【後悔】福岡移住から1年|フリーランス11ヶ月目でシェアハウスに引っ越してきた6つの理由

脱サラフリーランスとして、仕事を辞めてから1年が経過した。僕の中では、たった1年前を振り返ると、なんだか感慨深い。結論を先に言えば、あの時、仕事を辞めた選択は間違えていなかった。

2016年につくった初々しい記事

2016年にこの「海外移住計画」記事を書いた

この記事は、2016年当時、僕がまだ普通のサラリーマンだった頃に趣味で書いた記事をリライトしたもの。「海外フリーランスという働き方を確立して、海外移住をする」という気持ちを書き残している。正直、今読み返すと「何を言っているの?」と思う箇所も多々あったが、記録のために残している。恥ずかしいが、こんな中二病のような時期も「過去の自分」。

旅行が好きだった僕は、脱サラして「海外で生活すること」を目指した。これが、その時の軌跡。要する「に海外生活できる仕事をすればいい」と思ったことがきっかけ。この記事を書いてから1ヶ月単位で、やるべきことを実行して「脱サラ海外フリーランス」になった。

 

脱サラして海外移住する計画

 

 

ライフパッキングミニマリストの軌跡

ついに出版

Kindleでアイテム本

ついにこのブログから「手ぶらアイテム集」として「ウェアラブルギア」を出版した。2016年から続けてきたアイテム紹介がKindle「本」として出版された。Kindle Unlimitedでは無料。Kindleでは100円で読める。

 

福岡移住から1年。

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2017年、僕はフリーランスになった。ミニマリストの引っ越しとして、2017年の4月に引っ越してから、1年が経った。この1年は、とにかく好き勝手に過ごした。実際、ほとんど仕事をした記憶はない。ただやりたいことをやりたいように、かなりわがままにやった。

もともと、仕事を辞めて、世界をまわりたかったので、アジア圏を中心に、ぐるぐると旅をした。マレーシアイタリアフィリピン香港中国タイカンボジア台湾ベトナムインドなどは、ここ1年で回った国。ただ、行ってみたいという願望で訪れた。

 

フリーランスとしての1日

 

仕事はPCで完結させる

僕の仕事は、パソコン上で全て完結する。そのため、基本的にWiFiがあればどこででも仕事ができる。このビジネスモデルは、僕のこの旅をしたい願望にフィットしていた。もちろん、国によってWiFiの速度環境は、まちまちだが、オフラインでライティングをして、オンラインでクライアントに送信するといった方法を取れば、どこででも仕事はできた。

 

フリーランスという働き方

フリーランスという働き方は、便利だ。自分がやりたいことをやりたい放題にするだけで仕事になる。自由が好きな僕にとって、ぴったりな仕事だ。やりたい時に仕事をして、やりたいことだけをピックする。

収入が減れば、それが危機感になって、仕事に熱がはいるし、生活に余裕が出来過ぎれば、仕事をしなくても生きていける。そんな、仕事をする、しないといったふわふわとした気分の中、社会不適合な感じを1年味わえたのは良かった。

 

福岡移住1年後、シェアハウスに引っ越した6つの理由

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フリーランスとして活動する幅を広げるため、最近、「シェアハウス」に引っ越してきた。率直にいって、パソコン1台で仕事が完結することに、「飽き」が出てきたからだ。ウェブサイトの制作をクラウドワークスで募集して、クライアントに納品する。ライティング依頼を受けて、依頼主にメール添付する。といった単純な仕事を続けるのに限界を感じていた。

 

1シェアハウスというコミュニティの幸福度

仕事を外注して、自分ではない誰かにやってもらうことで、生産性は上がってきた。収入も上がった。しかしながら、幸福度は上がらなかったのだ。どこかの調査でよくあるように、収入が一定量上がったあとは、幸福度は、収入に比例しなくなる。まさにその現象に僕はなっていた。仕事をしなくても生活に困らない状況になった時、自分のモチベーションが下がっていくのを感じた。

シェアハウスには、様々なタイプの人がいる。僕が引っ越してきたのは、「起業家シェアハウス」というコンセプトの家だ。文字通り、独立志向、起業思考の強い人が集まってくる。この環境によって、自分のモチベーションが上がるのではないかと考えた。

 

2マンネリ環境を変えるため

モチベーションを変化させる簡単な方法は、環境を変えること。僕は、シェアハウスという環境を選んだ。ここは、福岡でも面白いコンセプトを打ち出している。「起業家」と聞くと、意識が高いイメージを想像していたが、実は、そこまで起業家がたくさんいるようなシェアハウスではない。

