【4年でサイドFIREしたフリーランス】セミリタイアブログ

「プチFIRE」や「セミリタイア」が流行り始めた。特に、脱サラをしてプチFIREをする人も増えている。「成功は覚悟が必要だ」とか「失敗は安定を求めるからだ」と言われることがある。実際どうなのだろうか。今回は、実際に僕がやった4年の軌跡をまとめる。

2016年に脱サラ宣言

2016年にリタイアすることを決めた記事

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2016年に会社を辞めてアーリーリタイアして独立することを決意した。それがこの記事。今読み返すと恥ずかしさしかないが、当時の気持ちをそのままリアルに残している。もし、僕と同じようにあなたも「仕事を辞めたい」「転職したい」と考えているのなら共感してもらえるはずだ。

 

脱サラしてプチFIRE海外移住する計画

 

 

 4年間のプチFIRE計画!資産1億円と年収3000万円の仕事転職

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「プチリタイア」や「セミリタイア」も人気。実際にリタイアを目指す4年間の道のりを、ダイジェストで紹介する。「これまでの軌跡」の話。「脱お金生活」を掲げた2021年は、より勢いよく仕事をしていく予定だ。

1 年目 脱サラフリーランス生活

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サラリーマンから脱して、フリーランスになったのが2017年。この記事にもあるように、ここから僕のフリーランス生活がスタートした。最初はブログやサイト制作、動画編集やSNS運用などあらゆる仕事をしていた。今ほどフリーランスも多くなかったので、フリーターだと思われていたほどだ。必死に収入をつくって、何でも仕事にする活動をはじめた。

1年目は年収1000万円程度、2年目は会社をつくるまで成長した。会社を辞めたばかりの頃は、たしか300万円程度の貯金額だった。当時の年収は250万円程度だったと記憶している。3年目からよりボーナスが上がり始めるので、この記事を書いた記憶がある。

実際に脱サラした話

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【実行】脱サラフリーランスのリアル海外移住計画。100万円のボーナスを捨てて、退職届を出してきた。

2 年目 投資失敗で500万円失う

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2018年は会社を立ち上げた年だった。フリーランス時代よりもより一層気合いを入れて仕事していた。ただ、残念ながら年始早々、失敗している。

仮想通貨バブルだった2018年の年始。1日で300万円の資産を失った。さらに残念なことに、2017年末までにはそこそこ投資収益を上げていたので、その税金も数百万円支払っている。また2017年分の税金の支払いもあり、キャッシュが足りない事件がおきた。

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会社を立ち上げたのもこの投資の失敗からだ。「金融資産は溶けてなくなる」けれども「知識資産はなくならない」という教えのもと、「知識」を貯めることをし始めた。一度つけたスキルや思い出に残る経験は一生なくならない。

会社を立ち上げたこともあり、より一層気合を入れて仕事をした。どうすれば「利益」を出せるのか、「手元の資金」を増やすにはどうしたらいいかを必死に考えていた頃だ。

要するに、例え、年収があっても、いくら年商が高くても、利益がなければ意味がない。もっというと「キャッシュが残らなければ意味がない」と思って動いていた。

3 年目 月8万円コスパ生活

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この頃の年商は3000万円程度だった。そこそこ気合を入れて、収入を上げること、キャッシュを増やすことだけに集中したおかげで仕事は順調に伸びた。結果として、2000万円程度のキャッシュを残せた頃だ。

ただ、残念ながら「幸福度」は全然伸びなかった。使えるお金はある、資産もそこそこ伸びた、けど、幸せは感じなかったというのがこの頃。

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経済学者のリチャード・イースタリンが1974年に発表した「イースタリンのパラドックス」では「お金と幸せは相関しない」と述べられている。要するに、「貧しい人は、お金により幸福感が増すが、中流に達すると、お金が増えても、幸福感はあまり変わらない。」という説だ。残念ながら「お金は稼げば稼ぐほどいい」というわけではないと感じていた僕に刺さる研究だった。むしろ、お金儲けをする人は、生産効率を重視しようとするので、孤独になる傾向が強くなるといわれている。

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さらに2019年は「コスパいい生活」を意識し始めた。ミニマムな生活費で、シンプルに生活するようになったのだ。生活費はミニマムに、そして余ったお金はどんどん事業で使っていた。

フリーランスのコミュニティーをつくって、「みんなで一緒に仕事をすること」に取り組み始めたのがこの時期だ。福岡で250名を集めたコミュニティーになった。ここから「オンラインサロン」をつくった。

4 年目 脱お金!0円サバイバル生活

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2020年は「0円サバイバル生活」の修行として日本全国をぐるぐる回った。「脱お金」としてお金に縛られない生き方を目指した年だ。

