【その後】人生ドロップアウトして学校も会社も辞めた生き方|つらいなら仕事を辞めればいい

「ドロップアウトしてもなんとかなる」話。「会社がつらいから辞める」「人生からドロップアウトする」ことをネガティヴにとらえる人も多い。側からみると、僕の人生はドロップアウトしているようにも見えなくもない。今回は自分がドロップアウトした経験をもとに、どんな生き方をしたのか考え方をまとめる。

1 学校や会社を辞めるのは人生のドロップアウトか?

会社や学校辞めることが人生のドロップアウトだと捉える人も多い。確かに何か辞めることをネガティブに思う人もいるだろう。

一昔前の「終身雇用」や「年功序列」が当たり前だった社会では、ドロップアウトは悪いことだったかもしれない。しかし今の時代は「人生経験が豊富」で「多様なスキル」を持っていなければ生き残れない。要するに、昔と今とでは間逆のスキルを求められているわけだ。

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この文章を考えながら気付いたのだが、よくよく考えてみると僕自身、「高校も一度辞めた」し、「会社も辞めた」ので「ダブルドロップアウトした人生」だ。端から見ると悲惨な人生かもしれませんが、当事者である僕自身はすごく幸せな人生だと思えている。

2016年につくった初々しい記事

2016年にこの「海外移住計画」記事を書いた

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この記事は、2016年当時、僕がまだ普通のサラリーマンだった頃に趣味で書いた記事をリライトしたもの。「海外フリーランスという働き方を確立して、海外移住をする」という気持ちを書き残している。正直、今読み返すと「何を言っているの?」と思う箇所も多々あったが、記録のために残している。恥ずかしいが、こんな中二病のような時期も「過去の自分」。

旅行が好きだった僕は、脱サラして「海外で生活すること」を目指した。これが、その時の軌跡。要するに「海外生活できる仕事をすればいい」と思ったことがきっかけ。この記事を書いてから1ヶ月単位で、やるべきことを実行して「脱サラ海外フリーランス」になった。

 

脱サラして海外移住する計画

 

2 周りの人間関係を気にしなければいい

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結局のところ結論を言えば、「周りを気にしなければいい」だけ。「自分の人生はドロップアウトしたから何もできない」「会社を辞めたら人生を終わりだ」と考えがちだが、全くそんな事はない。

日本は空気を読む文化が長けている。良いところでもあるが、逆に言うと社会のレールから外れた場合「空気を読めていない」という見られ方をする。だが、「周りからどんな風に見られるか」気にしなければ何も気にする必要はない。例え、何を言われても気にしなければいいだけだ。

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『人は同じレベルの人に対して「嫉妬する」』という話を「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」の著者ロルフ・ドベリさんは述べている。確かに「小さな子供に暴言を吐かれた」としても何も響かないが、「周りの知人や友人から苦言を呈される」と少し気分が落ち込みがちだ。

動物園にいる猿にいきなり威嚇されたとしても、「元気がいい猿だな」程度にしか思わないだろう。これと同じ思考をすればいいだけだ。

要するに、小さな子供や猿は「自分と同じレベルではない」と無意識に判断しているからこそ、「気にしない」わけだ。逆に、周りの同僚や知人からのネガティブな言葉が心に残るのは、同じレベルだと意識しているからだ。

3 スマホやSNSを気にしてしまう

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「人生ドロップアウトした」と悲観的になるのは自分だけだ。みんなさほど、あなたのことを気にしていない。「小学生のころ、あれほど毎日遊んでいた友達と学校が変われば合わなくなった」「高校で毎日顔を合わせていた奴らに卒業後会わなくなる」のと同じように、環境が変われば付き合う人も変わる。

だからこそ高校やめたり、会社を辞めたとしても人生は終わらない。気にしなければいいだけだ。ただ、今の時代であればSNSが発達している。SNSにどっぷりつかって中毒になっている人も多い。

