【ネット遮断生活】デジタルデトックス3つのメリット!古民家田舎暮らしデメリット

ネットを遮断して生活しよう。

デジタルデトックスとは、ネットを遮断して、ストレス要因を排除すること。いま、デジタルな部分をデトックスして、脱WiFiを考える人も増えてきた。今回は、実際にネット遮断をして、デジタルデトックスをやってみた。メリットデメリットの体験談。

1 「デジタルデトックス」が求められる世の中へ

最近、「デジタルデトックス」や「脱WiFi環境」という話が、有名なインフルエンサーからも聞かれるようになった。世の中は、より自然や田舎暮らしに少しシフトしている感がある。

そもそも、デジタルデトックスとは、どこでもつながるインターネットを断捨離しようという話だ。インターネットがどこででもつながる環境は、便利な反面、いつでも連絡を返さなければならないストレス要因でもある。

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「絶えず沢山の情報が受信される」「どこででもスマホでSNSをみてしまう」といった情報過多を、インターネットが繋がらない環境を作って強制的に排除してしまおうという考えだ。

2 みんなストレスを抱えている

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コロナの影響もあり、今、世の中は、ストレス社会になっている。以前よりも、ストレスを感じやすくなっている人が増えている。さらに、新しいリモートワークでの働き方や、売上減少によるプレッシャーなど、追い討ちをかけるようにストレスが増えているのも事実だ。

そのストレスをスマホで発散させようと、SNSの使用時間が伸びている。Twitterで呟いたり、LINEで仲間と愚痴を言ったり、Instagramでつながりを確認したりする。この行為がさらにストレスを増やしている。

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SNSを開く時間が長ければ長いほど、「他人を羨ましく思ったり」、「ムダな情報に触れる時間が増える」。聞かなくてもいい他人の不倫話や、芸能人の色恋なんて、私たちの人生に1ミリたりとも関係がない話だ。

こうした「情報過多」な状態を「デトックス」するためにも、脱WiFiが必要。「脱WiFi」して、デトックスすることが必要なほど、ストレスがたまっている世の中になっている。たまには、ネットのつながらない環境をつくり、ぽやーーーっとすることは「ストレス発散」になる。

ネットがつながらない環境をつくる

ど田舎ほどネットはつながらない

スマホがつながらない場所へあえて行くことで、強制的に「外界」と距離をとる。脱WiFiをすればストレス要因がなくなる。

3 古民家や自然が求められている

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今、ちょっとしたブームになりつつあるのが、「古民家暮らし」。「古民家」や「田舎生活」への反響が大きいのは、それだけ都会生活で疲弊している人や、田舎の大自然でのんびりしたいという人が増えている兆候だ。コロナの影響で、以前よりもストレスが大きくなっている社会だからこそ、ストレス発散する場所を求めている人が増えている。

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今、僕がやりたいのは、田舎に古民家を買って、のんびりDIYをしながら、シェアハウスをつくること。ゆくゆくは、飲食店をこじんまりしながら、好きな環境を作る予定。海がすこぶる綺麗な場所で、海の見える自然豊かな家をつくる。最高のデジタルデトックス場を一からつくっていく。

空き家がある日本

日本の空き家は増える一方

いま、少子高齢化で、より空き家が増えている。特に田舎へ行けば行くほど、空いている家は増えているため、好きなことができる。

 

あわせて読みたい本

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100種の副業を試そう

あらゆる副業を実際に試した結果、その経験を「100個」まとめた本をKindleで出版した。リタイアするために副業を作る試行錯誤をし続けた。「副業アイデア100|これからの時代の個人のビジネスモデル実践集」は「これさえ見れば副業の裏側がわかる」という内容にしたつもり。Kindle Unlimitedなら無料で読める。

デジタルデトックスという話が話題になりつつある。Wi-Fiやインターネット環境を取り除いて、デジタルデバイスを最小限に利用するという考えだ。今回は、脱Wi-Fiをしてデジタルデトックスをするメリットデメリットをまとめていく。

 

そもそもデジタルデトックスとは?

