福岡のフリーランスを60人以上を集めたスタンディングパーティーを開催してみた!

フリーランスは人脈が作りにくい。ほぼ全ての仕事を「自動化」させてしまえば、人に会わずとも、仕事が完結できる。サラリーマンをしていてた僕にとって、人と会わずに仕事が完結するのは、無駄な時間が割かれずに済むので、嬉しい限りだった。だが、実際、フリーランスの期間が長くなればなるほど、人と接しない「寂しさ」を覚えるようになった。

 

フリーランスを集めたパーティーを開催した

フリーランスは、孤独との戦いでもある。自分がやりたいことをすればいいため、人と会わずとも仕事ができる。だが、結局、気の知れた仲間なんて数えるほどしかいないのが現状。これまで付き合いのあった会社員の同期や大学の同級生は、「社会適合者」の道を歩んでいるため、全く話が合わなくなった。

かつて、僕がやっていたように、会社の上司の愚痴や、給与が上がらないことへの不満、休みが取れないことのストレスを、ぶちまけるための飲み会に行っても面白くない。そんなに不満があるのなら、さっさと辞めて独立すればいい。と直接言ってあげるのだが、僕のような「社会不適合者」の話は噛み合わなかった。

よりポジティブな楽観主義者と話たい。フリーランスの友達が欲しい。そう思ったからこそ、「フリーランス」のコミュニティーを作ることにした。

 

異業種交流会ほど無駄な会はない

まず僕が始めたのが、福岡にあるイベントに参加すること。同じように一人で仕事をしていて、友達が欲しいと思っている人はたくさんいるはず。そう思った僕は、片っ端からイベントに参加して行った。

異業種交流会から、ビジネスミートアップ、越境ビジネスセミナーやウェブデザインのサロン、3Dプリンターを使ったクラブに、インターナショナルビジネスマッチングなどなど福岡で開催されていた「会」は、それなりに参加してきた。

結局、僕が感じたのは、異業種交流会は無駄だということ。特にひどかったのが、マルチ商法と言われる特商法に抵触するビジネスモデルをやっている人たちの集まるイベント。あれは最悪だった。

また異業種交流会に参加している人たちの多くは、自分の武勇伝を話したがっていた。昔、有名人と仕事しただとか、有名な芸能人と知り合いだとか、こんな大きなプロジェクトを手がけたことがあるなど、かなり胡散臭い話を平気でする。男性は、自分のことを大きく見せようとする傾向がある。話の矛盾点を詰めると、ボロが出る人が多かった。

 

参加する側ではなく招待する側になればいい

どのイベントへ行っても「パッと」しない。だったら、自分で、好きな人を集めたパーティーをすればいい。そう考えた。ウェブサイトを作るように「ペルソナ」を決めて、どんな「フリーランス」を集めて、どういった会にしたいのか。過去にどんなイベントがあって、どうすれば集客できるのか徹底分析した。

そんな経緯で、フリーランスが気軽に集まれるパーティーを開催した

 

福岡のフリーランスのハブを作る

幸い、福岡には、「フリーランス」を集めた有名な団体はなかった。それなら、僕がそのコミュニティーを作ればいい。フリーランスのコミュニティーを作って、気軽に楽しく、わいわいできる環境を提供できれば面白い化学反応が生まれるはず。

コミュニティーを作るのは、手間と時間がかかる。少しずつ、自分たちのやりたいことができるのは面白い。この面白さを求めて、自分が運営するコミュニティーを作り始めた。自分が信頼している人たちが紹介してくれる「人」は、自分がイメージする出会いたい相手であることが多い。人脈を広げるのなら、信頼する人からの紹介が一番いい。コミュニティーをつくることで、自然にいい人が集まってくる環境が作りたかった。

結果、ありがたいことにフリーランスのイベントには、福岡でありながら、60人以上の方々に集まっていただけた。イベント集客の方法が当たったのと、開催場所がよかったことよかったためだろう。目的であった、「集客」するというポイントは達成できた

