干し芋農家は儲かる?年収は?次にくる農業ビジネス

「農業は儲からない」「農業は薄利で意味がない」と揶揄されがちだ。ただ、やり方次第で「副業」にできる儲かる密かなトレンドブームを取材してきた。

1 干し芋ビジネストレンドがすごい

「日本一の干し芋生産量」を誇る茨城を訪れてきた。結果からいうと、実は「干し芋」は「かなり優秀」なビジネスモデルだ。

かつてアメリカではゴールドラッシュがあったように、茨城では「黄金の干し芋」がゴールドラッシュといえるほど「お金」が動いている。

面白いことに茨城県のひたちなか市を散策すると、やたらと「豪華で大きな家々」が立ち並んでいるエリアがある。田んぼに囲まれたた土地であるにもかかわらず、お金のかかった住宅が多いことに驚く。

豪華な家々からもわかるように「干し芋農家」はかなりの利益を生んでいるようだ。

あわせて読みたい記事

安く干し芋を購入する

blank

【安いおすすめ干し芋11選】美味しい国産農家やコスパいい楽天市場で買える通販箱買い取り寄せランキング

 

2 干し芋ビジネスは優秀な副業

blank

さつまいもの栽培は比較的簡単だ。なおかつ「干し芋」に加工すれば長期保存もできる。さつまいもそのものを「冷凍保存」して、干し芋を生産することもできるため、一年中生産できる。だからこそ「本業」や「副業」としても優秀。 つまり「廃棄ロス」がほとんどない。

blank

生物を扱う農業は、賞味期限によるロス率が高いが、干し芋は冷凍保存して調節することが可能だ。 さらに1パック1000円程度で取引される比較的「高単価」な食べ物でありながら、お菓子として消費されるモデルだ。また、資産を持つといわれる高齢者の人気も高いのも魅力だ。

干し芋ビジネスは優秀

副業トレンドブーム

ロス率も低く、単価も高く、消費頻度も高い。さらに資金にゆとりのある世代に人気のお菓子やプレゼントの要素もある優秀なビジネスモデルだ。

3 実際にさつまいもを栽培して判断する

blank

さつまいも栽培は簡単なのか、実際にやってみた。農地を借りて、さつまいもの苗を植えて、2021年の秋に300本ほど収穫してきた。

実際にさつまいもを栽培してみるとわかるが簡単。痩せた土地でも育ちやすく、そこそこ収穫できる。

干し芋となると、炊飯器でもつくることができ、乾燥させるだけで「味が濃縮される」。 副業として実際にやってみると簡単だ。

あわせて読みたい記事

さつまいもの魅力

blank

うまみ農園

4 干し芋のネット販売は強い

blank

全国70億円といわれる干し芋産業を学んでいる。なかでも日本一の69億円を生み出している茨城県へ行き、干し芋農家の直営店を片っ端から回っている。

干し芋は実は最新のマーケティングに強い傾向がある。「ネット販売」に強い干し芋農家がかなりある。

ブランディングがしっかりされ、予約で即完売する農家もしばしばだ。P2CやD2Cの時代だからこそ、メール登録をさせ、顧客リストから予約注文を受けている農家もある。

干し芋を学んで販売してみる

blank

今現在、僕自身、干し芋を学びながら、自分の「さつまいも農園」で販売するための準備をしている。

その土地に合った方法で、どのように「オリジナルな」干し芋を作ることができるのか。試行錯誤しながら、商品化するまで準備していく。

「干し芋が好き」という興味や趣味を仕事にしていく。

 

実際、干し芋農家は儲かるのか?

この記事を作成してから数年が経った。あれから実際に自分で干し芋を販売するために、さつまいもを毎年1トン程度栽培している。

干し芋を自作するところまできた。

干し芋は農家の中では「かなり利益率がいい」「保存もしやすい」「郵送コストも低い」と良い点が多い。

ただ、他のビジネスモデルと見劣りする部分もある。

今現在は、引き続き試行錯誤しながら干し芋を開発中。なかなか自分が販売したいと思える「最高の干し芋」ができていない。

干し芋農家は儲かるだろうが、実際、販売したい商品を作れるかがカギ。

 

なぜ、自由な生活ができるのか?

結局、干し芋は今現在は趣味として作っている。

正直なところ、時間がなければ趣味すらできない。

だからこそ、僕は経済的自由な生活を求めた。

自由を目指したその後
blank

自由を目指した結果

自由な生活を求めて仕事に明け暮れた結果、20代でFIREできるまでの資産となった。ただ、現実は幸福なわけでもなく、実際は後悔することもあった。

FIRE生活のその後の現実と後悔をまとめた本「経済的自由 FIRE その後の現実と後悔 20代でサイドFIRE資産1億円となった成功と失敗」をAmazonで販売中Kindle Unlimitedでは無料で読める。

経済的自由 FIRE その後の現実と後悔