【無料】スマホ1台でKindle本をアプリで作る方法

最近、Kindleで雑誌をつくった。実際にスマホでどのように作ったのか、無料で使えるアプリを紹介しながら裏話をまとめる。Kindle本のタイトルは「ウェアラブルギア」。この記事はこの雑誌を作っている当時に書いたもの。今回は無料のアプリを使って雑誌を作った裏側の話をまとめていく。

 

実際につくった雑誌

ついに出版

Kindleでアイテム本

 

KindleはSNSになる時代へ

今や1億総クリエイターと呼ばれるほど、SNSで発信するクリエイターが増えた。日本人全体が自分の思いや心境を発信することに慣れ始めている。TwitterやFacebook、Instagram、YouTubeなどあらゆるSNSを使って自己表現するようになった。

これまでは10代の若者を中心にSNSを発信していたが、今では大人も発信することが当たり前になっている。実はこの流れを受けて、より年配や知識層も発信するようになった。次に来るSNSの1つは、Kindleにも注目が集まっている。

Kindleは次なる文字のSNSになってきている。だからこそ今の時期からKindleを出版してKindleのアカウントを育てることがおすすめだ。

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1 雑誌をCanvaで作成

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KindleをCanvaの無料アプリでつくった。無料のテンプレートを使いながら、テンプレート同士を組み合わせて作り上げた。「無料」でスマホでつくった雑誌。要するに「雑誌の出版」はお金がかからない。

自分のアイデアとデザインスキルだけで出版することが可能。誰にでもマネすることができる。特に雑誌は「無料」で使えるサービスを組み合わせるだけなので、どんどん挑戦しがいがある。

ただし、写真撮影やデザインのスキルなど、細かく必要な要素はたくさんある。だからこそ、雑誌も奥が深くて面白い。

2 Kindleで雑誌をつくる

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Kindleで「本を出版する」。今現在雑誌を作っている。移動中の新幹線の中や飛行機のフライト時間など、細かいスキマ時間でちょこちょこつくっていた。今回は雑誌なので、素材写真も撮り溜めている。

ようやく全ての素材と文章を書き上げたので、これからデザインにはめ込んでいく。出版するKindleの中身は「アイテム雑誌」。作りたかったのは「おすすめミニマルアイテム集」だ。

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ただ、よくある「自慢のアイテムを紹介する本」や「旅行のパッキングまとめ雑誌」をつくるだけでは、どうしても「高城剛さんのライフパッキング」をマネしたカタチにしかならない。

ブロガーの方や旅人の方が、厳選アイテム集の本をつくっているものの、やはりどれも「ライフパッキング」ほどのインパクトがないのが現状だ。本のレビューをみると、高城剛さんの「パクリ」だという意見もある。

そこで、試行錯誤しながら「よりオリジナリティ」のある「身につけられるアイテム集」をまとめている。

3 身につけられるアイテム雑誌

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これまで「スマホで仕事する話」や「手ぶらミニマリストの話」を度々このブログでも紹介してきた。最終的には「リュック」も捨てて「手ぶらで旅行する」までのミニマルな持ち物で移動するようになった。

実はここがニッチな強みになっていて、「手ぶらで移動しながら、会社を経営している人」は「日本でほぼいない」ということ。ミニマリストと言われている人ですら、「リュックを持つ」し、「手ぶら旅行」といえども、せいぜい1泊2日程度だ。

日本で一番、身軽に全国各地を移動しながら、仕事もガッツリこなしている人は僕だけかもしれない。だからこそ「身につけられる」という意味の “wearable” ウェアラブル アイテム集を作る。「手ぶらで移動する」経営者が教える身につけられるアイテムを紹介する本をつくった。

4 時代のちょっと先をいく本をつくる

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僕がサラリーマン時代、高城剛さんのライフパッキングを読んで憧れた。「最先端な生き方する人だな」「こんな少ない荷物だけで移動して生活したい」と思っていた。

あれから数年経ったいま、僕も「移動生活」ができるようになった。ミニマリストにもなり、厳選された持ち物だけで移動生活している。会社員だったころ、「最先端」だと思った生き方が今では当たり前になっている。

だからこそ、よりクセの強い「身につけるアイテム」だけをまとめた「ちょっと先の未来」が見えるような本をつくりたいと思っている。「今見ると最先端」だけど、5年後見ると「当たり前」になっている、そんな未来の本をつくる。

5 これからの時代の「何でも屋」

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これまであらゆることに挑戦してきた。今年の夏は海に潜ってサバイバル合宿をしたり、最近では山にこもって狩猟体験をしている。ブログやウェブ制作やライティング、ポータルサイトの運営など、ウェブで完結できる仕事をしながら「何でも屋」としてあらゆることに挑んでいる。

「何でも屋」だったからこそ「スキル」を溜め込んでこれた。Kindleのデザインや執筆、雑誌に掲載するための写真撮影、照明の当てかたなど、「何でも自分で」できている。

何でも屋は、何でも自分でできるようになれるのが強さだ。何でも挑戦しながら、あらゆる「点」をつくり、その点を「線」でつなぐようにストーリーをつくると、その人の「キャラ」ができると考えている。

6 オリジナルアイテムをつくるチラシ

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このKindleを試しにつくりながら、最終的にやりたいことがある。それがオリジナルアイテムづくりだ。Kindleで「アイテム雑誌」をつくった先に、オリジナルアイテムを作り込んでいく。要するに、Kindleはオリジナルアイテムの「宣伝」の役割があるチラシだ。

昔ながらのパンフレットと同じ要領で、自分が作るアイテムを宣伝する場所を広げていく。そのためには、まず、Kindleをいい感じに作り込んで、それと同時並行して自分のアイテムをつくっていく予定。

無料で何でもできる時代だ。あとは興味のある分野にどんどん挑戦するだけで先が見えてくる。

ついに出版

Kindleでアイテム本