【後悔】FIREその後4つの生活変化|独身20代でアーリーリタイアは飽きた

「アーリーリタイアしたその後の生活」の話。正直、「20代でFIREしても飽きる」。僕自身、20代でサイドFIREした。そのなかで実は後悔をした。それが「もっと早く会社を辞めておけばよかった」「飽きるからこそこれやればよかった」ということ。

総資産はまだまだだったにもかかわらず、27歳の頃から「やりたい仕事」しかしないようになった。「やりたいこと」しかやっていなかったけれども、収入や資産は増え、今では完全にFIREできる程度になっている。今回は、「アーリーリタイア」したその後の話。

2016年に脱サラ宣言

2016年にリタイアすることを決めた記事

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2016年に会社を辞めてアーリーリタイアして独立することを決意した。それがこの記事。今読み返すと恥ずかしさしかないが、当時の気持ちをそのままリアルに残している。もし、僕と同じようにあなたも「仕事を辞めたい」「転職したい」と考えているのなら共感してもらえるはずだ。

脱サラして海外移住する計画

1 アーリーリタイア生活はすることがない?

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アーリーリタイアしたその後に、また仕事を始める人は多い。正直、アーリーリタイアした「その後」は、「やりたいことがない」状態が続いた。これが意外なことで、仕事していた時は「休みたい」と強く思い描いていたにもかかわらず、実際に休んでみると「することがない」状態になるのだ。

例えるなら小学生時代の夏休みや大学生時代の長期休みに似ている。あまりに長すぎる休みは、かえってやることがないわけだ。休み明けに「友達と話したいな」とか「みんな何してるのかな」と学校でやりたいことが増えていくあの感じ。

結論は「アーリーリタイア」して完全に仕事を辞めたとしても「残りの人生でやりたいこと」がなければ「することはない」という話。だからこそ、少しの後悔ややりたいことを求めて「また仕事を始める」人が多いわけだ。

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2 利益の最大化よりも幸福度の最大化を目指す?

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FIREした後、目指すのは「利益の最大化」ではなく「やりたいことの最大化」だ。要するに幸福度を上げるための活動に注力するようになった。アーリーリタイアする前であれば、「売り上げをいかに上げるか」「利益を最大にするためにはどうすればいいか」常に「ビジネスを大きくさせるため」に動いていた。

「日本に入ってきていない最先端のビジネスモデル」を探したり、「これから日本で流行りそうな商売」を見つけて、実際に作り込むことばかりを考えていた。ただ、今ではこうした利益活動に興味がなくなっている。

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利益よりも幸福度を取るようになる。いわゆる「時間を忘れるほど没頭する」「時間が経つのが早いほど夢中になる」「あっという間に夜になるほど無意識」という「フロー」状態を目指すようになるわけだ。

日本で1979年発行された「楽しみの社会学」の著者で、行動科学心理学者であるミハイ・チクセントミハイさんは、フローを「一つの活動に没入しているので他の何も問題とならなくなる状態」だと述べている。さらに「その経験それ自体が非常に楽しいので、純粋にそれをするということのために多くの時間や労力を費やすような状態」だとも表現している。

アーリーリタイアしたその後は、何をしてもいいわけだ。だからこそ、フローの状態になる程「没頭する」「夢中になる」「時間を忘れる」ことを探し求めるようになった。

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3 仕事も遊びも面白いことをする?

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よくあるのが「仕事」と「遊び」を分ける考え方だ。仕事は仕事、余暇は余暇だと区切ることが一般的。アーリーリタイアをするのであれば、仕事と遊びを分ける必要はない。「仕事」も楽しいモノであっていいし、時には辛いこともある。逆に「遊び」も辛いモノでもあり得るし、楽しいことも多いということ。

行動科学心理学者のミハイ・チクセントミハイさんは、「生態学的に健康な活動」すなわち「楽しみ」の研究として『我々は「仕事」と「余暇」との間には、橋渡しのできないギャップなどあり得ない』と述べている。要するに「仕事」も楽しいモノであっていいし、「遊び」も辛いモノでもあるわけだ。

