《深セン》ドローンを購入。中国の華強北路「電気街」で行くべき場所まとめ

最新ドローン国際展示会 2017 SHENZHEN UAV EXPOへ行ってきた僕は、その足で世界最大の「電気街」である「華強北路」を訪れた。

 

世界最大の電気街「華強北路」

今や、世界最大の規模とも電気街とも言われる中国深セン。小さな街がこれほどまで大きくなったのは、いわゆる「コピー品」の生産から始まったという。「フェイク」品を今でも大量に作っているのだが、その「スピード」と「質」は、段違い。

香港との国境付近に位置する「羅湖(ローフー)」には、いまでもブランド物のフェイクであふれている。深センは、衣類製造の街として数年前に栄えた。そして、今現在、その「製造」の分野は「電子製品」へと移り、日本の秋葉原の数倍とも言われる規模に拡大した。その中心が「華強北路(ファーチャンペ)」。

 

侮れない中国市場

未だに、中国製品をバカにする人が多いのだが、日本製品は、すでに負けている。フェイク品だらけだと揶揄する声もあるが、もともと日本も海外製品をマネて作った経緯がある。たとえば、自動車のトヨタもそう。1935年にスタートした老舗も、はじめはGMやフォード、クライスラーから、エンジン、デザインなどを「模倣」して作っている。今や世界のホンダも、海外から輸入したエンジンを自転車につけたのが始まりバイクの始まり。

アイディアは、「模倣」と「組み合わせ」。既存の優秀な製品を、徹底的に分析し、模倣する。そして、「既存のモノ」と「必要なモノ」をうまく組み合わせることで、「新しいモノ」を作っていく

 

13億人の中国市場

国内で13億人もの人がいる中国は、常に変化している。日本の10倍もの人がいれば、その分「内需」がすさまじい。これだけ人口が多ければ、GDPの成長も計り知れず、どんどん成長している。

中国では、Google、Facebook、twitterは基本的に「遮断」されている。世界中で人気のSNSは使えないのだ。検閲の意味合いもあるようだが、実際は、「内需」の成長を促しているのかもしれない

その特需が、中国国内のベンチャーを成長させた。中国最大のSNSは、” WeChat “。日本でいうLINE。このアプリを運営している「騰訊(テンセント)」は、時価総額で世界10位の超優良企業となっている。トヨタは、40位程度。

ソフトバンクの孫さんが、資金提供したことで有名な「アリババ」は、タオバオ、アリババといったマーケットプレイスで中国国内を席巻している。

昨年、シャープを買収した鴻海精密工業(フォックスコン)も深セン。iPhoneなどの巨大製造工場を建てたことでも有名。日本の電機メーカーは、深センに負けている。これが現実。

 

中国のシリコンバレーに行ってきた

なかでも中国でいま賑わっているのが「深セン」。人口は非公式で2,000万人超。中国のシリコンバレーと呼ばれる「電気街」にドローンを求めて行ってきた。一番のお目当は、ドローン最大手” DJI ” 製品を見ること。

世界のドローン業界を引っ張っているDJIは、Mavic, Phantom, spark といった大ヒットドローンを作っている会社。創業者である汪滔(フランク・ワン)が、2005年に創業した新しい企業。この聖地に行ってみたかった。

 

香港から深センへ1時間の電車

前回の記事で紹介したドローン展示会を終えた後、地下鉄を使って、「電気街」へと向かった。香港で購入したSIMが使える予定だったが、思うように使えなかった。なんせ、GoogleやFacebook、twitterが使えないため、やりにくかった。とりあえず、Google mapの情報を保存していたので、位置はなんとなく追うことができた。

香港の国境から「赤」のラインで「福田口岸駅」から電車に乗って、「緑」のラインで「華強路」へ向かう。香港から深センへは、電車が便利。2ルートあるため、好きな方を選べばいい。こちらのサイトを参考にした

 

深センで行くべき電気街スポットまとめ

・華強電子世界

・周辺

・DJI支店

ドローン国際展示会 2017 SHENZHEN UAV EXPO

一番盛り上がっているのは、このエリア。この辺りへ行くと、いたるところに「電化製品」が売られているのでわかる。

大きなビルの中に、これでもかというほどの製品が売られている。この規模には圧倒される。

 

華強電子世界

ここで一番人気なスポットが、「華強電子世界」多くの日本人がここを訪れている。「深セン」で検索すればここがヒットするくらいレビューがあげられている場所。

見渡す限り、全部電化製品。日本のアマゾンで売ってあるような製品から、最新の電化製品までさまざま。

10階すべてが製品で埋め尽くされている。やはり人気なスポット。軽く深センを歩いてみたビルの中で一番品揃えが豊富だった。

おそらくだが、この「深セン」でつくられた製品がアジア各国の「夜市」や「屋台」に出回っているのではないだろうか。アジア各国でみたことのある安い「プラグ」や「コード」の「卸市場」にきている感覚だった。

日本のAmazonやメルカリでもよくみる製品がずらりと並んでいる。

 

