【準備】脱サラ独立開業する前にやるべき8つのこと|海外移住計画するフリーランス起業体験談

独立する前にやるべきこと。脱サラしよう。脱サラして独立開業をする前にすべきことまとめ。普通のサラリーマンが、どのようにして独立して開業するのか、個人事業主になるためには何が必要なのか。フリーランスとして起業する前にやるべきことを僕が実際にやってきたことを紹介する。また、独立後の手続きは、こちらにまとめている。

2016年につくった初々しい記事

2016年にこの「海外移住計画」記事を書いた

この記事は、2016年当時、僕がまだ普通のサラリーマンだった頃に趣味で書いた記事をリライトしたもの。「海外フリーランスという働き方を確立して、海外移住をする」という気持ちを書き残している。正直、今読み返すと「何を言っているの?」と思う箇所も多々あったが、記録のために残している。恥ずかしいが、こんな中二病のような時期も「過去の自分」。

旅行が好きだった僕は、脱サラして「海外で生活すること」を目指した。これが、その時の軌跡。要するに「海外生活できる仕事をすればいい」と思ったことがきっかけ。この記事を書いてから1ヶ月単位で、やるべきことを実行して「脱サラ海外フリーランス」になった。

 

脱サラして海外移住する計画

 

 

独立する前にやるべきこと

独立したい。そう思ったらすぐに行動に移そう。行動しながら考えよう。フリーランスとして個人事業主開業するにはいくつかのステップがある。ただ仕事をやめるだけでは、フリーターと同じ。独立するならそれなりに自分で稼ぐためのイメージをつけておく必要がある。

1 独立する前にメイン収入を確保する

blank

最も力を入れて考えるべき、収入面。独立したのちにどうやって生活するのか、そのイメージをしっかりと描こう。この計画が綿密か雑破かで未来は変わってくる。もしあなたが、計画立てて物事を進めていくタイプなら、先のことをしっかりとイメージさせよう。

未来に何が起こるか誰も断定できない。ただ、予測することが誰にでもできる。何が流行るのか、何を周りが求めているのか突き詰めた先にチャンスがある。おすすめなのが、フリーランスの求人サイトに目を通しておくことレバテックフリーランスblankへの登録は必須。現役のフリーランスが、どういった仕事をいくらで受けているのか、その相場観を知ることができる。また、フリーランスの「履歴書」の形を生で見れるのがこのサイト。登録しておいて損はない。

リスク分散を複数のビジネスで作る

ビジネスを分散させよう

収入源を確保するためにあらゆるビジネスに手をつけていった。そのアイディアまとめが副業100のアイディアまとめ。好きなことで収益をあげる方法。自分に合ったビジネスモデルを見つけよう

100個以上の副業を本にした

blank

100種類の副業まとめ本を出版

Kindleで副業本

僕があらゆる副業を実際に試した結果、その経験を「100個」まとめた本をKindleで出版した。「副業アイデア100|これからの時代の個人のビジネスモデル実践集」は「これさえ見れば副業の裏側がわかる」という内容にしたつもり。Kindle Unlimitedなら無料で読めるし、なおかつ販売価格は100円にした。

2 独立する前に身の回りの整理

blank

ゼロ知識から、ビジネスチャンスを見つけ出すのには、ある程度時間がかかる。ごく普通の銀行員だった僕は、ゼロからビジネスの知識を増やしては、試しを繰り返していった。その過程で気づいたことがある。その一つが、僕の持ち物についてだ。

今使っているモノは、生活に本当に必要なモノかどうか。安かったからと買ったゴルフバック、今年の流行に便乗して購入したジャケットなどなど、必要といえば必要だが、なくては生きていけないというものではない。僕は、浪費が激しかった。本当に必要なものだけで暮らそう。ミニマルな生活をしよう。と身の回りを整理した。脱サラフリーランスになったあと、海外へ移住する計画だったため、ひたすら断捨離をした

