【FIREして仕事を辞めた】20代ミニマリスト男が脱サラファイヤーしてセミアーリーリタイアした体験談

今、若者が「早期リタイア」を目指すことが流行りつつある。特にアメリカではミレニアム世代と呼ばれる若い人たちが、より早めに「リタイアする」動きが加速している。「リタイア」の話。脱サラした当時、独身だった頃の男の生活をまとめた。

2016年に脱サラ宣言

2016年にリタイアすることを決めた記事

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2016年に会社を辞めてアーリーリタイアして独立することを決意した。それがこの記事。今読み返すと恥ずかしさしかないが、当時の気持ちをそのままリアルに残している。もし、僕と同じようにあなたも「仕事を辞めたい」「転職したい」と考えているのなら共感してもらえるはずだ。

 

脱サラして海外移住する計画

 

 

FIRE(ファイヤー)とは?退職?仕事を辞める?

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FIREとは ”Financial Independence Retire Early” の略語だ。ざっくりいうと、早期リタイアのこと。30代から40代までに金銭的にゆとりを持って、早めに仕事を辞めて余暇を楽しむ生き方だ。

最近、40代から50代、はたまた30代も「セミリタイア」を視野に入れて「仕事をする人」が増えているそうだ。確かに、「仕事のためだけ」の人生ってあまり面白くないかもしれない。ましてや「嫌々仕事をすること」は、やっぱりもったいない。

だからこそ、30代や40代までに、生涯必要な「お金」を貯蓄仕切る。という考え方が密かに流行っている。そのかわり、20代から「猛烈に働く」イメージだ。20代でひたすら働いて「生涯年収」を稼ぎ切る働き方が増えている。

必要なお金を先に稼いでしまう

セミリタイア計画

もはや人生の半世紀をかけて仕事をする必要は無い。セミリタイアを狙いながら先にゴールしてしまうのもありだ。

1 生涯必要なお金を作りながら仕事もするサブファイヤー

さらに、現実的にファイヤーをせずとも「サイドファイヤー」として、「ちょっとずつ稼ぎながら」マイペースにリタイアする人も増えている。具体的にいうと、生涯必要な資金を貯めた後、完全にリタイアして生活するのではなく、生活に必要な月15万円程度の収入を作りつつ「アーリーリタイア」するイメージだ。

「FIRE」は生涯必要な資金を貯めて完全に仕事を辞めるイメージ。「サブFIRE」は生涯必要な資金を貯めつつ、ちょっとだけ仕事をするイメージだ。要するに、「仕事に一生を捧げる」というよりも、自分のペースで、生涯に必要なお金を計算しながら、働くという考え方が浸透している。

2 結局、どれくらいのお金を稼いだら仕事をやめられる?

結局のところ、どれくらいのお金を稼いだら仕事をやめられるのかイメージしづらい。そういう時こそ、「自分が働いた結果」どれだけの金額を稼ぐのか「予測」するのがおすすめだ。要するに、自分が将来稼ぐ推定金額をシュミレーションしてみよう。

国税庁の「民間年収調査」によると、2019年の日本の平均年収は436万円だった。一般的に、2021年の今の日本では、20歳ごろから65歳ごろまで働く。約45年働くイメージだ。仮に45年間で平均年収の436万円で働いたとすると約2億円になる。

よく生涯年収は2億円から3億円という話を聞いたことがあるが、要するにこの金額を一生かけて稼ぐわけだ。となると、この2億円を20代で稼げばあとの余生は稼ぐ必要はなくなるわけだ。

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もっというと、今の時代、フリーランスでいろいろな仕事ができる時代だ。早めにリタイアしたとしても「いくらでも仕事はできる時代」。サイドファイヤーして、生活に必要なお金程度を稼ぐことはできる。さらに自分のペースで働きながら、資産を運用して生きるのも注目されている。

意外にも気合いを入れれば、早めにリタイアして生活できるのが今の世の中だというわけだ。まずは、自分がどれくらいの金額が必要なのか計算をしてみよう。生涯年収は2億円だが、実際に生活するとなるとそこまで必要ないはず。

生涯年収は2億円

45年間働き続ける必要はない

平均年収436万円を45年間続けたとすると約2億円だ。生涯年収は、2億円といわれているように、この金額を稼いで「早期リタイア」を狙うイメージ。

3 脱サラを決意した時の話

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僕が銀行員時代だった頃の話。新卒から「地方の銀行」に勤めていた。辞めようと決めたのは入社2日目だ。この話は長くなるので割愛するが、2日目で辞める「新入社員」はどこの企業にも拾ってもらえない。「会社を逃げた弱いやつ」としてのレッテルが貼られ、どこでも働けないだろう。もっというと会社を1年未満で退職したやつは、どこに就職しても同じだと思った。

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結局、仕事を辞める人の大半は「人間関係」だ。尊敬する上司や同僚がいれば続けたくなるかもしれない。当時は、誰一人として尊敬できる人がいなかった。まして、別の会社へ転職したとして、転職先でも「合わない上司」は必ずいる。日本の縦社会に属せば、合わない人にも迎合しなければならない場面は必ずあるだろう。

だからこそ、独立しようと考えた。自分で会社を作れば全て自己責任だ。自分で自由に仕事ができる。

後悔する?会社を辞めるのはもったいない?