むしろ、本音を言うと、起業家を目指している人は、ほぼいないようなシェアハウスにきた。この環境の変化によって、より自分が置かれている立場を認識することで、モチベーションを上げようと考えた。また、シェアハウス内にいる住民と、より楽しく面白いビジネスができればと。

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3ミニマリストはスーツケースでサクッと移動

ミニマリストになって良かったのは、「移動」が簡単なこと。シェアハウスへの引っ越しは、5分で済んだ。今回の移動は、前回と違って、より荷物が少ない状況でできた。スーツケース1つと、布団一式。

この新しい環境で、また仕事をするのも新鮮だ。今まで会えなかった人脈ができたり、面白そうな人がたくさん住んでいる。また、このシャアハウスは、福岡で最も大きい組織なので、姉妹店が3店舗ある。ふらふらとこの店舗内を移動しながら生活するのもありだ。

移動も福岡だけではない、自分の好きなところに、好きなタイミングで移動できる。「多動力」という言葉が流行ったが、今の時代は、移動できるのがポイント。パソコン一台で仕事ができ、かつ、ミニマリストとして、モノを減らせば、全国各地に移動も可能だ。

 

4シェアハウス内で仕事の共有

シェアハウス内では、起業家になりたい人は少ないものの、「今の環境」に何かしらの不満を持っている人が多い。自分を変えたい、または、より刺激のあることがしたいといった漠然とした思いを持っている方々だ。何かしたいけど、何をしたらいいかわからない。そんな方々と一緒に仕事ができる環境がある。

要するに、「エネルギー」がある人にリーチできる。自分がこういうことをしたくて、手伝って欲しい。という提案をすれば、何かしら手助けをしてくれる人もたくさんいるのだ。僕もシェアハウス内で、ライターさんを募集することができた。同じ敷地内に住んでいるので、簡単に仕事が頼めるのでありがたい。

さらに、起業家シェアハウスなので、起業している先輩経営者も入居している。税金関連の話や、助成金、補助金のスペシャリストまで、あらゆる経営の相談が気軽にできる。ここもシェアハウスのメリットだ。

 

5コンセプトハウスを作る予定

将来、僕は、シェアハウスのようなコンセプトハウスを作りたい。ゲストハウスでもいいし、シェアハウスでもいい。合宿スタイルの宿でもいいし、旅館でもいい。自分と似たような考えの人が、自然と集まるような「環境」を手がけたいと思っている。

こうしたビジネスモデルを学ぶなら、実際に施設に入って、学んだ方が早い。どういったマネタイズで、毎月いくらの家賃収入があるのか。初期費用がいくらで、どう回しているのか。オーナーやマネージャーに直接アドバイスをもらうことができる。近い未来、僕が、こうした「集まれる環境」をプロデュースするのに、ぴったりだと感じたので、シェアハウスに移ることにした。

 

6世界各国で多拠点を実現させる

2017年は、仕事を辞めて、アジアを中心に飛び回った。ただ、感じることは、世界は広く、色んな人種がいること。まだまだアジア人を下に見る国もたくさんある。自分がその地に住み着くのは簡単だが、その中で「孤立」しては、元も子もない。

世界各国で、自分が居心地のいいと感じられる「環境」を作らなければならない。旅をするだけでは感じられない、現地の面白さを実感するためには、その地に住むのが早い。ただ、旅をするだけではなく、自分と価値観の似た人が、気軽に集まれる場所を、「世界各国」で作りたいと思った

Travel tips

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福岡のシェアハウスを拠点に世界を飛び回る

シェアハウスのコミュニティという環境を活かしながら、自分の仕事をこなし、ミニマルに世界を移動しながら、コンセプトハウスを作る計画を進めていく。ようやく春になった今、これからは、欧州を中心に旅をしながら、自分が移住したい国を見つけていく予定。

最近、ロシアでビジネスをしている方や、カンボジアで養鶏をされている方、オランダ移住をしている夫婦に出会ったので、また、「人」に会いにいく旅を始める予定。

 

福岡のフリーランスを60人以上を集めたスタンディングパーティーを開催してみた!

