている。

残念ながら、今後この手法のまとめサイトはどんどん衰退していくだろう。口コミサイトのように、ユーザが参加していくコンテンツの方がより厚みが増していくからだ。

ビジネスは模倣されながら進化していく

マネと模倣

どの時代もビジネスは模倣されていく。トヨタがアメリカの車を真似して成長したのと同じ。成長ビジネスは常に真似されていく。

4 なら個人のブログはどうすればいいの?

blank

いずれにせよ、今後もブログだけで収入を得るという方法は、より難しくなるのは否めない。一時は収入が作れたとしても、音速で真似されてしまうのは避けられないだろう。

「家にいながらブログで稼ぐ」「旅しながらブログで発信する」が流行った昔からすれば、今では、単なる「ブログ」を作って広告収入を集めるのは厳しくなった。だからこそ、新たな策を打たなければならない。

おすすめは、ブログを「SNSの一部」として「広告媒体」と捉えることだ。自分の活動を「宣伝する媒体」として使う方法。どうしても収入が欲しい場合は、「大手メディアが気づいていない新しいコンテンツを作ること」「誰も発見していないトレンドの先を狙って準備すること」も方法だ。

 

長期でビジネスをストックさせる時代

blank

かつてのようにブログで稼ぐのは難しくなった。だからこそ、より長期で考えなければならない。スーパーニッチに「新しい分野を開拓する」のか、もしくは、自分の活動を知ってもらう「宣伝媒体として運用する」のか、自分に合う方法を模索すべき。

常々言っているが、「短期で稼ぐこと」を考えるよりも、次に来る未来を想像しながら「長期でストックできること」を意識した方がいい。

「ブログはオワコン」に隠された意味は、「ここ2年でブログだけで稼ぐことが難しくなった」ことが深く関係していると言う話。

2016年に脱サラリタイア宣言

2016年にリタイアすることを決めた記事

blank

2016年に会社を辞めてアーリーリタイアして独立することを決意した。それがこの記事。今読み返すと恥ずかしさしかないが、当時の気持ちをそのままリアルに残している。もし、僕と同じようにあなたも「仕事を辞めたい」「転職したい」と考えているのなら共感してもらえるはずだ。

 

脱サラして海外移住する計画