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4 人生を変えた仕事とは?

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入社2日目にして独立することを決意してからは、必死に情報を集めた。「独立できるビジネスモデル」を見つけなければならない。ただ、一番初めは何の知識も持っていなかった。「どうすれば1円の収入が作れるのか」「何が利益をもたらすのか」全くのゼロスタートだ。

これを読んでくださっている皆さんも「副業したい」とか「自分のビジネスを持ちたい」と思って行動されているはず。僕もゼロから始めた。まずは週末に図書館や本屋へ行って、片っ端からビジネス雑誌を読み漁った。世の中にはどんな仕事があって、どうすれば「個人事業主」になれるのか必死に探した。ネット検索もしつつ深堀する毎日だ。

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まだまだ副業がトレンドワードになっていない時期だったので、今ほどクラウドソーシングやフリーランスが一般的になっていなかった。より一般的になっていたアメリカの情報を検索しながら、「自分にもできる仕事」を探していた。

僕の人生を変えた仕事は、強いていうなら「副業」だ。副業の情報をひたすら調べて、どうすれば月20万円の収入になるのか試行錯誤を繰り返した。時にはメルカリで自分の服を断捨離したり、時には株式投資を勉強するために投資信託を調べたり、時には世界最大のオークションサイトで日本のアニメフィギュアを売ったり、自分が想像できることに片っ端からトライした。

5 結果、脱サラ早期リタイアして成功したか?

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独立して5年になった今思えば、ビジネスって「成功するまでやる」のが基本かもしれない。世の中のトレンドはなんとなく予測できても、未来をドンピシャで当てる人はいない。要するに、未来は誰にも分からない。だからこそ、「これが当たる」「これが儲かる」「これは絶対」という話はほぼないわけだ。もっというと「再現」できても時代の流れが変われば当たらないわけだ。

例えば、2021年にタピオカ屋さんを開業するとしたらどうだろう。少しは利益が残るかもしれないが、ブームはすでに下火になっている。つい2年前まであれだけの人がお店のまで並んでいたにもかかわらず、今では誰も並んでいない。「タピオカは儲かる」といろんな人が参入した結果、飽和状態になってしまった。

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要するに「ビジネスは何が当たるかわからない」。だからこそ、「挑戦し続けること」が必要だ。もっというと「当たるまで長く挑戦できること」がポイント。2021年はタピオカ屋さんが下火になるかもしれない。ただ、2022年は外国人観光客が戻り、インバウンド効果でまた再熱するかもしれない。台湾のタピオカが観光客に大人気なように。

「何が当たるか」「何が成功かわからない」からこそ、常に挑戦し続けることが必要。これまで僕も多くのビジネスに挑戦しきた。その過去の100以上の挑戦をまとめたのがこの本だ。

出版した個人のビジネスモデル集

副業を片っ端から試す

 

 

 FIRE目指すのもあり!

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早期リタイアに挑戦するのも面白い。というわけで、僕の2021年は「アーリーリタイア」を目指したくなってきた。正直、仕事を辞める気はないが、「リタイアする」という目標を掲げて挑戦するのは面白い。

僕の場合、福岡でコスパいい暮らしをしながら「月8万円生活」や田舎の島での「サバイバル生活」で「清貧生活」を実践済だ。もはや月の生活費をほぼかけることなく暮らすことができる。

なので次は、「生涯年収の2億円」にする挑戦をして、リタイア目指す「物語」を発信するのは面白そうだ。おそらくちゃんとシュミレーションすれば、2億円も必要ないはず。

まずは、サイドファイヤーとしてアーリーリタイアできるまで計画を作る。2021年も新たな挑戦にどんどんトライしていく。一緒にやりましょ。

 

2016年につくった初々しい記事

2016年にこの「海外移住計画」記事を書いた

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この記事は、2016年当時、僕がまだ普通のサラリーマンだった頃に趣味で書いた記事をリライトしたもの。「海外フリーランスという働き方を確立して、海外移住をする」という気持ちを書き残している。正直、今読み返すと「何を言っているの?」と思う箇所も多々あったが、記録のために残している。恥ずかしいが、こんな中二病のような時期も「過去の自分」。

旅行が好きだった僕は、脱サラして「海外で生活すること」を目指した。これが、その時の軌跡。要するに「海外生活できる仕事をすればいい」と思ったことがきっかけ。この記事を書いてから1ヶ月単位で、やるべきことを実行して「脱サラ海外フリーランス」になった。

 

脱サラして海外移住する計画

 

 

アーリーリタイアするための100個の副業

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100種類の副業まとめ本を出版

Kindleで副業本

あらゆる副業を実際に試した結果、その経験を「100個」まとめた本をKindleで出版した。リタイアするために副業を作る試行錯誤をし続けた。「副業アイデア100|これからの時代の個人のビジネスモデル実践集」は「これさえ見れば副業の裏側がわかる」という内容にしたつもり。Kindle Unlimitedなら無料で読めるし、なおかつ販売価格は100円にした。