【事例】これから流行る韓国ブーム!次にくる2023年ビジネストレンドキーワードはコリアン
ビジネスの最前線トレンドとして話題のキーワードが「韓国」。韓国アーティストが世界で人気になっていることはもちろん、日本でも「韓国ブーム」が起こっている。
次にくるビジネストレンドをキャッチしながら、新たなビジネスの情報をインプットしよう。今回は、福岡で起こるコリアンブームを紹介する。
1 韓国ショップが爆発的に増えている
いまやアメリカをはじめ世界から注目されている韓国コンテンツ。韓国アイドルやアーティストはアメリカのBillboardでも上位になるほど人気になっている。
日本でも韓国ブームとなり、最近では韓国の美容整形やコスメ、マンガも注目されている。音楽やマンガといったアートコンテンツが「メディア」として機能し、ファングッズを販売するショップも増えている。
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2 密かな韓国ホットスポット
なかでも密かに韓国ブームが起きているのが「福岡」だ。福岡は韓国から最も近い都市。だからこそ、福岡に進出する「韓国資本」の企業が増えている。
福岡では最近、韓国資本の店が増えている。韓国料理はもちろん、グッズショップやコリアンカフェ、写真映えするデザートショップなどなど、あらゆるジャンルの店舗が作られている。
なかでもホットスポットになっているのが「福岡市中央区」だ。天神や大名、薬院や春吉では韓国資本のカフェや焼肉店がどんどん出店されている。
福岡の場合、競走文化がそこまで強くなく、韓国人にとってビジネスしやすい街なのかもしれない。韓国から日本に進出する「旗揚げ店」として、福岡を選んでいるようだ。
3 福岡で試して東京進出
福岡は「東京」へ行くよりも「韓国」へ行く方が距離が近い。福岡から大阪へいく感覚で釜山へもソウルへも行ける。
物理的に距離が近いことやコロナの影響増えた「空き店舗」に、ここぞとばかりにかなりの数の「韓国資本店」がつくられている。
日本のなかでも賃料が安く、地理的に近い福岡は、韓国資本の会社にとって、「お試し」で日本市場に参入しやすいのだ。東京にお店を展開する伏線として、福岡の店舗で「日本のマーケット」を「試す」目的もあるようだ。
4 日本の年収の方が安い
もはや日本人の年収よりも韓国人の年収が「高い」という時代になった。それだけ、日本が「安い」というわけだ。
1998年の韓国破綻を見た世代からすると、韓国は「発展途上」している国のイメージがあった。SamsungやLGのテレビやヒュンダイの車を日本の二番煎じような印象を抱く人さえいたほどだ。それが今や日本が負けているわけだ。
経済協力開発機構であるOECDの2019年の調査によると、日本人の年収は$38,617、約424万円だった。方や韓国は$42,285、約465万円と韓国人の年収の方が41万円も多いという結果になっている。
僕がアメリカにいた10年前は、まだまだ韓国人の平均賃金は「安い」印象だった。それが今では日本が「安い」時代になったわけだ。
5 日本男性アイドルの衰退
日本の衰退も韓国ブームに大きな影響を与えている。韓国アーティスト人気の背景には、日本人男性アイドルグループの相次ぐ解散が挙げられる。
ここ数年、日本の大手芸能事務所をはじめ、力を持っていた男性のアイドルグループが軒並み解散していった。この解散により、行き場を失った「男性へのアイドル熱」が新しい方向へ移っているとも言える。
どの時代の世の中でも、男性アイドルは一定数求められる。「韓国のアイドルグループ」や「最近ユーチューブの急上昇ランキングに選ばれるようなイケメンYouTuber」が補っているような図になりつつある。
今や日本でもアメリカでも韓国ポップは世界中で人気だ。それだけ韓国のアーティストプロデューサーがすごいというわけだ。韓国アイドルは世界的グループとして力をつけている。
日本はコリアンタウンになるのか?
韓国ブームの世の中。今後、福岡をはじめ、日本全国でより韓国関連のビジネストレンドが広がりそうだ。かつてアメリカやブラジルに移住した日本人が作った「ジャパンタウン」のように、世界中に「コリアンタウン」が作られていくのかもしれない。
福岡の大名が「コリアンタウン」や「コリアンストリート」と呼ばれる日も近いのかもしれない。今後、より流行るであろう韓国ブームに注視する必要がある。新しいビジネスを知るインプットとして、最先端の韓国情報を得るのはありだ。
2022年のビジネストレンド
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