2024年ティックトックの次にくるコンテンツ3選!ライブ配信?SNSショート動画切り抜き?

2024年流行っているSNSを知ろう。これから次にくるコンテンツとは何か。TikTokやYouTubeの次にくるSNSの流れをまとめた。

短くてわかりやすいコンテンツが求められている

「最近のSNSの流行り」は「わかりやすいコンテンツ」。特に「簡単にわかるモノ」が当たり前になり、「10秒でわかる」「一瞬で理解できる」コンテンツが増えてきた。

TikTokの短い動画やYouTubeのショート動画が流行るのも同じ動き。世の中は、本や文章という長くてわかりづらい発信よりも、短くてわかりやすい発信が求められている。

0 次にくる Play to Earn 時代

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今流行っているのが「プレイトゥーワン」という「遊びながら稼ぐ」コンテンツ。

ゲームが「eスポーツ」と呼ばれ職業になったり、「好きなことを仕事にする」とバズったYouTubeがあったりと、今の時代「遊びが仕事」という思考が一般的になりつつある。

中でも人気になっているのが「ゼノ」のゲームアプリ。

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ゼノは日本で最も流行っているといっても過言ではない「稼げるゲーム」。

ゲーム内でゲットしたアイテムを暗号資産と交換でき、日本円にも交換できる「稼げるゲーム」として人気だ。

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何より、まずはダウンロードしてゲームを少しでもプレイしてみるのがいい。時代に取り残されないように、まずは「試す」のがおすすめ。みんなやっているアプリだからこそ、「ゲームで稼ぐ」が当たり前の時代になってきた。

1 TikTokの次にきているライブ配信

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今、TikTokと同時にライブ配信が流行っている。YouTubeライブしかり、TikTokライブしかり、Instagramライブしかり、フォロワー数がある人たちを中心に「ライブ配信」のコンテンツが人気。

ライブは「質問形式」なので「わかりやすい」し、「だらだら何も考えずに見れる」。もっというと、「なんだかいい話がきけるかもしれない」という「損失回避」の心理が働く。

だからこそ、だらだらと見続けてしまう人が増えている様子。単純にその人のファンだからこそ、時間を共有して消費する動きが増えている。

2 長いライブ配信の切り抜き文化

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さらに「切り抜き」という文化も生まれ、長いライブ配信を「より短く」「わかりやすく」編集しなおす人も仕事になっている。

YouTubeの切り抜きをする人は、発信者と契約をして、違法切り抜きではなく公認切り抜きとして売上の数%をもらえるやりとりをするとのこと。

著作権や肖像権の権利をうまく利用したビジネスモデルとしてインフルエンサーたちのなかで流行っている。

3 違法切り抜きと公認切り抜き

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テレビの違法アップロードが問題になっているが、あれとは違う。コンテンツ主と契約しているからこそ、WIN-WINな関係ができている様子。

コンテンツを切り抜かれる主は、より短くわかりやすくまとめた動画を無料でつくってもらえる。回った再生数に応じて収益も分配してもらえる。

切り抜きをつくる編集は、ファンとして活動したり、単純にお金のためにやったりと、ちょっとした仕事になる点がいいとのこと。

有名人であればあるほど、編集者にも利益があるからこそ循環している様子。

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短いコンテンツと長いコンテンツの二極化理由

なぜ、「短いコンテンツ」のショート動画と、「長いコンテンツ」のライブ配信の二極化が起きているのだろうか。

1 社会人は時間がない

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「わかりやすいコンテンツ」がSNSで消費されている理由の一つは、時間のなさ。

社会人は労働に時間が割かれる構造であるため「時間がない人」が多い。「時間がない」からこそ、世の中は、「わかりやすい」「秒で理解できる」ような「時短コンテンツ」に需要がある。

要するに難しい文章や長くて読みにくい本は、読む時間がない。読む時間も習慣もないから、わからない。という時代の移り変わり。

2 「読解力と時間がない人」と「理解力のある時間がある人」の分離

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残念なことに、世の中はより「読解力と時間がない人」と「理解力のある時間がある人」の分離が生まれている。

言い方を変えれば、「わかりやすいコンテンツで知らず知らずのうちに養分にされている人」と「わかりやすいコンテンツを発信して人をコントロールできる人」の分断だ。

世の中の貧困層と富裕層の格差が問題になっているのと同じように、「何もできない人」と「コントロールする人」との二分が起きている。

3 できる人とできない人の具体的と抽象的

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「具体⇔抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問』の著者、細谷功さんは、分断が起きていることを「具体」と「抽象」でわかりやすく解説している。

『「脱成長は停滞でしかない」と広告や記事などは、とにかく「具体的でわかりやすく」することが求められます。 「具体派」の人はこのような川下側の価値観が全てだと信じているので、「抽象=わかりにくい=悪」というステレオタイプから抜け出すことができません。』

『実際には、世の中の仕組みを作ったり、多くの人が参加する仕組みの基本構想を作ったり、建築物のコンセプトを作ったりと、本書でいう「系」をスタートさせる人には抽象概念を操る力が必須になるのですが、このような人たちは社会の(特に抽象度が上がるほど「超」がつく)少数派になるために、こうした価値観が理解されにくいのです。』

「具体的なわかりやすいコンテンツ」を求める一般人と、「抽象的な複雑なコンテンツ」を求める知識人」との違いができている。

4 わかりにくいことにうまみがある

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「わかりやすいコンテンツ」が求められている世の中だからこそ、わかりやすいこと「以外」に目を向けるのも方法の一つ。

逆にいうと、「抽象的で複雑なコンテンツ」ほど、これから伸びる価値が詰まっている。抽象的でわかりにくい本ほど、面白い中身が詰まっている。一般の人がわかりにくいと感じるを、わかりやすく発信する側に立てばいいだけだ。

具体的でわかりやすいコンテンツが正義な世の中だからこそ、その情報を「鵜呑みにしない」姿勢が大事だ。

わかりやすいコンテンツを発信する側になる

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要するに、必要なことは「わかりやすいコンテンツ」を「受信するのではなく」「発信する側になる」だけだ。

発信する側になれば、抽象的で複雑なコンテンツを理解した上で、伝えなければならない。

わかりやすいコンテンツを鵜呑みにして搾取される一般人になるのではなく、複雑で読み込むべきコンテンツを理解して発信する側になれば面白くなる。