ただのんびり田舎で暮らす方法!若者が脱サラして地方移住するこれからの時代の働き方

ただのんびり暮らしたい、脱サラして田舎で趣味を実益にしながら仕事したいと考えている人は多い。今回は、実際にどうやって、田舎やのんびり暮らしているのかまとめていく。田舎でも仕事がつくれる話を実例で紹介する。再現性が高いはず。

実際に「脱サラ」して田舎で仕事を探した経験からリアルな話をまとめていく。

47都道府県の日本ワーケーション

日本全国で体験事例

僕自身、「田舎でのんびり暮らす」ために、全国各地を旅した。会社を経営しながら日本全国でワーケーションを体験している。他の市町村でのワーケーション体験はこちらにまとめた。

【レビュー】日本全国47都道府県ワーケーション体験完全マップ

1 田舎と都会で仕事する面白さ

blank

最近は、田舎と都会の両方で仕事をしている。ワーケーションやリモートワークが「田舎は仕事ない」というデメリットを打ち消してくれる。シンプルに「仕事をやめて移住したい」「田舎で暮らしたい」人たちも、インターネットをつかって仕事ができればどこででもできる。

そして今週、田舎でテレワークしている様子を「テレビ取材」してもらうことが決まった。ようやく「移動生活」が世の中に浸透しつつあるのかもしれない。立て付け上は、「最先端の働き方の人」みたいな出演ができるようだが、どうなるのか楽しみだ。

今の時代は、若者が田舎に移住すると、それだけでネタになるようだ。ただただのんびり田舎で生活することを求めている人は多いものの、実際に行動できる人は少ないからだろう。まして、趣味を実益にする人はもっと少ない。だからこそ起床人材としてテレビ取材も受けることができる。

都会と田舎で仕事をする「ワーケーション」する人として、NHKの夕方のニュース特集で放送していただいた。

2 田舎移住は今後流行る?

blank

ビジネス界隈でも「地方移住」や「脱東京」という話がでるようになってきた。ただ、これは、大きな自然災害が起これば必ず巻き起こされる動きだ。

阪神大震災や東日本大地震をはじめ、大きな災害を目の当たりにして、執拗に「不安」をあおるメディアの動きにもあらわれている。

2020年6月に観測史上初めて「東京の人口が減った」というニュースが話題になっていたが、おそらく限定的だ。地方移住や田舎暮らしが見直されるのはもちろんだが、やっぱり、まだまだマイナーなのは否めない。

3 田舎暮らしで趣味を実益にする

blank

趣味を仕事にする例

田舎ののんびり暮らし

☑︎ 魚突きの趣味からテレビの取材をもらう

☑︎ゲストハウスを巡ってイベントを開催する

☑︎ウェブ制作の話をしてサイトの手伝いをする

☑︎魚つりの趣味をもとにサバイバル留学をつくる

☑︎動画編集の趣味からYouTube編集の仕事をもらう

ちょっとだけブームにあやかった田舎暮らしがボチボチでてきたものの、実際に「仕事をする」のは難しかったりする。さらに、「趣味」を仕事するとなるともっとハードルが上がる。

ただ、田舎なら「仕事」につながることがたくさんある。むしろ、IT系の仕事ができる人が少ないため、新たな仕事をつくりやすい。ワーケーションでのんびり遊びにきて、市役所の方と友達になれば、テレビ取材をいただける。島に暮らせば、補助金の話も引っ張ってきやすい。もっと友達をつくれば、魚釣りが異常に詳しい人を紹介してもらえたり、手作りパスタのプロにも出会うことができる。

ただただ田舎でのんびりしたい若者にはぴったりだ。田舎は土地が広いので、のんびり自然で遊ぶことが趣味な人には最適。どんどん趣味を増やして、バンバン仕事も増える一石二鳥だ。要するに「お金を気にせず、お金を使わず、面白いことにどんどん挑戦できる」のが、のんびり田舎暮らしのメリットだ。