お客が欲しいモノを、お客が買いたい価格で提供すること」がビジネスの原理原則。不要なモノを押し売りするのは、気合いと根性の精神論ビジネスだ。99%の私物を断捨離して、6ヶ月でスーツケース1つのミニマリストになってから、本当に必要な商品、サービスとは何なのか考えるようになった。

blank

生活の見直しをしていくと、無駄な出費が目につくようになる。たとえば、月額で支払っているスマホの料金、格安SIMにすることで、料金をおさえることができる。こうした定期契約、定期購読を見直すことも必要。

blank

不要なモノを処分し、本当に必要なモノだけをもって、旅ができるようになった。1週間は10Lのバックパックで旅をする。僕は仕事をしながら旅ができるまでモノを減らすことができた。

 

手ぶらアイテム集の本を出版

blank

手ぶらで旅行や出張をするアイテム集

Kindleでアイテム本

「手ぶら」生活が本になった。着るバックを使った手ぶらアイテムをまとめた本「ウェアラブルギア」をKindleで出版した。

ついに「手ぶらで旅行するアイテム集」のKindle本を出版した。「1週間の旅行も手ぶら」で行く筆者が作った「身につけるアイテムまとめ」。これまで旅行に使い倒したサービスや商品を惜しみなくまとめている。より最新のサービスやアイテムを知りたい方は、ぜひ読んで欲しい。Kindle Unlimitedでは無料。Kindleでは100円で読める。

 

3 独立する前に住居の見直し

blank

身の回りの整理をしたら、生活水準を下げることができた。月々にかかってくる費用をおえることができた。それと同時に、モノがなくなったため、部屋が広く感じられるようになった。

大きな部屋は必要ない。根っからのホームパーティ好き以外は、自分の部屋に、それほど毎日来客はない。まして、一人暮らしとなれば、気の知れた友達くらいしか招き入れない。そうなれば、わざわざ高い家賃を払って、付加価値の高い部屋に住む必要はないと考えた。

民泊エアビーをして家賃を0円にするシェアリングミニマリスト戦略として、シェアすることで、不要な費用を見直しすることにした。世界と逆行する日本は、民泊規制を強めたため、エアビーには参入していないが、シェアハウスで生活をしている。

4 独立する前にクレジットカードの契約・更新

blank

フリーランスとなれば、社会的信用の面でサラリーマンに劣る。なぜなら、事業主は、安定していないと判断されるためだ。いままで簡単に通っていたクレジットカードの審査も、今まで通りにはいかない。この写真は、実際に僕が当時使っていたカード。カードの保有数をミニマルにすることで、どんどん意思決定の時間を減らす。無駄な時間を減らそう。

脱サラする前に、欲しいクレジットカードは全て作っておこう。オススメのクレジットカードは以下。還元率の高いクレジットであるリクルートカードと、海外旅行の保険が自動的につくエポスカードは必ず作るべき。もちろん無料。

他にも、カードローン、銀行口座、証券口座など、これを機に作っておくのがよい。おすすめ金融サービスと自分に合わなかった商品をまとめた。

クレジットカードは複数を使いこなす

無料クレジットは必ず作る

☑︎ リクルートカードblank

☑︎ エポスカードblank

5 独立する前にいざという時のカードーローン

フリーランスとして活動していく中で困るのが資金繰り。大きな仕事が入った時に、必要となる材料をお金がなければ、全く仕事ができなくなってしまう。

特に陥りがちなのが、税金。日本国民である以上、生活していく上で必ず支払わなければならない。月5万円程度のお金を国に収める。滞納して痛い目を見る前に、カードローンを組んでおくべき。

カードローンは、お金を借りる枠をつくるイメージ。銀行のATMでお金を下ろす感覚で、出金できる。お金を返す際は、ATMに入金することで完了する。いざという時のリスク回避のためにカードローンは作っておくべき。

6 独立する前に確定申告の理解する

個人事業主となれば、確定申告をしなければならない。いままで、会社でやってもらっていた年度末の確定申告を自分でできるようにする。まずは、その構造がどうなっているのか理解しておくことが必要。

個人事業主になってから考えればいいやと逃げではいけない。時間があるうちに事前に知っておくべきことだ。フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。は、フリーランスの確定申告のバイブル書。ベストセラーとなっているこの1冊読めば大抵のことは理解できる。あとの細かい部分は、ネットで検索すればよい。

 blank

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。

脱サラフリーランスの節税対策!

