日本の若者がヤバい5つの話。海外でも外国人が文字が読めなくなった時代背景

最近の日本の若者は「文字が読めない」とよく言われる。ただ、実際、海外でも同じ現象が起きている。今回は、日本人がヤバいといわれる理由をまとめた。

*参考資料:本記事は、政府統計人口動態調査内閣府男女共同参画局厚生労働省人口統計推移を参考に作成しております。
*消費者庁景品表示法に基づく表記
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1 文字が読めない若者と揶揄させる

「最近の若者は文字が読めない」と揶揄される。たしかに、昔に比べて「分厚い辞書」は使わなくなったし、「本を読まなくなった」といわれがちだ。

実際、日本で売られている本も「文字の羅列」よりも「改行や行間」、「絵やマンガ」が増えている。

内容も「薄くてわかりやすい」モノが求められている。時間にとらわれる時代だからこそ、「すぐにわかる薄さ」が求められていると言わざるをえない。

2 より文字が必要ない世界へ

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ただ、「文字が読めない」というネガティブな側面と「文字が必要ない」というポジティブな側面もある。要するに、「文字必要ない時代」になりつつあるわけだ。

時代は「文字」よりも「写真」。写真よりも「動画」という流れがある。「わかりやすさ」の観点から要約文から写真へ。写真から動画へと移っている。

大衆は動画を求めるようになった

SNSの動きから視る

☑︎ 140字の文字が流行ったTwitter
☑︎ 薄くて強いメッセージが流行ったビジネス書
☑︎ 写真が流行ったInstagram
☑︎ ロング動画が流行ったYouTube
☑︎ ショート動画が流行ったTikTok

3 本質よりもわかりやすさ

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情報発信は「本質」よりも「早さ」が求められている。発信される意味をとらえる人よりも、発信された情報を「手早く理解した気になれるコンテンツ」が「大衆に刺さるコンテンツ」だ。

もっというと、「いいね!」を獲得するなら、「わかりやすさ」が重要という話。世の中は「文章をじっくり読んで理解を深める人が少なくなった」からこそ、「より短い動画でわかった気になれるコンテンツ」が求められている。

わかった気持ちになれるショート動画

文字を大衆が求めていない

日本に限らず、世界各国ほトレンドは、より思考せずにわかった気になれる内容。

4 わかりやすい話ほど本質を見抜く力が必要

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デタラメ データ社会の嘘を見抜く』カール・T・バーグストローム、ジェヴィン・D・ウエストさんらの著書によると、『「うますぎる話──あるいは、ひどすぎる話──は、たぶんデタラメ」という経験則がある』という話がある。

うますぎる話やわかりやすい内容ほど、「薄まったモノ」はない。例えば、「1秒で1億稼ぐ方法」みたいな内容は、結果でしかない。よくよく内容を聞いてみると1秒で収入をあげられるかもしれないが、結果の前後に準備が必要だ。また億の収入をあげるとは、単なる年商で、手元に1円も残らないかもしれない。

「1秒で1億稼ぐ方法」みたいな「わかりやすい」内容ほど、デタラメな確率も高いわけだ。時代と共に「わかりやすいコンテンツ」が求められるほど、世の中に視座の低い内容の発信が増えていくことは否めない。

5 文字が読めないから嘘の情報であふれている?

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世の中は「デタラメ」や「フェイク」であふれている。『デタラメ データ社会の嘘を見抜く』の著者、カール・T・バーグストロームさんらは、『スマホはデタラメを広めるための新しい道具になった。』と述べている。たしかに、スマホを手にしてから、ニュースに触れる機会が格段に増えた。

これまで、その日のニュースは「テレビ」を見ることが当たり前だった。ただ、スマホが普及し、アプリが充実したことによって、情報に触れるポイントが増えた。誰もが見る「共通のテレビ情報」から、各人が見る「各自のスマホ情報」に変化している。

要するに個々人で違うパーソナライズされた情報に触れるようになったため、情報に「差」ができたわけだ。フェイクニュースもファクトニュースも選べるようになったわけだ。

わかりやすい情報の裏を知ろう

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結局、世の中に「わかりやすい情報」や「デタラメなうますぎる話」は増え続ける。一番の対策は自分自身で「情報の本質を得る」しかないだろう。

カール・T・バーグストローム、ジェヴィン・D・ウエストさんらデタラメを見破るためにこうすべきだと述べている。

『どこから出た情報なのかを確認する。道にキャンディが落ちていても、拾って食べたり友達と分けたりしないだろう。出所がわからない情報も同じだ。誰が投稿したのかもわからない、情報源も書いていない、そんなファクトイド(擬似事実)、統計、グラフをソーシャルメディアでシェアするのは危険なのに、私たちは平気でやっている』と。

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要は自分達で情報の本質を見抜かなければならない。今後、世の中は、「情報の本質が見抜ける人」と「上部だけの情報に踊らされる人」の格差が広がる。情報収集が多様化された時代だからこそ、ますます広がっていく。

日本の若者に限らず、「文字が読めない」という情報の本質を捉えられない人が増えている。ショート動画が流行っている時代だからこそ、情報の本質を見抜ける知恵は必要だ。

アプリを試して外国人と友達になる
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アプリなら簡単に友達ができる

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