【終了】日本の自動車業界はオワコン?若者が日本を出なければならない海外移住計画

日本企業は終わった。自動車産業主働の日本はもはやオワコンだと言う人もいる。終身雇用は過去の産物となり、年功序列は経営上ムダでしかないと言われる昨今。若者が「日本はオワコン」といい、海外へ出る人も増えてきた。

1 時価総額でテスラに抜かれたトヨタ

日本のトップ企業として君臨していたトヨタ自動車がついに抜かれた。「電気自動車」「自動運転オートパイロット機能」で有名なアメリカの「テスラ」に時価総額で実質追い抜かれたという話だ。あの「スペースX」で民間宇宙開発をしているイーロン・マスクが共同創業者のテスラが、トヨタ自動車を時価総額で抜いた。

2003年7月1日に創業されたこの「テスラ」が、日本の時価総額最大で、関連従業員数ナンバーワンのトヨタを時価総額で超えたのは「時代の転換期」とも言える。「自動車は日本のお家芸」「物づくりナンバーワンの日本」と言われていた頃が、「懐かしい」感じがするようになった。「日本車」がブランドだった時代は、残念ながら、過ぎ去った過去になる。

2 世界のトレンドは「電気自動車」へ

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今や「ガソリン車」は過去のものになった。にも関わらず、日本は「ガソリン車」しか走っていない。それもそのはずで、日本のトップ企業は、ガソリン車がメイン。ガソリン車しか作れない背景がある。

現に、アメリカではテスラのモデルX、モデル3をはじめとする「EV」電気自動車が前年比40.3%増となるほど伸びに伸びている。トヨタのプリウスのようなエコカーよりも、環境に優しく、電気ステーションにいけば「無料」で急速充電できる。また、自動運転機能ではほぼ人の手を加えず運転でき、未来のクルマを思わせてくれるほどデザイン性に優れ、手にしやすい価格であることがポイントだ。

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逆に日本は、トヨタが水素で走る車、ミライを2014年11月18日に発表したが、全く普及しなかった。日本は良くも悪くも「ガソリン車」一択だ。トヨタ、日産、マツダ、ホンダなどなど、日本を牽引する企業は「自動車産業」。これからの企業を支えている下請け中小企業も沢山ある。

良くも悪くも、日本は自動車産業にかなりの比重があるという話だ。だからこそ、世界で「電気自動車」が普及しはじめても、なかなか日本には入ってこれないのかもしれない。今後、テスラをはじめとする電気自動車が日本で普及することは時間の問題だ。

3 日本はオワコンになるのか?

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「日本の〇〇はオワコンだ」と言われる前に、準備しなければならない。今後あらゆる企業の衰退が想定できる。あれだけすごかったシャープ、東芝、三洋電機をはじめとする電気メーカーも、今や海外勢に敗北・買収された。

自動車産業も日産の6,000億円以上の赤字、コロナで生産台数そのものが落ち、トヨタも落ち始めるとなると、いよいよ時代の転換期を想定せざるを得ない状況になっていく。

今後の日本はどうなっていくのか?自分たちにできることを考えながら準備しないといけない。

 

日本を出る選択肢を持つ

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これからますます「日本がオワコン」と言われる時代がくる。これは間違いなくくると断言できる。イノベーションのジレンマや歴史から紐解いても明らかだ。新しいサービスや新しいエネルギーに乗り換えられない企業は必ず衰退している。

だからこそ、僕たちは「海外にでなければならない」。単純に自分たちの身を守る必要もある。さらに、海外に出ることで、日本にない要素を日本に持ち帰ることもできる。だからこそ、今、若者は日本を出なければならない。

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