ノーベル経済学賞受賞した行動経済学者のダニエル・カーネマンらが2010年に発表した研究では「年収が約800万円を超えると、幸せ度にさほど影響が表れないこと」が述べられている。要するに「年収800万円を超えれば幸福度が一定になる」ということだ。

たしかに「お金のためだけ」に集中するのも必要だが、「幸福度を意識する」のも必要だ。もっというと、「お金に縛られずに生きる」というのもありだなと思ったわけだ。

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そこから「脱お金生活」として、島で「サバイバル0円生活」に挑戦した。0円で生活する、ドケチを超えた変人生活だ。サバイバルするために海に潜って、魚突きをしはじめた。本当に毎日海に潜って魚を追いかける毎日だった。

2020年は「田舎をふらふら放浪」した結果、超健康的な身体になった。夜22時ごろに寝て、朝6時に起きる健康じいちゃん生活だ。おかげで人生で最も体調がいい。「プチリタイア」や「セミリタイア」生活だ。ただ資産を気にせず、ひたすら魚を追いかけた。お金に縛られず伸び伸び生活した。

5 年目 FIREムーブメント

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健康生活をしていため、お金に全く執着しなくなった。もはや自分が月にどれくらいの収入になっているのか把握していないレベルだ。「収入」よりも「幸福」アップを極めた。

ここ4年で学んだことは、一人で収入を上げても全く面白くないことだ。僕がオンラインサロンを作った理由は、みんなで一緒に面白い仕事がしたかったからだ。「一人で仕事した方が早い」「利益上がるなら自分で即断即決したい」と考えることもある。ただ、一人で頑張ったところで、面白くはなかった。

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昔の自分のように「転職したいけど何したらいいかわからない」「副業したいけど何があるかわからない」人たちの少しでもサポートができればいいなと動いている。一人だけで仕事をするよりも、多くの人を巻き込んで仕事をした方が達成感が全然違うからだ。

2021年は「脱お金生活」をより極める。「20歳台で資産1億円」を目指しても面白いかもしれない。セミリタイアやサイドFIREも面白い。FIREムーブメントに挑戦しつつ、仕事は続けていくはず。お祭り感覚で挑戦するのは面白そうだ。

アーリーリタイアするならおすすめの本

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【最強のFIRE本4選】アーリーリタイアするためのおすすめ本!30代も40代も50代も早期退職ムーブメントが起きている

 

2021年は完全FIRE計画を実行

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だからこそ、いま久しぶりに「資産計画」を立てている。「お金の数字」を意識しつつ、面白いことをする企画を練っている。リタイアする計画の目処は立ったので、次はオンラインサロンメンバーと楽しめる面白い企画を考えていく。

「収入」もアップさせつつ「幸福度」も上げていく。そして、オンラインサロンへ収入を還元できるようにする。

 

2016年につくった初々しい記事

2016年にこの「海外移住計画」記事を書いた

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この記事は、2016年当時、僕がまだ普通のサラリーマンだった頃に趣味で書いた記事をリライトしたもの。「海外フリーランスという働き方を確立して、海外移住をする」という気持ちを書き残している。正直、今読み返すと「何を言っているの?」と思う箇所も多々あったが、記録のために残している。恥ずかしいが、こんな中二病のような時期も「過去の自分」。

旅行が好きだった僕は、脱サラして「海外で生活すること」を目指した。これが、その時の軌跡。要するに「海外生活できる仕事をすればいい」と思ったことがきっかけ。この記事を書いてから1ヶ月単位で、やるべきことを実行して「脱サラ海外フリーランス」になった。

 

脱サラして海外移住する計画

 

 

アーリーリタイアするための100個の副業

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100種類の副業まとめ本を出版

Kindleで副業本

あらゆる副業を実際に試した結果、その経験を「100個」まとめた本をKindleで出版した。リタイアするために副業を作る試行錯誤をし続けた。「副業アイデア100|これからの時代の個人のビジネスモデル実践集」は「これさえ見れば副業の裏側がわかる」という内容にしたつもり。Kindle Unlimitedなら無料で読めるし、なおかつ販売価格は100円にした。

リタイアして海外移住するために荷物を減らそう

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手ぶらで旅行や出張をするアイテム集

Kindleでアイテム本

「手ぶら」生活が本になった。要するに、必要な荷物が少なければどこでも移動できる。手ぶらアイテムをまとめた本「ウェアラブルギア」をKindleで出版した。

ついに「手ぶらで旅行するアイテム集」のKindle本を出版した。「1週間の旅行も手ぶら」で行く筆者が作った「身につけるアイテムまとめ」。これまで旅行に使い倒したサービスや商品を惜しみなくまとめている。より最新のサービスやアイテムを知りたい方は、ぜひ読んで欲しい。Kindle Unlimitedでは無料。Kindleでは100円で読める。