【悲惨】海外移住。世界から日本が遅れている3つのこと。日本の考え方は古い?
「世界から日本は遅れている」「日本の考えは古い」という話がある。実際、「平成30年の衰退」といわれる日本は、かつて「経済大国」として世界を席巻したといっても過言ではない。
ただ、残念ながら、今はその影もなく「古く保守的な国」になっているように感じる。今回は、「世界から日本が遅れていること」をまとめた。
日本は残念ながら遅れている
残念ながら日本は遅れている。かつての「経済大国だった頃の栄光」が大きすぎるゆえ、未だにその夢から覚めていないと言われるほど昔と変わった。
「なぜ遅れているのか」「どこが世界から劣っているのか」全く検討もつかない人は、逆に「幸せ」かもしれない。
日本が置かれている現状を俯瞰しながら、今後の日本をポジティブに捉える方法をまとめる。
1 技術の遅れ
「日本は最先端の国」と言われていた。今は「過去」の話だ。日本で最も売れているiPhoneは海外からの輸入品。モノに限らずAmazonやGoogle、Netflixもアメリカからきたモノだ。
「いやいや、韓国や中国のモノは粗悪品」と決めつけている人の多くは、世界で最も売れているスマホが韓国のGalaxyであることや世界を席巻しているSNSのTikTokが中国発であることを度外視している。
「日本製が最高」と思い込んでいる人が多いため、デザイン性や性能が悪くても日本製が根強く好まれている現状がある。
また、日本に留学してくる「外国人技能実習生」に対しても「日本の技術が奪われる」と揶揄する人もいるが、「もはや日本には盗まれる最新テックがない」というのが海外の本音だろう。
2 働き方の遅れ
日本は世界的なパンデミックを経験しても「リモートワーク」や「テレワーク」にほとんど移行しなかった。むしろ、パソコンすら動かせない世代も多く、コロナ禍でも「満員電車に揺られて出社する」という選択肢しか選べなかった会社が大半だ。
良くも悪くも、日本の文化や伝統を保守する文化柄が災いし、昔と変わらない働き方を維持してしまうのかもしれない。
「働き方改革」という立派な名前のキャンペーンが掲げられているにもかかわらず、海外と比べて働き方に変化がないのが日本という見方もある。
3 新たなエネルギーシフトへの遅れ
「日本製のクルマは世界一だ」という方もいるが、今や世界は「電気自動車にシフト」し、「ガソリン車を廃止」する動きが活発だ。
「総合的に電気自動車はガソリン車に比べて環境破壊している」という見方もある。今現在の状況を見れば大差はないかもしれない。ただ、今後の蓄電効率の向上やインホイールモーターの開発、環境に優しいエネルギー発電による技術革新を考えると、EVシフトがメインストリームにならざるを得ないわけだ。
先日、日本の時価総額1位の自動車会社トヨタも「EV」への参入を発表した。トヨタだけでもグループ関連会社は3万社以上といわれるなか、主力の自動車産業の変化は大きな影響を与えていく。水素自動車を流行らせることができるのか。電力シフトで淘汰されるのか。日本の変化の遅れを表面化してきそうだ。
日本の遅れをポジティブにとらえる
「日本の遅れ」をネガティブに捉えてきた。この「遅さ」を取り戻すには、かなり大きな改革が必要だ。
戦後の日本から復興したあの頃のような、リーマンショック以上の大きな経済危機から脱するような「大きなショック」によって立ち直れないくらい衝撃を受けなければ「日本は変わらない」といわれている。
もはやどうにもコントロールできないからこそ「日本の遅さ」をポジティブに捉える逆転の発想をする見方もある。まるで田舎にいるマイルドヤンキーのような地元愛の「エモさ」を感じるように、日本の衰退に古き良さを「あえて」保持しているのだとポジティブにとらえる感覚だ。
結局、どんな日本であれ、人が幸せならいいよねと全員が思えばいいという「楽観視」はあり。遅れているからこそできることをしよう。
海外移住
日本と海外の変化を知るためにも、一度、海外へ行くことをおすすめする。パッケージの旅行ツアーではなく、自分でフライトを予約をして、ホテルを見つけて「旅」をしよう。どれだけ「日本が遅れているか」体感できる。
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