【安い】月5万で暮らせる国はどこ?費用がかからず移住しやすい5つの都市
月5万円で暮らそう。物価が安く生活がしやすい場所に住もう。
今回は実際に安く生活ができる都市を回ってみた。費用感や体験談をまとめる。
経済的自由を目指した結果 |
自由を目指した結果 自由な生活を求めて仕事に明け暮れた結果、20代でFIREできるまでの資産となった。ただ、現実は幸福なわけでもなく、実際は後悔することもあった。 FIRE生活のその後の現実と後悔をまとめた本「経済的自由 FIRE その後の現実と後悔 20代でサイドFIRE資産1億円となった成功と失敗」をAmazonで販売中。Kindle Unlimitedでは無料で読める。 リンク |
あわせて読みたい本 |
荷物を背負う時代から身につける時代へ 着るバックを使った手ぶらアイテムをまとめた本「ウェアラブルギア」をKindleで出版した。「1週間の旅行も手ぶら」で行く筆者が作った「身につけるアイテムまとめ」。より最新のサービスやアイテムを知りたい方は、ぜひ読んで欲しい。Kindle Unlimitedでは無料。 ▷ ウェアラブルギア リンク |
日本よりも物価が安い国はある?
世界的に物価が上昇している。昔は「5万円あれば悠々自適に暮らせる」くらい「日本より物価が安い国」はたくさんあった。
いまや「日本よりも」他国が経済成長し、「日本円よりも」他国の通貨の価値も上がった。結果、日本よりも物価が安かった国々は、もはや「日本と物価は同じ」「日本よりも物価が高い」くらいになってしまった。
このブログでも前々から「日本がヤバい」といっていたが、いよいよ「ヤバさ」が表面化してきている。
あわせて読みたい記事 |
日本やばい |
2023年より先でも月5万円で暮らせるか?
だからこそ、今現在、「月5万円で暮らせる国」はあるのか調査している。「かつて」月5万円でくらせた国々は今、どうなっているのだろうか。
月5万円で暮らせる国 |
費用ランキング1位 フィリピン |
1 物価が安かったベトナム
ベトナムは昔から「物価が安い国」として旅人界隈では有名だった。ホーチミンやハノイなど「発展したキレイな都市」がある。都市部のキレイなエリアなら余裕で住めるレベル。
高層ビルもあるし、建設ラッシュもすごく、街のエネルギーを感じる。費用も安いものから高いものまでピンキリ。フィリピンと同等、それより安いくらいの費用感覚。
日本のコンビニや大手飲食店を見るとわかるように、技能実習生として多くのベトナム人が出稼ぎにきているくらい物価や給与に差があった。
ただ、今やその差もなくなりつつある。1ベトナムドンは2020年は0.0045円だったのが2022年には0.0060円と1.3倍も上がっている。さらにベトナムでの物価上昇を考えると、モノの値段は1.5倍程度高く感じるかもしれない。
さらに今では、日本に出稼ぎに行こうと考える人も減っている。かつて「日本で働くこと」がベトナム人のステータスになっていたのが、今では薄れている。ベトナム人労働者への差別や殺害事件も起きているなど日本への憧れは下がった。
費用感覚 |
ベトナムは安い☑︎ フィリピンと同じか少し安い |
2 フィリピンの費用も抑えられたが
フィリピンもまた月5万円で暮らせるくらい「安い国」として有名。ただし、安いモノを選べば安く住める。収入格差が広がり、生活の仕方次第ではある。
日本のように「一億総中級層」だったレベルではなく格差はある。日本人の感覚だと「みんな同じような生活」ができている。家があるのが当たり前の感覚だが、フィリピンだとプレハブ小屋で生活している人から高級マンションで生活している人まで幅が広い。
要するに、日本と同じように生活をしようと思えば、費用感は日本と同等、もしくは日本よりも費用が高い。
費用感覚 |
フィリピンは安い☑︎ フィリピンは費用が安い |
3 カンボジアは安い
カンボジアは物価が安い。フィリピンやベトナムと比べても発展度合いは少しをとる。都市はキレイなところもあるが、まだまだ舗装されていない道路も多かったり、トゥクトゥクで移動する文化も残っている。
数年前に、イオンのショッピングモールができたことから、日本人にとってはかなり生活しやすい場所になった。ただ、どの国も同様、日本と同じ生活水準を保とうと思えば、それなりの費用がかかる。
首都のプノンペンも人気だが、アンコールワットで有名なシェムリアップ。もう観光地を離れれば、物価が安い。以前であれば一泊300円の宿もあった。
費用感覚 |
カンボジアは安い☑︎ カンボジアは最も安かった |
4 インドネシア
インドネシアは物価が安い。特にバリ島はヨーロッパ圏の旅人が集まる。物価も安く生活コストもかかりづらいため、数ヶ月の中長期滞在をするノマドワーカーも多い。
インターネットスピードもそこそこ早いので、ノマドワーカーたちの聖地にもなっている。
ただし、日本からのフライトはそこそこ費用がかかる。往復のフライトで5万円以上かかれば、 1ヶ月分の生活費にもなる。行くだけで費用がかさんでしまう。
費用感覚 |
インドネシアは費用が安い☑︎ バリは費用が安い |
5 結局、日本で節約する
月5万円で生活するのであれば、もはや海外に行く必要もないのかもしれない。以前は、物価が安い国がたくさんあったが、もはや物価が上昇し、日本円の価値が下がったため、海外に行くよりも日本で「節約生活」した方が安い。
海外で生活するとなると、海外に行くためのフライト代金、新しいマンションの契約料や、日本円を換金するための為替手数料等など、あらゆる費用がかさむ。
日本で生活する分には、生活保護や、失業保険などのあらゆる支援を使いながら、これまでの地縁や知り合いに協力してもらえば、それなりの生活ができる。
費用感覚 |
結局日本が安い☑︎ そもそも物価が安い |
日本で月5万円生活するポイ活
いまやタダ活やポイ活のような「デジタル節約」が当たり前になった。新しい最新のサービスや、クレジットカードやフィンテックを使って「ポイントを貯めて生活」の足しにするライフハックもある。
例えば、2023年3月にスタートした三井住友銀行が提供する「Olive」のサービスでは、最大15%還元されるなど各社のポイント合戦が繰り広げられている。
要するに「常に15%割引で買い物できる」ようなモノ。買い物するたびに割引されていると考えればコスパのよさがわかる。ただし、還元率が適用されるのは、特定のショップ並み。すべてのショップで適応されないのが難点。
三井住友のオリーブフレキシブルカードはポイ活業界で話題になるほど沸騰しているので試す価値はある。
もはや月5万円で生活する最適国は「日本」だろう。