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アーリーリタイアした後は、「面白いこと」にひたすら時間を割ける。だからこそ、「仕事」も「遊び」もどちらでもよくて、楽しいことを基準にのめりこめるわけだ。

「遊びを仕事にする」のもありだし、「仕事を楽しむこと」もできる。「没頭する」「夢中になる」「時間を忘れる」ほど集中できることを探して何でもしていいわけだ。

仕事か趣味かわからないくらいの「活動」をしている。例えば、昨年出版した「これからの時代のアイテム集 WEARABLEGEAR(ウェアラブルギア)もその一つ。この本を作ったのは「完全に趣味」だが、作っている時間がかなり面白かった。皮肉なことに、趣味をビジネスに落とし込んだのだが、これもそこそこの収入にもなっている。

これからの時代のアイテム集

Kindleでアイテム本出版

このブログから「手ぶらアイテム集」として「ウェアラブルギア」を出版した。2016年から続けてきたアイテム紹介がKindle「本」として出版された。Kindle Unlimitedでは無料。Kindleでは100円で読める。手ぶらで旅しよう。

4 アーリーリタイアして後悔はあるか?

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アーリーリタイアして後悔はない。むしろ、毎日がすこぶる面白い。アーリーリタイアに失敗はないし、後悔するようなことすらない。毎日が「フロー体験」の連続で、むしろフローにならないことはしないほど充実している。

趣味に没頭するのもいいし、飽きればビジネスを作って仕事をするのもありだ。仕事も遊びも垣根がなく、ただやりたいと思ったことだけに集中できるのがアーリーリタイアだ。

例え、後悔したり、失敗したと思えば、また気が済むまで「労働」すればいいだけ。後は、仕事をして、また収入を作って、再度リタイアを目指すのもいいかもしれない。自由に選択できる。

僕が実際に脱サラした話

2016年につくった初々しい記事

2016年にこの「海外移住計画」記事を書いた

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この記事は、2016年当時、僕がまだ普通のサラリーマンだった頃に趣味で書いた記事をリライトしたもの。「海外フリーランスという働き方を確立して、海外移住をする」という気持ちを書き残している。正直、今読み返すと「何を言っているの?」と思う箇所も多々あったが、記録のために残している。恥ずかしいが、こんな中二病のような時期も「過去の自分」。

旅行が好きだった僕は、脱サラして「海外で生活すること」を目指した。これが、その時の軌跡。要するに「海外生活できる仕事をすればいい」と思ったことがきっかけ。この記事を書いてから1ヶ月単位で、やるべきことを実行して「脱サラ海外フリーランス」になった。

脱サラして海外移住する計画

アーリーリタイアするための100個の副業

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100種類の副業まとめ本を出版

Kindleで副業本

あらゆる副業を実際に試した結果、その経験を「100個」まとめた本をKindleで出版した。リタイアするために副業を作る試行錯誤をし続けた。「副業アイデア100|これからの時代の個人のビジネスモデル実践集」は「これさえ見れば副業の裏側がわかる」という内容にしたつもり。Kindle Unlimitedなら無料で読めるし、なおかつ販売価格は100円にした。

リタイアして海外移住するために荷物を減らそう

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手ぶらで旅行や出張をするアイテム集

Kindleでアイテム本

「手ぶら」生活が本になった。要するに、必要な荷物が少なければどこでも移動できる。手ぶらアイテムをまとめた本「ウェアラブルギア」をKindleで出版した。

ついに「手ぶらで旅行するアイテム集」のKindle本を出版した。「1週間の旅行も手ぶら」で行く筆者が作った「身につけるアイテムまとめ」。これまで旅行に使い倒したサービスや商品を惜しみなくまとめている。より最新のサービスやアイテムを知りたい方は、ぜひ読んで欲しい。Kindle Unlimitedでは無料。Kindleでは100円で読める。