【事例】優秀な人は海外へ行く6つの理由。海外移住は成功する仕事ができるの共通点
海外移住しよう。優秀な人ほど海外を目指す。理由はシンプルに「日本だとつまらないから」だという。旅する人ほど「成功する」。今回は移民や海外移住者の成功事例を元に、海外へ行くべき理由をまとめる。
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1 旅する人ほど成功するのか?
「旅をする人ほど成功する」理由の一つは、シンプルな好奇心からだ。旅する人ほど、「新しいモノ」や「未知の経験」に楽しさを覚えるため、単純に成功への「挑戦回数」が増える。
今の時代、挑戦できる人ほど成功できる。要は、失敗回数が多い分、比例して、成功回数も増えるという話だ。
逆に、失敗を恐れて何も挑戦できない人ほど、失敗回数も成功回数も少なくなる。要するに、旅する人ほど、「新しいモノ」や「未知の経験」に楽しさを覚えるため、単純に成功への「挑戦回数」が増えるからこそ、成功数も増える。
2 海外移住から学んだ成功者
カギは「日本を出ること」だと考えるのも面白い。例えば、2021年純利益日本企業最大の約5兆円となったソフトバンクグループの創業者の孫正義さんや、2020年2月に時価総額が世界一のアパレルメーカーとなったユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正さんは、「アメリカ」でビジネスを学んだ経歴がある。
この2人に共通することは「海外」だ。もっというと、日本のITバブルの2000年代を牽引したとも言える堀江貴文さんは「ノマド」として、ホテル暮らしをされていることでも有名。さらにもっというなら、iPhoneを作ったスティーブ・ジョブズはインドでの放浪経験や日本の禅から影響を受けたり、テスラやスペースXのイーロン・マスクは南アフリカからカナダへ移住してアメリカへ渡ったりとさまざまな「移動歴」があると言える。
共通点は「海外」だ。住み慣れた場所ではなく、「移動すること」で新たな発見をしたり、アイディアを組み合わせたりと成功のための「情報」も「経験」も得られる構図がある。
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3 移民がイノベーションを生み出す
特に「自国から移り住む」ような「移住した移民」ほどイノベーションを起こす成功を成し遂げている研究がある。
『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の著者であるピーター・ディアマンディス、スティーブン・コトラーさんらは、「移民」がこそイノベーションの原動力になる話を著書でまとめている。
例えば『ナチスドイツから逃れてきたドイツ系ユダヤ人が、アメリカのイノベーションに重大な影響を与えた』話が紹介されている。アドルフ・ヒトラーのホロコーストが行われていた1933年代、『10年で13万3000人以上のドイツ系ユダヤ人がアメリカへ逃げた』歴史がある。
ペトラ・モーザーさんらの研究によると、このアメリカへ移民したドイツ系ユダヤ人の1920年から70年までの特許出願数は『データを調整したところ、移民によって特許数は実に70%増えていた』というのだ。
『移民は雇用を奪うどころか、新たな雇用を生み出す傾向がはるかに高い』と述べられているように、海外へ移民したことによって、大きなイノベーションにつながる結果を残しているわけだ。
4 外国人を雇うと企業にメリットがある
また、外国人は一般的な企業にもメリットをもたらす。『カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、移民と絶対的基準のあいだに直接的な関連性を見いだした』研究が紹介されている。この研究によると『技能の高い外国人労働者を採用した企業は、イノベーションのペースが高まり、そのイノベーションが市場に与える影響も増大した。』というのだ。
『具体的には高技能外国人の従業員が 10%増えると、製品再配置は2%増加した。しかもこの傾向は、会社が投じた研究開発費の多寡とは関係なく確認された。』要するに、外国人の技術者を雇ったほうが、企業の業績が伸びたという話だ。
5 移動する人ほど成功しているデータ
「移民」は成功しているというデータがある。『多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織』の著者マシュー・サイドさんは、「移動する人ほど成功している」ことを「移民」を例に書かれている。