4 田舎で仕事するならまだまだテレビは強い

blank

先日、会社員の人と話すことがあった。そこで話題になったのが「テレビを見ること」だ。数年前からテレビを持っていない僕からすると、もはやテレビを見ないことが当たり前だったが、一般的にはまだまだテレビが当たり前だ。「テレビを持っていないこと」を話すと、テレビすら買えないかわいそうな人だと思われた。

世間一般的には、テレビはまだまだ一般的だし、20代以上の世代は、まだまだテレビが情報源ということだ。だからこそテレビ取材の話を受けたし、「テレビにでること」は、一種の「ブランド戦略」につながるネタだ。要するに、新しいユーザへの認知活動の一つだ。

田舎で暮らせば、このテレビの力が大きくなる。「テレビに出ていた〇〇さん」というブランディングがまだまだ通用する世の中だ。「テレビに出てた」「地元で有名な雑誌に載る」ということによって、より新しい「権威性」が生まれ、田舎での仕事や信頼の獲得に一層役立つ。


結局、2回ほどNHKのニュースに取り上げていただいた。朝のニュース「おはよう日本」に出演。ワーケーションする人として、朝の6時のニュースで全国放送された。

5 わかりやすい社会的証明

blank

田舎で生活する上で、仕事を作るならテレビ出演するのはアリ。僕と同じように脱サラして、都会と田舎の両方の暮らす人も珍しくなくなってきた。ただ、実際に多拠点生活を実現している人が少ない。だからこそ、テレビ局も面白がって、リモートワークやテレワークの実情をテレビで放送してくれるようになった。

田舎の過疎地で、若者が面白いことをすれば、テレビ局が取材してくれる。それくらいの軽いハードルでテレビに出演できるのが田舎の良さだ。「テレビに出た人」というマーケティングができれば、田舎暮らしでも仕事の話をしやすくなる。

「テレビに出てる人はすごいらしい」という話は、ごく自然なことだ。心理学者のロバート・チャルディーニのいう「社会的証明」やノーベル経済学賞を受賞した行動経済学者のダニエル・カーネマンのいう「システム1」と同じ原理。

blank

「行列ができているレストランは美味しいに違いない!」という思い込みもそれだ。また「ファッションブランド」もその類で、「パリコレにでてるハイブランドだから品質が高い」と信じてしまうのも同じ。「ランボルギーニに乗ってる人=お金持ち」になるのもコレ。要するに、人は無意識に「〇〇な人は〇〇」と認識してしまう傾向がある。

よりわかりやすくて、理解しやすい「テレビ」や「行列」「ブランド服」や「高級車」によって人に与えられるイメージが変わるというわけ。

あわせて読みたい記事

大人のカッコいい趣味50選

blank

【レビュー】大人のカッコいい趣味50選完全マップ!全部やってみた

 

ただのんびり暮らすためのお金はどうする?

「会社辞めたい」「会社行きたくない」と、考える人が増えてきた。僕も「会社に行かない」と決めたのは、入社して2日目だった。僕は、今すぐにでも会社を辞めたかったが、入社してすぐに辞めたって、「スキル」も「コネ」も「独立心」さえなかった。今回は、僕がどうやって、脱サラしてフリーランスになって、地方都市を転々としながら、田舎でIT仕事をしているのか、そのアイディアの仕入れ方法をまとめる。

 

田舎暮らし移住計画を実行しよう

田舎の島暮らし移住計画
blank

 

田舎で暮らそう

自分にベストな「田舎暮らし」を見つける旅をしよう。

田舎暮らし移住計画ブログ|島暮らししたい!田舎で暮らしたい!地方移住したいフリーランスの移住準備

 

リモートの仕事を作ろう

田舎でもリモートワークできれば、どこででも仕事ができる。時代は、リモートテレワークが当たり前の世の中になる。最新サービスを使いこなして、仕事環境を整えよう。

田舎暮らに仕事は必須

blank

田舎の仕事を作ろう

自分にベストな「田舎暮らし」を見つける旅をしよう。パソコンで仕事ができるリモート環境を作ればいいだけ。テレワークできる「仕事環境」を作ろう。

【超具体的】田舎暮らしを満喫しながらWiFiでリモートテレワークで働く方法!