今の世の中は、あらゆる情報に溢れている。自分に全く必要のない情報やネガティブな感情などなど、デジタルデバイスによって情報過多になっている。この情報源であるスマホやパソコンを日常から引き離すことによって、不要な情報をシャットアウトする考えだ。

1 田舎ほどデジタルデトックスできる

今滞在しているのは、長崎県の五島列島。ここは、日本でも有名な魚介の聖地。あらゆる魚が住んでいることから「オールブルー」と言われているほどの海鮮豊富な島だ。

田舎の島へ来たことがある人はわかるだろうが、インターネットは弱い。まだまだ光回線が通ってないほど、Wi-Fiスピードが遅いのだ。YouTubeを見ることすらストレスがかかってしまうほど。インターネットの初期費用も高く、そもそもパソコンすら家にない家庭も多い。

利用している家ではWiFiすらつなげていない。家ではスマホの電波すら1つ立つレベルだ。こんな環境にいるので、ほとんどスマホを触らなくなった。あれだけ毎日ツイートしていたTwitterも、ほぼ投稿することがなくなり、YouTubeの更新もしなくなった。まさに、脱Wi-Fiからのオンライン断捨離だ。

田舎へ行けばネットが弱くなる

都会はインターネットが常につながっている

田舎へ行けばインターネットが弱くなる。パソコンを使っている家庭すら少なくなる。そのため、必然的にデジタルデトックスすることができる。都会生活よりもよりゆったりとした生き方を見直すことができる。

 

2 鬱とは無縁の生活ができる

最近、世の中は「ネガティブなニュース」で溢れかえっている。GoToキャンペーンへの政界不満、新型ウイルスへの恐怖からくる鬱病、芸能界のイザコザなどなど「知るべきニュース」と「知らなくていいニュース」が混合されすぎている。

最近は、LINEのアプリにすらニュースがどんどん流れてくるようになった。こうしたネガティブなニュースを見聞きするだけで、人は知らず知らずの間に消耗していく。「芸能人なら叩かれて当然」「世間的には悪いことをした人に罰を与えねば」と日本全体がネガティブキャンペーンをしているような状態になってしまう。

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こうした「知らなくていい情報」を断捨離するだけでも、かなり効果がでてくる。そんな健康になれる場所をつくるために、いま田舎の島へきている。こんな素敵な場所で、もっとポジティブに、 ぽやーーーっと生きることができる。

世の中は知らなくていい情報で溢れている

情報過多の世界

情報が溢れすぎているため、何を信じていいか分からなくなることも多い。テレビの情報が100%正しいわけでもなく、Twitterで話されている内容が100%間違っているわけでもない。何を信じていいかわからないからこそ、デジタルデトックスをして今一度自分に立ち返るのはあり。

 

3 超健康的な身体づくりができる

僕が田舎の島へ新たな拠点づくりをしている理由は「健康的な身体」にするためだ。

以前まで、福岡の地方都市で生活していた。徒歩圏内で何でもできる暮らしだ。徒歩1分でミシュランの星を獲得した料亭に行けるし、地下道を使えば濡れずに大きな商業施設やスーパーに行ける。そこそこ高級なレストランやカフェも、目の前に軒を連ねている状態だった。仕事場も食事も徒歩で全てが完結できる便利で困らない生活だ。

ただ「便利すぎる都会」は、逆に不健康にもなる。ちょっと小腹が空いたら、家の目の前にある24時間コンビニでグルテンやシュガーがたっぷり使われた中毒性のある食べ物を選びがちだった。

真夜中まであいている飲食店も多く、電気は消えることはない。夜もにぎやかなため、酔っぱらったおじさんの大きな声が聞こえることもある。車通りが多い道路が近いので騒音や排気ガスも気になる。

また、高速なインターネットをいつでも使えるので、毎晩YouTubeやNetflixで夜更かししてしまう不健康生活だった。都会生活は「便利すぎる」ため、ついつい夜中まで起きてしまったり、近すぎるため何でも買って食べてしまいがちだ。

今現在、島暮らしをしているのだが、福岡での生活が全く変わってしまった。1番大きいのは食事。今では、ほうれん草のおひたし、ごま豆腐、食べるいりこ味噌汁、魚の煮付け、鍋で炊いたご飯を毎日食べている。おばあちゃんの家で食べるような健康食になった。おかけで身体の調子は整った。

朝6時に起きて夜10時に寝る生活

早寝早起き

デジタルデトックスをした結果、健康にも気を配るようになった。家にインターネットがないため、夜更かしすることもない。日が沈むとともに名所について、日が登とともに朝起きる生活になった。