『2017年12月に発表されたある論文では、フォーチュン500社の 43%が、移民もしくは移民の子孫によって創業あるいは共同創業されており、上位 35 社だけで見るとその割合は 57%にまで上昇することが明らかになった。それら企業の業種はIT関連、小売、金融、保険などさまざまで、従業員は国内外に1210万人、総収益は5兆3000億ドル(約550兆円)に達する。』
要するに、「アメリカへ移民した人やその家族」ほど「成功している」という話。ちなみにフォーチュン500とは、アメリカ企業の500社がその総収入に基づいてランキングされるリストのことだ。全米上位500社の創業者の4割が「移民」であるほど「移動した人」は成果を上げている。
6 移民はノーベル賞も起業も
さらにマシュー・サイドさんによるとノーベル賞も国外移民による功績が高いというのだ。『2016年に『 Journal of Economic Perspectives(経済展望ジャーナル)』誌に掲載された論文によれば、ここ数十年でノーベル賞の65%がアメリカに拠点を置く研究者に授与されたが、その半数以上がアメリカ国外で生まれている』とのこと。
また『ほかの調査では、アメリカ移民が起業家になる確率は、国内で生まれた人と比べて2倍高いという結果も出ている』。
要するに「移民」や「移動」によって、ノーベル賞のような権威のある成功を収める人や起業のような挑戦する人の数も増えている。
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移動することが人生を豊かにする
今や、「住む場所を変えること」が仕事の幅を利かせる重要な要因になりつつある。リモートワークやワーケーションをしながら、仕事を楽しむことはもちろんだ。
もっというと、「移動することがエリートの当たり前」になっている。単純に、旅をすることで新たな発見をする回数が増える。
脳への新たな刺激やアイディアの思考回数をアップさせるなど「知的好奇心を促進させること」ができるため、必要なわけだ。
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海外移住のきっかけとは?
海外移住のきっかけをつくろう。「海外へ行きたい」と思ってもなかなか踏み出せないのが現実。今回は、実際に海外移住を考えたときの「きっかけ」をまとめた。
1 海外旅行で住みたい!と思う
「海外移住したくなる理由」の一つが、海外旅行がきっかけになることだ。海外へ行く前は、大きなハードルがあったが、実際に行ってみると生活をイメージすることができる。
実際、僕自身、海外旅行でアメリカにいったことをきっかけに留学する気になった。当時、スマホが出始めたら頃だった。
フリーWiFiをつなげば、 SNSで日本の友達と連絡がとれたり、LINEで電話できることがわかったので、海外に住めるなと思ったわけだ。
2 留学して中期滞在
より海外に滞在してみたいと言う気持ちが現れるのが留学だ。留学をきっかけに英語を勉強したインプットを英語圏でアウトプットしたいという気持ちになる。
留学をきっかけに英語圏に海外移住する人も増えている。例えば、フィリピン留学をした後にオーストラリアで仕事をしたり、カナダのインターンシップのような制度を使って働く人もいる。
留学をきっかけに海外移住を考えるパターンもよくある。
3 海外移住したい場所を旅をする
旅をすることは「幸福度」を上げてくれます。要は旅するほど幸せになるというメリットがあるわけだ。
『Take More Vacations: How to Search Better, Book Cheaper, and Travel the World』の著者、スコット・キーズさんは著書で『旅行をしている人は、していない人に比べて、より幸福になり、健康的で、生産性が高くなる。』と述べている。
またアメリカの旅に関するファンドの調査によると『よく旅をする人』と『よく家にいる人』では、幸福度にかなり差がでていることがわかる。
旅好きの76%が「休みに幸せ」を感じているのに対して、家好きの48%が休みに幸せを感じている。また「人間関係」や「健康面」での満足度は、どれも「旅好き」の方が20%程度高いという結果になっている。
要するに、旅行や留学や旅は、人生にとってプラスになる。よく旅をする人ほど幸福度も高くなる。移動することをポジティブにとらえながら、旅行して人生を楽しくしよう。