【ミニマリスト4つのデメリット】目指して後悔する前に知っておくべきこと
「ミニマリスト」のデメリットを紹介する。実際にミニマムに暮らしてみた結果、感じた気づきや反省をまとめる。
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ミニマリストのデメリット
ミニマリストに憧れて僕も「少ないモノで生きる」を体現している。ただ、ミニマムになりすぎた結果、「生活に支障が出る」「こだわりすぎて本質からズレること」がでてきた。
今回はデメリットをより詳しくまとめてみる。
1 心が安定してしまう
1番のデメリットは「心が安定してしまうこと」だ。少ないもので暮らせてしまうため、お金を稼ぐ必要がない。
働かなくて良い状態になってしまうため、「挑戦」もしなくなってしまう。現状に満足してしまうため、ゆったりまったり生活ができる。
その分、挑戦心を失ってしまうのがデメリットだ。
2 お金を稼ぐことと節約することへの矛盾
ミニマリストのデメリットは「お金を稼ぐこと」と「節約すること」の矛盾が生まれることだ。「少ないモノで暮らす」というコンセプトなのだが、出費も少なく、物も少なくした結果、ビジネスをする上では不利になる。
資本主義の上では、利益増大や売り上げ拡大が求められている。ただ、ミニマムな思考を身に付けて体現してしまうと「そもそも利益を上げる必要があるのか」「売り上げを拡大してどうしたいのか」という疑問が生まれてくる。
要するに、お金を稼ぐことに対する意味を考えるようになってしまい、うまく拡大することができないわけだ。ビジネスを拡大する、キャリアアップするという意味では「欲がなくなること」はデメリットにもなる。
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3 人間関係を減らそうとする
人間関係を減らそうとするのもデメリットだ。ミニマムに必要な関係だけを残そうとしすぎてしまい、大切な人間関係も削ってしまうのはもったいない。
自分の害になるような相手はミニマムにすべきだが、本当に必要な人間関係を早々に減らしてしまうのもったいない。
少なく小さくと考えすぎるのもデメリットだ。
4 思考も小さくなる
小さくシンプルに考えるのはであれば良いが、思考狭めてしまうのはもったいない。ミニマムにシンプルに本質を捉えて考える事はアリだ。
ただ、考え事の本質を捉えないまま、誤った判断をしてしまうのはもったいない。
ミニマムに考えすぎた結果思考も小さくなり、状況判断ができなくなるようなデメリットもある。
ミニマリストという言葉に縛られる
ミニマリストという言葉に縛られすぎた結果、人生を小さく小さくしすぎてしまうのはもったいない。本質を捉えながら、行きすぎないミニマリストを目指すのがありかもしれない。
要するに、大切な事は自分の人生を楽しむことだ。ミニマムに余計なことを考えすぎず、本質を捉えて生き抜くことがポイントだ。
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