 

田舎で暮らしながらパソコンでIT仕事をする

都会のビジネスモデルを田舎暮らしでビジネスにする

都会で面白いと思ったサービスや商品を片っ端から試す

面白いサービスを発見したら、即試してみる。これは、国内外問わず、どこででもトライすべきことだ。流行りのサービスが、なぜここまで人気になっているのか。注目されている商品が、なぜピックアップされているのか、実際に体感する。

1海外のお洒落なカフェを田舎で作ってみる

blank

ポーランドのカフェには、お洒落な花がたくさん飾ってあった。どれも造花ではなく、生け花。ここまで大量に花が置いてあるのは、なかなかコストがかかるはず。インテリアとして備え付けるのではなく、消費していくため、維持するのが大変だろう。

日本で実現するのは、コスト面で難しいかもしれない。私がやるとすれば、「花屋」と「カフェ」をミックスした、「フラワーカフェ」だろうか。

いまある花屋は、販売に適していない。駅前によくある花屋は、露店としての収益はほとんどないはず。提携先に卸しとして定期提供している花で収益を確保しているのがほとんどだろう。

個人客ではなく、常連や提携先から利益を上げるモデルだからだ。この花屋をリノベーションして、花カフェにすべき。

フォトジェニックなカフェが流行る中、花屋が手がけるカフェだからこそ、ローコストで花屋をインテリアとして飾ることができ、かつ、ディスプレイされた花を販売することもできるはずだ。

普段、花を買わない顧客も、花のインテリアに触発されて販売が伸びるだろう。飲食店を営むための保健所の届け出がどうなるかはわからないが、フラワーを使ったカフェは、日本でも流行るはずだ。

 

2 日本を旅してアイディアを情報収集する

blank

2週間ごとに、福岡、海外、福岡、別の県と旅をしているのだが、このふらふらするスタイルは、やりたいことやアイディアがたまっていくので、かなり充実する。

旅をするように日常を過ごすことで、よりモチベーションが高まるのは人生においてもプラスでしかない。実はこの旅をする生き方をはじめてから、性格がより寛大になって、人としても一皮剥けた気がしている。

会社員時代、私は、短気だった。 上司が言っていることは、全て頭ごなしに否定したくなっていた。事実、今考えても私の上司は頭が悪い人ばかりだったが、人の価値観は生きてきたベースによって異なる。

旅をする生活を始めてから、より世界各国の人と関わることで、本当にさまざまなタイプの人と会ったおかげで、ほぼどんなタイプの人とも打ち解けられる寛大さを持てるようになった。

面白いのは、海外にもオタクのような人はいて、真面目で大人しいタイプの人もいたり、アウトゴーイングで陽気な人もいるということ。スペイン人だからみんな陽気というわけではなくて、人それぞれ違うということをシミジミと知ることができた。

「お金は経験に使う」20代はお金を自分の経験値を上げるために、どんどん投資する考え方を貫いた結果、人生が面白くなってきた。

 

3 場所を切り替えるイメージで日本を旅して田舎でたまに仕事をする

blank

最近考えているのが、日本にいるときも、旅をしている感覚で仕事をすること。要するに、旅をしている途中だと感じながら、永遠に旅をしながらノマドワークすると、アイディアがバンバン出てくるのではないかと感じるようになった。

今、福岡にいるのだが、ほぼ毎日「違うカフェ」に出歩いている。海外でノマドカフェを探し歩く感覚で、街を散策しながらカフェを回る。このスタイルが私には合っている。

先日、「わらび野」という隠れた名店にお邪魔してきた。この景色は最高だ。ここまで景色がいいカフェは初めてきた。ここではパソコンを広げて仕事はしていませんが、スマホでこの記事を書いている。

