【外国人ががっかりする日本文化4選】ニッポンのおかしなところとは?

外国人ががっかりする日本文化をまとめてみた。実際によくある「外国人が驚くこと」を外国人の友達や口コミをみて紹介する。

*参考資料:本記事は、政府統計人口動態調査内閣府男女共同参画局厚生労働省人口統計推移を参考に作成しております。
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1 レストランに紙ナプキンがない!

海外のレストランに行くと必ずと言っていいほど紙ナプキンが置いてある。日本では、おしぼりは出てくるが紙ナプキンはそもそも置いていないというお店も多い。初めて日本に来た外国人に、「どうしておしぼりは出てくるのに紙ナプキンがないの?」と言われることはよくある。

「おしぼり文化」は日本が発祥と言われており、江戸時代にお公家さんが客人に「濡れた布」を出したのがおしぼりの原型と言われている。

汗をかきやすい高温多湿な気候とキレイ好きな日本人の気質によって、おしぼり文化は根付いたのかもしれない。

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また、最近では「日本のおしぼり文化」が海外で注目されている。例えば国際線の機内食サービスで提供される熱いおしぼりは外国人に大変人気なようだ。シンガポール航空はおもてなしとして乗客にシンガポールらしい香水を使用したおしぼりを提供している。これは、「シンガポールを思い出す香り」と「旅の記憶」をリンクさせた体感記憶をうまく活用したいい例だ。

少し話は脱線したが、このように日本にきておしぼりを体験した外国人が「このサービス、母国にもあったらいいのに」と思う人も多いようだ。また、中国にも高級料亭などではおしぼりが出てくるようだがそれは有料らしい。おしぼりを無料で提供する気遣いは日本のおもてなしの1つなのである。

2 やたらと年齢を聞かれる

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日本に来た外国人が日本の友達に初対面で年齢を聞かれて驚くことはよくある。

日本では「いっこ上」など自分と相手が何歳離れているかを確認することがある。それは日本人が敬語を使う文化があるからである。日本は「縦社会」で目上の人を敬う。だからこそ年齢を気にする必要がある。

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英語にはそのような文化がないため、「年齢を聞いてどうするの?」と思う外国人は多いようだ。ところが日本は文化的にヒエラルキー、序列を尊重する傾向がある。

敬語を使うことで単に話の内容を伝えるだけでなく、話し手との人間関係や社会関係の気持ちの在り方を表現するということもあり、日本では相手が自分とどれくらい年齢が離れてるか確認する習慣がある。

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ちなみに、英語圏の履歴書は年齢を書く欄がない。それは採用者が年齢バイアスによって志願者を判断しないようにするためだ。またアメリカでは1967年に「雇用における年齢制限禁止法」が制定されており、そのおかけが、アメリカではいたるところに年配の方が働いているのかもしれない。

日本でも原則として年齢差別は禁止されているが、厚生労働省の『募集・採用における年齢制限禁止について』の記事にもあるように『労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこと』とされている。ただ、実際には年齢による採用拒否があるように感じる。日本は比較的、年齢を気にする傾向がある。

3 時間の感覚が違う!

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よく日本に住んでいる外国人が、「日本人の友達と遊びに行くときは一週間ほど前から計画するのはなぜ?」と驚かれることがある。主に欧米では友人の間であれば当日や前日に誘うことのほうが多い。

また日本人は時間をきちんと守る国民性であるのは有名な話である。一方で、海外のバスや電車は日本ほど分単位で正確に来ないし、友人に招かれたパーティーも15分くらい遅れるのがマナーだそうだ。

また、それは「fashionably late」と呼ばれており、時間ピッタリ行くと最後の準備でホストがバタついているかもしれないパーティーなどで、言われた時間より少し遅く行くのが配慮とされるようだ。このように時間に対する配慮のしかたも国によって違うようだ。

4 広告多すぎ!

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日本に生まれ育った人には普段意識しないかもしれないが、日本はとにかく広告が多い。特に東京などの大都市は街中に広告が溢れている。

例えば、電車に乗れば脱毛、美容、英会話の広告が壁や窓、さらにドアの上やつり革にまでスペースがあるとこならどこでも広告が貼られている。

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海外の地下鉄にも広告はあるが日本よりも圧倒的に量は少ない。また日本の看板においては、文字が多いのが特徴だ。

香港など他のアジア都市にも街のなかに派手な看板はあるが、日本よりは文字は少ない。ではなぜ、日本は庭園や盆栽、借景を絶妙に入れた繊細な美的センスがあるのにこうなってしまったのだろうか?と嘆く外国人もいる。

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これをヨーロッパの都市形成と比較してみると、ヨーロッパの都市形成は計画的で、看板はデザイン性が豊かで統一感のあるものが多い。これは厳しい自然と外敵に対抗する防衛共同体として人々が都市を形成してきたことが大きな理由の1つである。

一方で日本は、温和な自然と融合し、島国として外敵に抵抗する必要もなく自然に都市が形成されたことが理由の一つである。また、明治以降の近代化における都市景観の優先度が低かったことや、日本の高い識字率、都市景観への協同感情の形成がされなかったことも原因であると考えられる。

海外で驚かれる日本文化を探してみよう

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このように、外から見た日本を知ることで、より自国を俯瞰することができるのはおもしろい。日本人の習慣は外国人からすると独特なものが多いが、それにはどれも歴史的や文化的な理由があることが分かる。

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