福岡のフリーランスの「ハブ」をつくるべく、毎月イベントを開催している。4月はお花見をやったり、パソコンを持ち寄って、コワーキングで作業会をしたり、小さなことを少しずつ形にしている。

ただ、今のところ、このコミュニティーからは「利益」は発生していない。イベントで発生した売上も全てお店側に入る仕組み。ビジネスマンとして、こうしたコミュニティーをつくるのであれば、「ボランティア」で終わってはならない。「ボランティア」ではなく「ビジネス」をしなければ、コミュニティーは成り立たない。

2000年始めに流行った、クリスアンダーソンの「フリー」のごとく、フリーミアムでコミュニティーを提供しながら成熟させている段階。ここから収益化させていく予定。

 

1月額500円のウェブ戦略サイトをオープンする

1つは、ウェブ戦略サイトをオープンすること。これまで、脱サラしてフリーランスとなり、そこから法人化した僕が実際に一からやってきたことをまとめた「戦略サイト」をオープンする。僕がこれまで書きためていた「Abroaderマガジン」のアーカイブを、全てリライトして公開する。

「ウェブ戦略サイト」をオープンして、このコミュニティー内で共有する予定。50本以上の記事で、ステップごとにやるべきことを明確化させる戦略サイト。独立願望のある方や、自分のことを発信するツールとしてウェブサイトを持ちたい方向けの「戦略サイト」作成ステップを紹介するサイトだ。この戦略サイトにプラスして、オンラインコミュニティーを合体させる。

価格は、月額500円。しっかり学べる「ウェブ戦略サイト」を「オンラインの場」として、気軽に交流できる「オンラインコミュニティー」の毎月イベントや毎週の作業会を「オフラインの場」として提供する。オンラインの場とするウェブ戦略サイトでは、僕が得た情報を惜しみみなく公開する予定。1ドリンクの価格で、ここまで学べるのかと思ってもらえるレベルの内容をお届けできればと考えている。

 

2フリーランスのクリエイター向けスクールを福岡拠点で作る

もう1つが、フリーランスの拠点を福岡に作ること。福岡にフリーランスが集まれる「基地」を作る。シェアハウスのようなコンセプトで、ゲストハウスのような気軽なスペースを作成する。そのために、今、僕は無料でフリーランスコミュニティーを運営している。福岡にどれくらいのフリーランス人口があるのか、その中でもアクティブに交流を求めている層がどれだけいるのか。

共感してくれる人が何人いて、「拠点」を作った時に協力してくれそうな人を探す目的もある。「フリーランスのクリエイタースクール」型コワーキングスペースを作るべく、着々と進んでいる。

フリーランスのクリエイタースクールは、上記の「ウェブ戦略サイト」を学校形式で学べるスタイルを作る予定。福岡に作る拠点で実際に講義が受けられる。フリーランスのつながりのなかで、一緒に仕事をしたい人をピックして、講師になってもらう。クリエイターにターゲットを絞ったのは、より質の高い授業内容にしたいという願望。インスタグラマーやカメラマンなど動画やSNS運用に特化した人を講師として呼ぶ予定。スクール型にして、数ヶ月でしっかり学習できる仕組みを作る

「オンライン」と「オフライン」で繋がれる「オムニチャネル」として、ユーザーとの接点をあらゆるポイントで仕掛けられる「基地」を作っていく。

 

なければ作る遊びの延長線

コミュニティーづくりは、まだまだやるべきことがたくさんある。オンラインで繋がれるスペースをより活性化させたり、コミュニティー運営を手伝ってくれる仲間も欲しい。より活動的な人にリーチするためには、どんなことをすればいいのか。コミュニティー運営の成功事例や失敗事例を分析しながら、自分たちのチームに当てはめていく。

このコミュニティーづくりは、遊びの延長線から始まった。フリーランスが気軽に集まれるコミュニティーって福岡にないよね、だったら作ろうといった軽いノリ。楽しく気軽に、ないものを作ればいい。失敗すれば、その失敗を分析して、また始めればいい。PDCAはもう古い。PDR(Prep – do – review) を高速回転させて、やりたいことをする。