華強電子世界でドローンを探す

今回の旅の目的は、ドローンを購入することだった。噂によると、最新の spark でも「卸」の値段で買えるとのこと。なるほど、日本で買うより、深センで買ったほうが安いのか。と思った僕は、直接深センで買うことにした。

「華強電子世界」にもドローンを扱っているお店がいくつかあった。1Fに1箇所、2Fに2箇所、3Fに2箇所程度だろうか。ただ、どれもおもちゃのドローンが目立つ。

売ってあるものが、フェイク品にみえてしかたなかった。そう、深センでは、「模倣品」がかなりでまわっているため、どれが本物か見分けがつけにくい。

また、英語も通じないので、どういった性能でカメラがどれくらいの質でなど聞くことができなかった。僕ができるのは、値段交渉くらい。さすがは商売の街、ゆっくり製品を見る時間もなく、どんどん交渉してくる。

質問しただけで帰ろうものなら、値段を下げて、いくらなら買うかと迫ってくる。そのため、なかなかお目当の製品を見つけ出すことができなかった。

日本で人気のドローン、Dobbyもいたるところに売ってあった。値段は、お店によって異なり、2,000元から1,060元のところまであった。17,000円から32,000円程度。ただ、これが本当に動くかどうかは怪しい。買ってすぐに飛ばして見ることをおすすめする。本物かどうか、動くかどうか悩んでしまっては買えない。

「華強電子世界」には、ジンバルで有名な” Feiyutech “が入っていた。Sonyα7ⅱをジンバルに乗せたかったため、Feiyu MG Liteを狙っていたのだが、あいにく在庫切れで購入できなかった。日本だと75,000円程度だが、おじさん曰く、2,550元とのこと。45,000円で売ると言ってきた

おそらく、ここは正規品を扱っているような雰囲気がした。購入直後に目の前で、カメラをジンバルに乗せて、確かめれば良いのでフェイク品に当たることはないはず。欲しかったが、次回深セン行くときに買うことにした。

 

周辺

メインで人気の「華強電子世界」の周辺にはいたるところに、電気屋がならぶ。慣れなければ場所が把握できないと感じるほど大きかった。好きにぐるぐる回って見ることをおすすめする。北にいくにつれて、大きなビルが増えてくるイメージ。

「明通数码城」のデパート内では、フリーwifiが使え、ベンチに座れる場所があった。ここで検索をすれば、日本円でいくらで買えるのかチェックできる。ここ自体は、ファストファッション寄りのカジュアルウェアが売ってあるデパート。

「華強電子世界」から東がより細かい「電子部品」を扱うお店。その向こうのブロックには、レストラン街が軒を連ねている。

「華強電子世界」の北にある「華強北商業街」もおすすめ。高級ブランドの入っているビルが立ち並んでいる。おそらくここがメイン通りなのだろうか。奥に入れば、さまざまな電子部品や周辺機器を扱っているブースが山ほどある。

ここの奥に、Dobbyを扱っているお店があった。1,060元で17,000円程度。フェイクかどうかはわからなかった。

 

DJIの支店

「華強北商業街」付近には、DJIの支店が設けられていた。1Fに入っていた。そこには、spark、mavicといった人気のドローンが並べてある。

spark は、2,999元で50,000円程度。で売られていた。なるほど、「卸」の値段とはこのことかと思った。日本のアマゾンや公式サイトでは、65,000円で売られているため、15,000円ほど安く買える。

個人的に、spark のコントローローが欲しかったのだが、その日に売り切れたらしく在庫切れだった。DJIの視点では、香港人の男性が英語が堪能だったため、会話をすることができた。ちなみに、コントローラーは、399元で7,000円程度。公式サイトで買うよりもかなり安い。

 

国際ドローン展示会 SHENZHEN UAV EXPO

最新のドローン事情が知りたい方は、ぜひ、ドローンエキスポに行くべき。最新のドローンの展示会には、主に中国全土からさまざまなドローンが集められる。これほどまで大きなドローンの展示会は日本では開かれない。日本からのツアーも組まれているほど、物好きにはたまらないイベント。

僕も「報道員」として事前予約して参加してきた。参加したレポートはこちらに載せている。

 

最新ドローンに出会えなかった

1日かけてドローンを探し歩いたものの、zerotechが出す最新ドローンや、ラスベガスで人気になったホバードローン、話題の水中探索ドローン、レース用ドローンのような、「レア」ものに合うことができなかった。どうやら最新機器やその模倣品などは、なかなか出会えないらしい。

ただ、深センでドローンを購入するのはおすすめ。8掛けで買える、まさに「卸」の値段だった。本物か偽物かはおいておいて、「深セン」で購入することを楽しむべき。次回、深センで購入した品をまとめる。

 

深センで行くべき電気街スポットまとめ

・華強電子世界

・周辺

・DJI支店

ドローン国際展示会 2017 SHENZHEN UAV EXPO

 

日本で買えるおすすめのドローン

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