福岡でも自分の好きな仕事をしながら、面白い地を歩く。毎日違うカフェに行きながら、旅をする感覚で、仕事ができるイメージはかなり面白い。

ミニマルに暮らす方法

地方移住しながら生活コストを下げる

田舎の方が、家賃や生活コストを下げることができる。ミニマルな生活費で暮らそう。

4 田舎暮らしでも移動しながらできる仕事をする

blank

今まで私は、ノマドワークというよりも、旅と仕事を分けていた。この感覚がどことなくアマチュア。ノマドワーカーなら、日本に帰ってくることを想像させずに、仕事をしながら移動できる方が無難だ。

日本の仕事は日本でやるというのはいいが、日本で完結させずとも、海外にいながら仕事ができる方がいい。

特に、事務作業は、日本の方が高速WiFiが使えるからと、日本に帰ってすることが多かったが、この感覚をやめて、旅中にもやり終えるようにタスク管理を変えた。

田舎でも都会でも情報収集はできる

移動しながら仕事をするためのツール

なんども言うが、旅は旅、仕事は仕事と分けるのではなく、どこでも同じように仕事ができるようにするのがポイントだ。そのためにも、どこでもWiFiで完結できるように、仕事をWiFi環境でできるようにしなければならない。

 

気持ちを切り替えながら場所も変える

場所を変えるごとに気持ちを切り替える方法を使えば、この行動がアンカーになり、気持ちの切り替えがスムーズにいく。

勉強する気がないのに、机に座って、youtubeを見たり、テレビを見ながら新しいネタを探す小学生のように、集中できない環境は、即切り替えて別の場所で仕事をするようにしよう。

日本の生活でも旅をするように、場所を切り替えて、心を切り替える。この切り替えはおすすめだ

 

海外行った方が正解な人あるある

僕自身も海外に行きたい行きたいと言っていた自称社会不適合者だ。現在は会社をやめて日本を出て、海外で生活して、戻りたいときに日本に戻るという生活をしている。

日本での生活に厳しさを感じていても、海外に行ったら絶対に裕福な生活ができる人は一定数いる。

今回挙げるあるあるを見た方の中で、「なるほどこれもあるな」とか、「こういう風に思ってた」と感じた人は海外に行くべきだ。日本にずっといてはもったいない。これから挙げる10のあるあるの中で、あてはまるものが多い人は海外に行くべき。

 

都会や海外で情報収集しながら田舎で暮らそう

blank

最近私は、月に一度は海外へ出るようにしている。日本にいるだけでは、なにかと窮屈に感じることがしばしば。海外へいってリフレッシュすることも含めて、アイディアを探しにふらふらと旅をしている。要するに「海外旅行」は、「副業アイディア」の「仕入れ」だ。移動すればするほど、日本にない面白いアイディアがゴロゴロ転がっている。

月一で海外へいくメリットは、マンネリ化を抑制することにある。日本にいた場合、何かしら便利なので、その分、余暇を持て余すことがある。

急いでいない仕事ややりたいことをほったらかして、ひたすら休んでいる毎日を後から後悔することもしばしば。こうした、マンネリ化をなくすためにも、月一で海外へ行って、生活リズムをリセットさせる。海外で旅をしながら考え事をするのは、かなりおすすめだ。

実際のところ、僕は海外で、これというほど何かをしているわけではない。強いて言うなら、考え事だ。飛行機の中や、ホテルの一室など、自分一人でいる空間を作って、やりたいこと、これからやることを整理する。

行き詰まったら、外に出て異国の空気を吸う。新しいところにいって、面白いものを見て、刺激をもらって、またやりたいことに没頭する。このスタイルをここ一年ずっと続けている。

マンネリ習慣化した日本での生活を正すように、月一で海外へ行く計画を立てると、海外へ行くまでにこの仕事を終わらせようと、しっかり準備をして仕事を終えようと努力する。この過程でより生産性の上がる仕事さばきが出来てきたのかもしれない。

ノマドワーカーは海外旅行も経費として計上できる。安く、そして、経費で旅行できるこの環境を作ることが大事。