フリーランスは人脈が作りにくい。ほぼ全ての仕事を「自動化」させてしまえば、人に会わずとも、仕事が完結できる。サラリーマンをしていてた僕にとって、人と会わずに仕事が完結するのは、無駄な時間が割かれずに済むので、嬉しい限りだった。だが、実際、フリーランスの期間が長くなればなるほど、人と接しない「寂しさ」を覚えるようになった。

 

フリーランスを集めたパーティーを開催した

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フリーランスは、孤独との戦いでもある。自分がやりたいことをすればいいため、人と会わずとも仕事ができる。だが、結局、気の知れた仲間なんて数えるほどしかいないのが現状。これまで付き合いのあった会社員の同期や大学の同級生は、「社会適合者」の道を歩んでいるため、全く話が合わなくなった。

かつて、僕がやっていたように、会社の上司の愚痴や、給与が上がらないことへの不満、休みが取れないことのストレスを、ぶちまけるための飲み会に行っても面白くない。そんなに不満があるのなら、さっさと辞めて独立すればいい。と直接言ってあげるのだが、僕のような「社会不適合者」の話は噛み合わなかった。

よりポジティブな楽観主義者と話たい。フリーランスの友達が欲しい。そう思ったからこそ、「フリーランス」のコミュニティーを作ることにした。

 

異業種交流会ほど無駄な会はない

まず僕が始めたのが、福岡にあるイベントに参加すること。同じように一人で仕事をしていて、友達が欲しいと思っている人はたくさんいるはず。そう思った僕は、片っ端からイベントに参加して行った。

異業種交流会から、ビジネスミートアップ、越境ビジネスセミナーやウェブデザインのサロン、3Dプリンターを使ったクラブに、インターナショナルビジネスマッチングなどなど福岡で開催されていた「会」は、それなりに参加してきた。

結局、僕が感じたのは、異業種交流会は無駄だということ。特にひどかったのが、マルチ商法と言われる特商法に抵触するビジネスモデルをやっている人たちの集まるイベント。あれは最悪だった。

また異業種交流会に参加している人たちの多くは、自分の武勇伝を話したがっていた。昔、有名人と仕事しただとか、有名な芸能人と知り合いだとか、こんな大きなプロジェクトを手がけたことがあるなど、かなり胡散臭い話を平気でする。男性は、自分のことを大きく見せようとする傾向がある。話の矛盾点を詰めると、ボロが出る人が多かった。

 

参加する側ではなく招待する側になればいい

どのイベントへ行っても「パッと」しない。だったら、自分で、好きな人を集めたパーティーをすればいい。そう考えた。ウェブサイトを作るように「ペルソナ」を決めて、どんな「フリーランス」を集めて、どういった会にしたいのか。過去にどんなイベントがあって、どうすれば集客できるのか徹底分析した。

そんな経緯で、フリーランスが気軽に集まれるパーティーを開催した

 

福岡のフリーランスのハブを作る

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幸い、福岡には、「フリーランス」を集めた有名な団体はなかった。それなら、僕がそのコミュニティーを作ればいい。フリーランスのコミュニティーを作って、気軽に楽しく、わいわいできる環境を提供できれば面白い化学反応が生まれるはず。

コミュニティーを作るのは、手間と時間がかかる。少しずつ、自分たちのやりたいことができるのは面白い。この面白さを求めて、自分が運営するコミュニティーを作り始めた。自分が信頼している人たちが紹介してくれる「人」は、自分がイメージする出会いたい相手であることが多い。人脈を広げるのなら、信頼する人からの紹介が一番いい。コミュニティーをつくることで、自然にいい人が集まってくる環境が作りたかった。

結果、ありがたいことにフリーランスのイベントには、福岡でありながら、60人以上の方々に集まっていただけた。イベント集客の方法が当たったのと、開催場所がよかったことよかったためだろう。目的であった、「集客」するというポイントは達成できた

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福岡のフリーランスの「ハブ」をつくるべく、毎月イベントを開催している。4月はお花見をやったり、パソコンを持ち寄って、コワーキングで作業会をしたり、小さなことを少しずつ形にしている。

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ただ、今のところ、このコミュニティーからは「利益」は発生していない。イベントで発生した売上も全てお店側に入る仕組み。ビジネスマンとして、こうしたコミュニティーをつくるのであれば、「ボランティア」で終わってはならない。「ボランティア」ではなく「ビジネス」をしなければ、コミュニティーは成り立たない。

2000年始めに流行った、クリスアンダーソンの「フリー」のごとく、フリーミアムでコミュニティーを提供しながら成熟させている段階。ここから収益化させていく予定。

 

1月額500円のウェブ戦略サイトをオープンする

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1つは、ウェブ戦略サイトをオープンすること。これまで、脱サラしてフリーランスとなり、そこから法人化した僕が実際に一からやってきたことをまとめた「戦略サイト」をオープンする。僕がこれまで書きためていた「Abroaderマガジン」のアーカイブを、全てリライトして公開する。

