【仕事の絶望を切り替える4つの方法】失敗ミスから立ち直った体験談

「失敗したなあ」「ミスしたなあ」と思ったときこそやるべきこと。失敗したときやミスをした時に使える対策。体験談やエビデンスをもとに失敗を乗り越える方法をまとめる。これをすればメンタルを強くすれば立ち直りも早くなる。

1 結局、やってしまったことは戻らない

結局、失敗したことはもとには戻らない。「あのときあれすればよかった」「失敗しないためにあれ準備しておけばよかった」と後悔したところで「過去」は変わらない。「失敗は失敗」「過去は変わらない」と頭に強くイメージすると「立ち直り」ができる。

結局、やってしまった失敗やミスは早々に「立ち直る」しかない。うじうじ引きずったところでもとに戻らないからこそ、即行動するのが得策だ。

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失敗した、ミスした時点で行動するしかない。要するに、気づいた時点でリカバリーすれば失敗やミスは広がらない。どれだけ準備しても、あらゆるシュミレーションをしたとしても「失敗」や「ミス」は起こるものだ。だからこそ、ミスが起きた時にどう動くかが大切だ。

2 失敗すると分かっているから対策する

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失敗は起きるものだ。だからこそ「失敗を楽しめるメンタル」を持つことはかなり使える。失敗して立ち直れないと考えていても時間がもったいないだけだ。人間誰しもが失敗するからこそ、その失敗を楽しめるメンタルを持てば上出来だ。

人は失敗する生き物にも関わらず、世の中は失敗を許してくれない。ここが矛盾しているところ。失敗すると分かっているにも関わらず、「失敗が悪」になっている。

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特に社会人として会社勤めすると顕著だ。営業で失敗したり事務作業でミスしたりと責任を問われる。ここがムダな部分。人間がする仕事は失敗することが想定内であるにも関わらず、上司に怒られたり、怒鳴られたりするわけだ。

「99%失敗する構造なのに、失敗しないための対策がほとんどされない」のが現状だ。人が行動すれば必ずどこかでミスは起こる。99%失敗すると分かっているからこそ、ミスへの対策が必要だ。

3 失敗の対策

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失敗すると分かっているからこそ、失敗しない仕組み作りが必要だ。人は99%ミスをするからこそ、「システム化」するわけだ。ロボットにやってもらえば100%失敗しないこともできる。

ロボットにやってもらう、自動計算してもらうなどのシステム化を「テクノロジー化」と言われたりする。今の時代は、ちょっと進んで、失敗しないためのデータを集めてより正確にテクノロジー化する「DX」なんていわれたりもする。

要するに、人は失敗するからこそ、新たなテクノロジーでカバーしているわけだ。人は99%ミスをする。ただ、テクノロジーを使いこなせばミスが減る。

人は99%ミスをする

【Future Report】失敗しない仕組み作りが必要

☑︎ ロボットにやってもらう
☑︎ エクセルで自動計算する
☑︎ ウェブで管理する
☑︎ botを作って自動化する
☑︎ AIでシステム化する

4 失敗を楽しめるメンタルは強い

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ただし、テクノロジーやDXが進んでも、人はミスをする。人が関わる部分では必ず失敗が起こる。だからこそ、最終的に重要なのが「メンタル」だ。失敗を楽しめるメンタルがあれば強い。

ベストセラー作家の橘玲さんは自署スピリチュアルズ 「わたし」の謎で「メンタルが強い人」の違いを「脳波の興奮」に元づいて「外向的・内向的な性格」として分かりやすく説明されている。

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『すでに1970年代に、大脳皮質の活動を脳電図で計測した心理学者のアンソニー・ゲイルは、外向的なひとの脳波は興奮が足りない傾向があり、内向的なひとの脳波は興奮しすぎる傾向があることに気づいた。』とあるように、脳波を刺激する興奮が足りない人が外向的で、興奮しすぎる人が内向的な傾向があるという発見だ。外向的な人は刺激を求めて動く。内向的な人は日常で刺激があるから安定を求めるのかもしれない。

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また『外向的な個体は覚醒度を上げようとして刺激に向かって進んでいくから、食べ物や生殖の相手を獲得するなど目的を実現する可能性が高まるが、エネルギーの消耗も激しい。それに対して内向的な個体は、強い刺激を避けようとするからエネルギーを保存できるが、目的を実現する機会は少なくなるだろう。』という話がある。この話を「失敗」という「刺激」に置き換えると面白い。

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要するに、失敗という脳を「刺激」する覚醒を楽しめる人ほど、食べ物や生殖相手を見つけることができる。すなわち現代でいう、仕事や結婚相手だ。失敗からくる覚醒を楽しめる人ほど、新たな仕事やベストなパートナーに出会えると読むこともできる。失敗するような興奮作用がある刺激を求められる外向的な性格になれば、仕事での成功や恋愛での成功にも強くなると思うのもありだ。

 

人は99%ミスをするから

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人は99%ミスをする。誰でも失敗をする。逆にいうと、失敗しない人はいないし、毎回1度で成功し続ける人もいない。失敗やミスの程度に違いはあれど、「人は失敗をする」という前提で考えるのがいい。

失敗するからこそ対策をする。失敗することが分かっているからこそ、失敗を楽しめるメンタルを作れば面白い。外向的な性格を身につければ、失敗という刺激が脳を覚醒させる。

もはや失敗は「経験すればするほど脳を育てる」のかもしれない。脳を刺激して覚醒させればさせるほど、刺激になれ外向的になるという見方もできそうだ。いずれにせよ、失敗はするものだからこそ、立ち直りを早く、対策をして、メンタルを改善させることが必要だ。