【事例】プロセスエコノミーの意味がわかる本5選レビュー!書籍の簡単な要約と物語に価値がある成功と失敗使い方

プロセスエコノミーが話題になっている。2021年のビジネストレンドでも紹介した「過程をビジネスにすること」が流行っている。今や、意味の解説や事例を紹介する本まで登場した。

今後、よりこのプロセスエコノミーが人気になる。今回は、プロセスエコノミーを解説してくれる本をまとめた。より簡単にわかりやすく事例が紹介してある書籍をまとめる。

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1 プロセスエコノミーがわかる本

プロセスエコノミー」は2021年7月28日に発売される新しい本。発売される前からプロセスエコノミーの解説本として話題なっていた。実際に読んでみると面白いのが「プロセス経済」が成り立つ時代背景や成功事例や失敗事例が解説されてあること。この本には、プロセスエコノミーができた背景や、今の時代で使われている事例がわかりやすく詰まっている。

成功事例では、「BTSの世界的大躍進」や「日本のジャニーズ事務所」のファンマーケティング、「メルカリの野菜を売る話」など、イメージしやすい事例が紹介されていた。

また、プロセスエコノミーの海外での動きとして、日本でも10万部を超えるベストセラーになった「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」の著者スティーブン・コトラーさんらが提唱する「あらゆるものは6Dになる」という動きとの関連性も興味深かった。

プロセスエコノミーがなぜ話題になっているのか、わかりやすく理解したい人におすすめできる1冊。

 

2 ファンベースのプロセスがわかる本

ビジネスは「完成した商品」を販売するだけではない。今の時代、ファンと「一緒につくる」というビジネスが流行っている。これがプロセスエコノミーだ。

お客は、必ずしも完成した商品を買うわけではない。例えば、「BTSの上場」もプロセスがある。もはや「株」がファングッズのような位置付けになっている。「自分の好きなアイドルを応援したい」「一緒に大きくなる糧になりたい」というような「一緒につくる」要素が強くなっている。

他にも「AKBの握手券」も自分の推しを応援する要素と同じこと。こうしたファンとのつながりをつくりながら、一緒につくるプロセスを解説してくれるのがこの本。

今の時代は、完成品を買ってもらうのではなく、完成品をつくるまでのプロセスをファン共有する時代だ。

ファンベース

3 ファンベースなひとたち ファンと共に歩んだ企業10の成功ストーリーは事例がわかる

より具体的なファン作りの過程を知るのなら、この本もおすすめ。ファンベースの著者が、最近、よりわかりやすい解説本を出版された。

ファンという名の企業の活動に共感してくれた人たちとサービスや商品をつくる事例を知ることができる。

例えば、「ネスカフェのアンバサダー制度」もその一つ。アンバサダーという名の「商品愛」がある人たちを「巻き込んで」商品開発や販売促進をする取り組みだ。アンバサダーに選ばれた人は、ブランド公認の人として認知され、使命感を持って周りの人に商品を紹介してくれるわけだ。

ファンを巻き込む事例を知るならこの本はあり。

ファンベースなひとたち ファンと共に歩んだ企業10の成功ストーリー

 

4 革命のファンファーレから生まれた概念

キングコング西野亮廣さんの著書、「革命のファンファーレ」は、Amazonで1,800レビューを超えるほど反響があった作品だ。

ファンベースで紹介されている「巻き込み術」を実際に体現しながら、ファンと一緒に作品を手がけている「裏側」を知ることができる。

例えば、2021年にアカデミー賞に選ばれた「えんとつ町のプペル」の映画もプロセスを販売された例だ。オンラインサロンという名の「メルマガ」を使って、作品作りの過程を共有されていた。

そもそもプロセスエコノミーは、西野さんのオンラインサロンの動きをもとに造られた造語とも言われている。プロセスエコノミーを知る上で、この本やオンラインサロンを読み解くのは面白い。

 

5 思考プロセスをシェアした曰く付き本

賛否両論ある曰く付きの本には、プロセスエコノミーが詰まっている。落合陽一さんの最新本である『半歩先を読む思考法』もプロセスエコノミー。落合陽一さんの「思考のプロセス」がメモ感覚でまとめられている。ファンであればこの思考回路に価値があると思えるのかもしれない。

『言ってみれば自分はひとりのアーティストで研究者であることは変わらなくて、その洞察と感性を深化させていくためにさまざまな挑戦をし続けるのだろうと思う。「自分にしかない視座を作るためのプロセス」を行い続けてきたのだ。』

この本は読む人を選ぶ。購入する前に試し読みするのがおすすめ。読み解くのにコツが必要だ。よくある「答えが切り取られた」ビジネス書ではなく、自分なりの「答えを見つける」思考させる本だ。

落合さんの思考のプロセスがわかる日記調の本。筆者の体験から思考された抽象的な情報を元に、読み手自ら発見する「半歩先」の思考本。「あえて」日記調の本を出してみる実験要素があるのかもしれない。「ただの日記だ」と批判する人や、深読みして「思考本」だと理解して賞賛する人の2極を見ているのかもしれない。

切り取られた具体的な言葉ではなく、あえて思考のプロセス全体をまとられた本だった。本書の中で『「わざと分かりにくく喋ってる」と言われるたびに、 「分かりにくいもの」は「分かりにくいものです、 考えるところから一緒にやりましょう」と ちゃんと伝えることの大切さを感じる』と書かれている。要するこの本は、考える過程を知るプロセスエコノミー題材として読むものかもしれない。

 

2021年のビジネストレンドになる

プロセスエコノミーは2020年ごろから言葉ができ、2021年は主要なビジネストレンドになった。今後は、より個人で使えるモデルとして応用されていきそうだ。

「フリーミアム」や「サブスクリプション」のような経済モデルとして、どんどん広がっていきそうだ。

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