「ウェブ戦略サイト」をオープンして、このコミュニティー内で共有する予定。50本以上の記事で、ステップごとにやるべきことを明確化させる戦略サイト。独立願望のある方や、自分のことを発信するツールとしてウェブサイトを持ちたい方向けの「戦略サイト」作成ステップを紹介するサイトだ。この戦略サイトにプラスして、オンラインコミュニティーを合体させる。

価格は、月額500円。しっかり学べる「ウェブ戦略サイト」を「オンラインの場」として、気軽に交流できる「オンラインコミュニティー」の毎月イベントや毎週の作業会を「オフラインの場」として提供する。オンラインの場とするウェブ戦略サイトでは、僕が得た情報を惜しみみなく公開する予定。1ドリンクの価格で、ここまで学べるのかと思ってもらえるレベルの内容をお届けできればと考えている。

2フリーランスのクリエイター向けスクールを福岡拠点で作る

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もう1つが、フリーランスの拠点を福岡に作ること。福岡にフリーランスが集まれる「基地」を作る。シェアハウスのようなコンセプトで、ゲストハウスのような気軽なスペースを作成する。そのために、今、僕は無料でフリーランスコミュニティーを運営している。福岡にどれくらいのフリーランス人口があるのか、その中でもアクティブに交流を求めている層がどれだけいるのか。

共感してくれる人が何人いて、「拠点」を作った時に協力してくれそうな人を探す目的もある。「フリーランスのクリエイタースクール」型コワーキングスペースを作るべく、着々と進んでいる。

フリーランスのクリエイタースクールは、上記の「ウェブ戦略サイト」を学校形式で学べるスタイルを作る予定。福岡に作る拠点で実際に講義が受けられる。フリーランスのつながりのなかで、一緒に仕事をしたい人をピックして、講師になってもらう。クリエイターにターゲットを絞ったのは、より質の高い授業内容にしたいという願望。インスタグラマーやカメラマンなど動画やSNS運用に特化した人を講師として呼ぶ予定。スクール型にして、数ヶ月でしっかり学習できる仕組みを作る

「オンライン」と「オフライン」で繋がれる「オムニチャネル」として、ユーザーとの接点をあらゆるポイントで仕掛けられる「基地」を作っていく。

 

なければ作る遊びの延長線

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コミュニティーづくりは、まだまだやるべきことがたくさんある。オンラインで繋がれるスペースをより活性化させたり、コミュニティー運営を手伝ってくれる仲間も欲しい。より活動的な人にリーチするためには、どんなことをすればいいのか。コミュニティー運営の成功事例や失敗事例を分析しながら、自分たちのチームに当てはめていく。

このコミュニティーづくりは、遊びの延長線から始まった。フリーランスが気軽に集まれるコミュニティーって福岡にないよね、だったら作ろうといった軽いノリ。楽しく気軽に、ないものを作ればいい。失敗すれば、その失敗を分析して、また始めればいい。PDCAはもう古い。PDR(Prep – do – review) を高速回転させて、やりたいことをする。

 

引っ越しも身軽にミニマルに

ミニマリストなら、引っ越しも楽。僕の場合、スーツケース1つ分の私物しか持っていない。そのため、スーツケースで移動できてしまう。ここまで軽くなれば、移動も引っ越しも簡単。もしあなたがミニマリストになりたければこちらの記事も見て欲しい。

 

荷物が多いなら業者に頼む

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荷物が多いのなら、引っ越しに時間をかける必要はない。即引っ越し業者を見つけるなら、 LIFULL引越し見積もりblank を使うのが時間短縮になる。昔と比べて、引っ越しも良心的な会社が増えてきた LIFULL引越し見積もりblank なら引っ越しの見積もりが簡単にできる。一番安い業者に頼んでサクッと引っ越しもミニマルに済ませるべき。この会社なら、キャッシュバックキャンペーンや現金還元キャンペーンをやっているこちらの会社に頼むのもあり。

 

リタイアして海外移住するために荷物を減らそう

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手ぶらで旅行や出張をするアイテム集

Kindleでアイテム本

「手ぶら」生活が本になった。要するに、必要な荷物が少なければどこでも移動できる。手ぶらアイテムをまとめた本「ウェアラブルギア」をKindleで出版した。

ついに「手ぶらで旅行するアイテム集」のKindle本を出版した。「1週間の旅行も手ぶら」で行く筆者が作った「身につけるアイテムまとめ」。これまで旅行に使い倒したサービスや商品を惜しみなくまとめている。より最新のサービスやアイテムを知りたい方は、ぜひ読んで欲しい。Kindle Unlimitedでは無料。Kindleでは100円で読める。