外国人はルールを守らない4つの問題!日本人の感覚と違う海外の常識規則

「外国人はルールを守らない」「決まりが守らない」「日本人の感覚と違う」ことが多い。今回は海外との常識の違いをまとめた。

*参考資料:本記事は、政府統計人口動態調査内閣府男女共同参画局厚生労働省人口統計推移を参考に作成しております。
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外国人はルールを守らない問題

1 外国人はルールを守らない?

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「外国人はルールを守らない」「決まりが守らない」と嘆く人がいる。

例えば、日本にある外国人向けゲストハウスに行くと「トイレの使い方」が何ヶ国語も明記されているのをよく目にする。

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海外旅行が好きな人なら共感してもらえると思うが、日本のゲストハウスは「やたらとルールが多い」のに対して、海外は「全くといっていいほどルールがない」ところも多い。

チェックイン時に必要最低限のことだけ伝えられるのでスムーズでいい。

ルールの違い

日本はルールが多い

☑︎ ゴミはゴミ箱に捨てよう
☑︎ トイレはキレイに使う
☑︎ カギの施錠方法
☑︎ドライヤーを使える時間

2 日本はルールが多い国

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一方、日本にはたくさんのルールがある。法律で明記されたモノから、暗黙の了解で成り立つ空気を読む必要があるモノまで様々。

特に日本は「規律が守れる」「ルールに従える」国民性があることでも有名。例えば、『震災の時、支援物資を列を乱さず順番に受け取った

ことで海外から驚きの声があがったのもすごいところ。暗黙のルールが守れる国として評価を受けた。

3 海外は守るルールがそもそもない?

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そもそも「守るルールがない」「規律を整える習慣がない」というくらい「減らしている」。

日本人の感覚なら「書いてあるルールに従うのは当たり前」。ただ、外国人の感覚なら「ルールに書かないといけないくらい複雑なプロセスにする管理者が悪い」になる。

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そもそも、識字率が低い外国では「ルールを明記すること」自体意味がない。読めないし、理解できる母数が減る。

だからこそ「文字が読めなくても伝わるデザイン」や「読まなくても使える簡単なプロセス」が使われる。日本の家電には分厚い説明書が同封されるが、iPhoneには説明書がないのも同じこと。

日本人なら「ルールに書けば誰でも読める」感覚だが、この常識がおかしい。

日本のトイレ複雑問題

ルールの違い

☑︎ そもそも文字が読めない
☑︎ 海外に行き慣れていない
☑︎ 日本のトイレのデザインが複雑
☑︎ ウォシュレットのボタン多すぎ問題
☑︎ 流すボタンの場所が悪い

4 ルールは頭の悪い人のためにある

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世の中が頭がいい人ばかりになればルールはいらない。理由は単純でルールがなくても「察すること」ができるから。

要は、ルールは頭の悪い人のためにつくられている。「これしなさい」「あれしなさい」と決めてあれば従うだけでいい。

ルールや規律は守れる方がいい。ただ、「ルールがなぜあるのか」「なぜ空気を読む必要があるのか」の本質を理解しようとしなければ、ムダになる。ムダになるどころか、悪影響にもなってしまう。

外国人はルールを疑う

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デジタルマネー戦争』 の著者、房広治さんは「ルールの認識の違い」をこのように紹介している。

『欧米では「ルールがあるからそれに従う」というコンプライアンス一辺倒の姿勢ではなく、「ルールがあっても理不尽であれば従わない論理的根拠を提示する」という「コンプライ・オア・エクスプレイン(順守するか、順守しないのであれば説明する)」という考え方があります。』とあるように、「ルールを疑う」姿勢がある。

日本の場合「ルールはルール」「ルールに従うのが当たり前」の感覚がある。要するに『ルールは守るだけのものではなく作り出すもの』という姿勢がそもそも違う。