 

4 運動で脳を活性化させる生活ができる

現代人は運動不足だ。若い人ですら運動しないということが問題視されている。運動は体の外部にも内部にも良い影響を及ぼす。最大心拍数の70%の運動を20から30分行うと、脳のニューロンが活性化されるという研究がある。要するに、「運動は脳を活性化させる」。「頭が良くなりたければ運動しなさい」いう言葉があるくらい、運動は健康にも脳にも必要だ。

普段都会生活では、あらゆる交通の便が整っているため、歩くことすら必要ないことも多い。だが、田舎では移動手段は車以外ほとんどない。バスは1時間に1本しかないような場所で、移動は徒歩か自転車だ。流行りのカフェへ行くのに、片道10kmの道を自転車で移動する。高低差150mある山道を真夏の炎天下で、自転車を立ち漕ぎしなければならない。

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車を持っていない場合、徒歩や自転車で移動せざるを得ない。自転車移動せざるを得ない状況や散歩しなければならない環境にいるため、必然的に運動量が増えた。片道10km、高低差150mを40分程度かけて自転車移動するようになった。田舎生活は不便だが、この不便さのおかげで運動量も増えている。

運動は脳を活性化させる

不便さ故の運動量の増加

デジタルデトックスをしたため、インターネットで時間を潰すこともなくなり、空き時間も増えた。都会ではできない釣りや素潜り、古民家暮らしやキャンプなど、あらゆるアクティビティーに参加している。

 

5 早寝早起き睡眠の質を上げることができる

適度な運動は睡眠を改善させる。デジタルデトックスをした結果、運動も増え、早寝早起きをするようになった。そのおかげで睡眠スコアも改善された。毎日、自転車と徒歩で移動するので、かなりいい運動になる。また、海は目の前にあるため、毎日、釣りか潜りに行ける。晴れの日は5時間程度は外にいるので、体力もアップした。疲れるまで運動するので、ぐっすり睡眠がとれている。

あえて「不便な場所」に行くことで、逆に体はすこぶる健康になった。毎日かなりの運動をして、健康的な食事で良質な栄養を摂り、インターネットを遮断することで無駄な情報をシャットアウトし、たっぷり深い睡眠が摂れている。

この効果は絶大で、島に来てから「睡眠スコア」が劇的に改善された。以前このマガジンでも紹介した「睡眠を測るリング」を使って睡眠スコアを毎日計測している。

これまで、いつも70点台のロースコアだったが、この島に来てから90点台と点数が高くなった。夜10時には寝床につく生活、さらに朝は7時に起きるなど早寝早起きが当たり前になった結果だ。

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睡眠の質を上げる

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最終目標は海の綺麗な島デトックス

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僕がこの島に来た理由の1つが、睡眠スコアを改善させることだった。世の中は、連日、コロナウィルスの話や政界への愚痴、芸能人の不倫の話で溢れかえっている。たくさんのネガティブ情報を浴びてしまえば、もちろん精神的にも不安定になる。今、国民全体、世界全体が躁鬱状態になりかねないほど、ストレスを抱えやすい環境になっている。

行き過ぎた自粛や他人への罵詈雑言は何も得られない。世界全体がネガティブになっている今、こうした情報をシャットアウトできる環境を作るために田舎へ来た。

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世の中は今後、より悲惨になっていく。私見たっぷりに言うと、補助金や助成金でばらまいたお金や実質政府が介入した日本株買い上げの金融緩和のツケは必ず回ってくる。今後数年にかけて、より不景気になる前に、準備しておかなければならない。

今後のあらゆるネガティブな事態に備えて、田舎での拠点を整えていく。何が起きても自給自足できるような環境を作る予定。デジタルデトックスをしてストレスの要因であるネガティブ情報をシャットアウトし、食事を改善させ健康な体を作り、適度な運動をしながら睡眠スコアを改善させ、より脳を活性化させる生活をしていく。

実際に田舎の島暮らしをしていくと、たくさんのメリットやデメリットが感じられる。その人に合う合わないはあるだろうが、僕は田舎の島暮らし生活は快適すぎる。デジタルデトックスのメリットデメリットをまとめてみた。