個人ができるタックスヘイブンを知ろう

この本はより「グローバルな節税」を解説してくれる。インターネット上に掲載されていない、かなりコアな情報がゲットできるのでおすすめ。もっと税金の勉強をしたいならこれを見てほしい。

【日本脱出】個人がタックスヘイブン節税できるのか?海外移住計画している脱サラフリーランスの税金対策おすすめの3冊

7 独立する前に独立後の税金の知識をつける

・住民税

・所得税

・国民年金

・国民健康保険

・任意保険

・自動車税

税金について知っておくことは必要。サラリーマン時代、給与から天引きされていた税金や保険関連の費用は、今後、自分で納めなければならない。その額がいくらなのか、どうすれば節税できるのか、あらかじめ計画を練っておこう。

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。には、こうした税金面も詳しく記載がある。ただ、税金はお住まいによって異なるため、実際にかかる費用は、市や県のページを確認するべき。ちなみに僕の場合、月々5万円程度支払わなければならない

8 独立する前に開業届けの準備

開業するには、開業届けを税務署に提出する必要がある。白色申告者として商いをするよりも、青色申告者として控除制度を利用した方が良い。白色、青色についても事前に調べておくべき。

freeeblankblankMFクララウド会計がフリーランス界では人気。申告は、オンラインでできる時代になった。便利な会計システムは、定額費用がかかっても導入すべき。自分で処理する手間と時間を加味すれば、費用を払って時間を節約した方が良い。

僕は、blankMFクララウド会計を使っている。総資産の管理に使用しているマネーフォワードのビジネス版が、MFクラウド会計であるためだ。マネーフォワードMFクラウド会計の互換性を考えるとこちらの組み合わせの方が使い易い。また、若干だが、freeeよりも安い。

 

✔︎ MFクラウドのポイント

・マネーフォワードと共有IDで使用可能

マネーフォワードは無料の資産管理アプリ。銀行口座、クレジットカードを登録すれば、一括で自分の資産を管理できる。

・マネーフォワードと同期すれば自動仕訳が簡単に終わる

マネーフォワードに登録しておけば、事業資金か個人資金か仕訳が楽。4月に開業する場合、他にも多くの手続きがあるため、確定申告のことなど忘れがち。マネーフォワード上に過去の取引履歴が残るため、レシートさえ残しておけば、MFクラウドで貸借の勘定を簡単に合わせることができる

マネーフォワードは無料でダウンロードできる。独立を考えている人は、今すぐにでもアプリをダウンロードすべき。申告は、1月〜12月分の勘定報告をするため、取引履歴を残すなら早めに動いた方が良い。

・MFクラウドのチャットサポート

会計システムでわからない箇所があれば、チャットで手軽に聞ける。これが便利。すぐに返事をくれるため、わからないことがあったらすぐに聞ける。ただし、仕訳の勘定科目などは、税理士に相談して欲しいと答えられる。

blank

確定申告は、ある程度財務の知識がなければできない。開業する際は、必ず通るべき道。MFクラウドマネーフォワードを使ってスムーズに終わらせるべき。

blankMFクララウド会計

 

個人事業主か?それとも会社を設立すべきか?

個人事業主として仕事をしていると、どうしても「信用度」が弱い。実は、「フリーランスをフリーター」だと思っている人も世の中にはいるくらいだ。こうした相手とのやり取りの場合、「個人事業主」よりも「会社」を設立した方が取引しやすいことが多い。

会社を設立するべきか、それともフリーランスの個人事業主として働くのかは、あなた次第だ。もし、どちらがいいか迷った方は、こちらの士業グループの方々が書かれている記事が参考になりそうだ。

会社設立するか個人事業主でいくか?メリット、デメリットとは

 

2017年に独立したその後

あわせて読みたい記事

海外移住の準備

blank

海外移住計画ブログ|日本出たい!日本脱出したい!世界を旅したいフリーランスの海外暮らし準備編

手ぶらで海外を旅行する本

blank

必要なアイテムだけを身につける時代へ

Kindleでアイテム本

結論を言えば、仕事を辞めてもなんとかなる。僕自身がどうにかなったからこそ言えることだが、ミニマルに、ミニマムに自分に必要な荷物だけを身につければいいだけ。