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人は「中毒」になっている。SNSの通知がくるたびにスマホから離れられない「スマホ中毒」であったり、気持ちが優れないからとエナジードリンクやコーヒーを毎日飲んでしまう「カフェイン中毒」であったり、ちょっとしたドーパミンからくる幸せのためにお菓子やデザートを無尽蔵に食べてしまう「糖質中毒」などあらゆる「中毒」に侵されているといっても過言ではない。ドーパミンは、「もっと欲しい」と無尽蔵に欲求を強めてしまうのだ。

FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略」の著者であるベンジャミン・ハーディさんは、『こうした「文化的に受け入れられている刺激物」同士が互いを刺激し合い、そのおかげで人は常にストレスと睡眠不足に陥ってしまっている。」と述べている。

気にする時間がもったいないからこそ、SNSをやめるのも手段の一つ。せめて、通知はオフにして自分のペースで見る習慣をつけよう。

4 スマホ依存からのドロップアウトは必要

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今の時代、スマホは生きる上で欠かせないツールになっている。だからこそ依存して中毒になってしまう人も多い。「スマホを仕事に使う」のであれば必要だが、「何も生まない時間」を生産するためにダラダラ使うのはもったいない。

OPEN TO THINK~最新研究が証明した 自分の小さな枠から抜け出す思考法」の著者、ダン・ポンテクラフトさんさ「ショートメールやSNSの弊害」について本著で述べられている。『ショートメッセージやメールを送受信するたびに、人の脳では快楽物質のドーパミンが分泌される。この刺激を欲する衝動は増していくばかりで、常に携帯やパソコンを気にしながら生活していないだろうか。そして、メールやメッセージに一喜一憂してしまっている』というように、「スマホ中毒」や「スマホ依存」になりがちだ。

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「人生ドロップアウトしてしまった」と周りを気にしてしまうのも問題。さらに問題なのはスマホ依存やスマホ中毒によって、常に周りの目を「気にしすぎること」だ。無意識のうちに、気になってしまっている環境を作っているのがスマホ。だからこそ気にしないためにもスマホ依存を止めるべきだ。

 

脱サラドロップアウトしたその後

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冒頭に書いたように僕自身、学校も会社もやめたドロップアウトした人間だ。よくよく考えてみると、鎮静ドロップアウトしたからだめだと感じる人もいるかもしれない。ただ僕自身何とも思っていない。辞めたこと失敗だと1ミリも思っていない。むしろ、良い選択だった。

脱サラしてドロップアウトしたその後、フリーランスとなり個人事業主となった。そこから会社を作って代表取締役となった。会社で働く時間がもったいないと思ったのでやめただけだ。自分がやりたい仕事を自分のペースでつくり込んだ。

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エマニュエル・トッドの思考地図」の歴史家で執筆家の著者は「私の仕事の九五%は読書です(残りの五%は執筆)」と言っているように、「読書を仕事」にすることもできる時代。僕もこんな仕事がしてみたいと執筆のスキルを上げた。ブログの記事を書いたりKindleで本を出版したりと文章書くことが仕事になっている。

『脳があまりにも効率よく働いてしまう人たち、つまり出る杭にはなれない人たちからは新しいアイディアは生まれません。』と述べているように、出る杭になるようなドロップアウトの経験が必要なのかもしれない。

ドロップアウトしたからといって人生は終わらない。その後、自分がしたいことをすればいいだけだ。

100種類の副業まとめ本を出版

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あらゆる副業を実際に試した結果、その経験を「100個」まとめた本をKindleで出版した。リタイアするために副業を作る試行錯誤をし続けた。「副業アイデア100|これからの時代の個人のビジネスモデル実践集」は「これさえ見れば副業の裏側がわかる」という内容にしたつもり。Kindle Unlimitedなら無料で読めるし、なおかつ販売価格は100円にした。

手ぶらで旅行や出張をするアイテム集

Kindleでアイテム本

「手ぶら」生活が本になった。着るバックを使った手ぶらアイテムをまとめた本「ウェアラブルギア」をKindleで出版した。

 

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