【事例】2023年これから流行る3つの最新フィンテック!金融トレンドビジネスのRevolutやWISEとは?

これから流行る最新フィンテックを使い倒そう。2023年に流行る金融トレンドを予測しながら、これから使えるサービスを先取りして時代の先をいこう。今回は「海外で使える複数口座」「ワンタップで使える決済システム」など最新のトレンドを抑えて紹介していく。

2021年以降に流行るキーワードベスト9

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2021年に流行るモノとしてビジネストレンドも未来予測した。これからくる次の時代は、これが流行る。

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☑︎ 健康
1睡眠コントロール
2ゲノム解析病気予防
3自己幸福度コントロール

☑︎暮らし
1SDGs地方創生
2デジタルアート
3リモート地方移住

☑︎ビジネス
1物語ゲーミフィケーション
2オンラインオフライン融合
3ライブD2C

最新のテックトレンドで外貨を手にする方法が変わる

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みなさんは、海外へ行ったときにどうやって「お金」をおろしているだろうか?「手数料が安いといわれる大黒屋で両替」したり、「空港で両替するのが安い」と言われたり、「クレジットカードのキャッシング機能を使ってATM引き出し」したりとあらゆる方法で「外貨を調達」するはず。結局、どのサービスを使えば1番手数料が安くなるのか分かりにくい。

いま現状、僕が知る限り「安い」のは「Revolut」と「Transferwise」の2択だ。最新のフィンテックで注目されている外資の金融サービス。

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要は「Suica」を使う感覚で、どこの国でも使えるカードにチャージするプリペイドカードだ。このデビットカードだけで、あらゆる国のATMで使え、なおかつ手数料も安く、現地通貨を引き出せるサービス。昔あった「トラベラーズチェック」のような手数料が山ほどかかるサービスとは全く異なる。

そもそも安いレートで取引され、かつ、「手数料がかからない」ので、圧倒的にコスパよく現地通貨が使える。プリペイドカードとしてクレジットカード感覚で使えるし、キャッシュカードとして銀行口座感覚で持つことができる。要は「新しいフィンテックサービス」だ。

2つのトレンドフィンテック

外資のチャレンジャーバンク

「Revolut」と「Transferwise」の2つはヒット予測でも注目されているトレンドサービス。注目の外資の金融サービスだ。

1 日本でもスタートしたWiseがアツい

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Wiseの「マルチカレンシー口座」を使えば、アプリ1つで複数の国のお金を管理できる。あの電子国家「エストニア」で生まれたサービスがようやく日本に上陸した。CEOであるターベット・ヒンリクスとクリスト・カーマンが共同で開発している。この2人は「スカイプ」の会社出身。スカイプもまた、エストニアで生まれたことでも有名だ。

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執筆時現在、日本のアカウントからだとユーロ、英ポンド、米ドル、オーストラリアドル、シンガポールドルなど口座情報を得ることができる。専用のデビットカードを使えば、世界各国のATMでその国の通貨を自分の口座から引き出すことが可能。これにより「手数料を安く」その国の通貨を手にすることができるようになった。

さらに、マルチカレンシー口座として、複数の国のお金をこの口座で管理することができるようになる。もちろん、海外の銀行口座を発行する必要がない。

作れる口座一覧

Wiseのマルチカレンシー口座

シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス(首都圏のみ)、ドイツ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、アイルランド、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド 、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、ジブラルタル(英国海外領土)、イギリス領諸島:ガーンジー島、マン島、ジャージー

このTransferwise(デビッドカード・プリペイドカード)が、実はこっそり日本でも始まっていた。これまで2020年の夏に日本に上陸すると言われていた。ようやく日本でサービスを開始したようだ。どうやら「公式発表」されず、特定のアカウントだけ日本でもプレでデビットカードが発行できるようになっている。おそらく「本人確認済み」のアカウントや「入金済み」のアカウントだけ、日本でもデビットカードが作れるようになっている。

僕もデビットカードの申し込みをした。2021年11月31日郵送となっていたので、おそらくそれくらいに現物が届く予定だ。後1ヶ月以上先になるが、手元に届いたらまたレビューする。

紹介コードはこちら

Transferwise

Wise紹介コード

2 Revoltマルチ口座クレジット

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Revolt (レボリュート)は、イギリスのロンドンで2015年にスタートしたアプリ連動のフィンテックサービス。日本でもついに2020年の秋にスタートした。執筆時現在、全世界で1,300万人ものユーザーが登録している業界注目の「チャレンジャーバンク」。

日本では、23以上の通貨を海外送金できたり、両替したり、アプリ内で保有することが可能。さらに「上乗せ手数料なく、よいレート」で取引される。一般的に銀行や換金所での送金や両替は「対顧客為替レート」と呼ばれる顧客向けのレートで取引される。レートが安い空港の換金所やクレジットカードのキャッシング機能を使って外貨を引き出すときでもこの「対顧客為替レート」が適応される。

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しかし、Revoltは銀行同士でやりとりする際に使われる「銀行間為替レート」が適用されるため、そもそも顧客側に得のあるよいレートで取引される。さらに送金手数料や両替手数料はかからない。リアルタイムで為替レートを確認できるため「隠れた」手数料を抜き取られることがない。要するに、現状、最もコスパよく海外通貨を取引できるサービスの一つだ。

デビットカードを使う感覚でお金をチャージしておくことで、海外のATMからお金を引き出すこともできるし、Visaカードとして利用可能。ヨーロッパではクレジットカード決済に主流のタッチ決済もできる。また、アプリ内で数分で口座を開設でき、ワンタップでセキュリティロックや個人間決済もできるなどあらゆる機能が組み込まれている。海外好きなら持って損はないサービス。

3 QR決済用ショートカットアプリ

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これはフィンテックトレンドの延長だが、QR決済用の普及にともなって「ショートカットアプリ」も増えている。LINE PayやPayPay、楽天PayなどあらゆるQRアプリを一括にして管理するアプリがトレンドになりつつある。ただ、これは公式アプリというわけではなく、iPhoneに入っている既存のショートカットアプリを組み合わせたもの。たくさんあるQRコード選択しやすくすることでよりスムーズに会計することができるようになる。

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間違いなく最高コスパ

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来年以降、これらの新しいサービスは、より人気になっていく。既存のサービスよりも確実に安く、かなり使いやすいので旅人のスタンダードアイテムになることは間違いなお。今のうちに「無料」で作っておくべきアイテムだ。

現地通貨をゲットするなら「Revolut」と「Transferwise」の2択になりそう。現状、「Revolut」は日本でも発行できるが、無料会員はATM引き出しが2万円のみなので、「Transferwise」も作っておくべき。むしろトランスファーワイズだけで充分だ。

旅行アイテム集の本を作った

ついに出版

Kindleでアイテム本

「手ぶら」生活が本になった。着るバックを使った手ぶらアイテムをまとめた本を出版した。

最新フィンテックを含めた「アイテム集」のKindle本を出版した。1週間の旅行も「手ぶら」で行く筆者が作った「身につけるアイテムまとめ」だ。これまで旅行に使い倒したサービスや商品を惜しみなくまとめている。より最新のサービスやアイテムを知りたい方は、ぜひ読んで欲しい。Kindle Unlimitedでは無料。Kindleでは100円で読めるので経済的だ。