英文解釈教室とビジュアル英文解釈どっちがいい?実際にやって比較をした

英文解釈の有名書、英文解釈教室 改訂版そして、もうひとつ有名なのがビジュアル英文解釈。ともに著者は伊藤和夫先生。英文読解の解説本として親しまれている2冊は、初版から20年近くたった今でも良書として紹介されることがある。今回は、この2冊をやってみた違いを比較してみた。

 

どちらがいい?英文解釈教室とビジュアル英文解釈

▶︎ 英文解釈教室

 

▶︎ ビジュアル英文解釈

 

英文解釈教室

英文解釈教室 改訂版は、英文解釈の短文例題集。100字程度の短めの文を、ひとつずつ紐解いて、英文の内容を解説してくれる。現代のテキストで言えば、基礎英文解釈の技術100に似ている。

 

 

難易度は、英文解釈教室が上

難易度は、「英文解釈教室」が、「ビジュアル英文解釈」よりも上だと言われている。その理由は、より複雑な組み合わせをした文章にある。決して、文章が長いから理解がしにくいというわけではない。込み入った一文が、どのように各単語を修飾し合っているのか、どこからどこまでが主語なのか判断するのが難しい文が多い。

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ビジュアル英文解釈

対して、ビジュアル英文解釈の方は、大学入試で使われた「長文読解」を「精読」していくスタイル。この精読の解説がものすごく詳しい。この丁寧な解説が、長年愛され続けた長文読解のテキストたるゆえんだろう。

ビジュアル英文解釈は、英文解釈よりも長文が収録されている。300~500字程度の長い文を解釈していく。問題の難易度は、センター試験の英語レベル。もともと受験用の本書は、センター試験や共通一次の過去問をベースに作られている。

 

初版は1987年

30年たったいまでも良書として親しまれている。面白い本だ。少し長めの文が掲載されているのがわかるだろう。

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じっくり学ぶか、時間をかけるか選ぶべきポイント2つ

実際に、どちらがいいか。僕が2冊やってみた感覚からどちらがいいか考えてみる。

 

基礎の基礎から学ぶなら、ビジュアル英文解釈

基礎から学ぶなら、ビジュアル英文解釈をすすめる。ビジュアル英文解釈は、2冊構成。

・1冊目が中学生から高校生向け

・2冊目が大学入試向け

中学生向けといっても内容は高校生向けで難しい。ただ、基礎から学ぶ面では、必要な知識を復習できるため、使い勝手はいい。

ただ、選ぶどきに自分は基礎が完璧だと思い込まない方がいい。英会話もそうだが、基礎が成り立っていないのに応用に手を伸ばしてしまうことが、何よりも無駄な時間になってしまう。

いきなり応用にすすんで解けないと悩むよりも、一度基礎のステップを踏むことが、長期ビジョンで考えると有効だ。

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精読に自信があるなら、英文解釈教室

精読に自信がある人は、英文解釈教室にトライすべき。ポイントは、自信があること。難しい表現もすらすら読むことができるのであれば、英文教室はやりごたえがある。

このテキストに書かれた例文を解釈することができれば、たいていの英文は読解できる。

ペーパーバックにしかり、英字新聞にしかり、ネット検索でもそうだが、英語の理解度はぐっとあがってくる。このテキストだけで精読に当てる時間は、これ以降の学習で必要ないだろう。

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時間をかけずに精読をマスターするなら、英文解釈教室

英文解釈教室は、短文例題集。短いため、理解できるできないの判断が容易につく。長い文章を理解せずになんとなく読むよりも、難しい短文を瞬時に判断しながら、解説を読んでいく方が効率はいい。

とにかく時間がないなら英文解釈教室。1セクションが短いと集中力も保ちやすい。

 

時間をかけられるならビジュアル英文解釈。

じっくり時間をかけたいならビジュアル英文解釈。精読の解説テキストとして長文例題に取り組むことで、長文慣れできる。試験の過去問から構成されているビジュアル英文解釈を使って、例題を解いていくこと自体が演習となるため、テキストを仕上げるだけでそれなりの英語力がつく。

1冊目が中学生から高校生向け、2冊目が大学入試向けの文章でつくられているため、少々簡単だと感じることもあるだろうが、じっくり時間をかけて例題に取り組むことができる。2冊ある分、量をこなしたいならビジュアル英文解釈。

 

おすすめは、英文解釈教室

 個人的に推すのが、英文解釈教室

僕は、英文解釈教室派。レイアウト、英文の内容から英文解釈がストレスなく続けれたためだ。短文に集中して取り組むこと、また、解説の真下に例文が描かれているレイアウトであるため、学習がすすめやすい。

長文になるとどうしても、どの文がどの訳を示しているのか探さなければならない。一目でわかればいいのだが、昔のテキストとなればそうもいかない。

 

 iPadで読みやすくする

僕は、2冊、Part2も含めると3冊を、iPadに取り込んで学習した。文書のレイアウト面のストレスを軽減するには、iPadに取り込むことをおすすめする。どちらも初版から何十年も経っているため、中古での購入がしやすく、1円で手に入れることができた。iPadを使って、学習する方法は、下記にまとめてある。

iPadノマド勉強法!自炊で本をスキャンして、かっこよくおしゃれで効率のいい勉強をする

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精読の方法を学ぶなら、ビジュアル英文解釈も英文解釈教室も、方法論自体は同じ。要するにレイアウトの好みと文章の長さの違い。自分が学習を続けられるテキストであれば、どのテキストでも良い。

 

ビジュアル英文解釈と英文解釈の比較

・基礎の基礎から学ぶなら、ビジュアル英文解釈

・精読に自信があるなら、英文解釈教室

 

・とにかく時間がない人は、英文解釈教室

・じっくり時間をかけたい人は、ビジュアル英文解釈

 

 

 

ビジュアル英文解釈のやり方

英文の精読本として、超有名な「ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)」。良書と呼ばれるこの本は、1987年に初版が発売されている。果たして、現在、このテキストを使っても英語学習ははかどるのか考えてみた。

難易度:★★★☆☆

オススメ度:★★★☆☆

やり込み期間:35日

 

ビジュアル英文解釈は今でも使えるのか?

現在も使える

結論からいうと、僕は使えると感じた。やはり良書と言われるだけあって、コンテンツは抜群にいい。ただし、人によって使い勝手に、向き不向きがある。良書と呼ばれる本書の、メリットとデメリットなポイントをまとめてみた。

 

メリット

丁寧な解説

英文の解釈本として、長らく愛されてきたゆえんは、この解説の丁寧さにある。とにかく丁寧な解説でわかりやすい。特記すべきは、文節の解説。わざと主語や述語が把握しにくいような長い文を例に出し、どこにどの語がかかっているのか明確に解説してくれる。英語の文章がどのように修飾していくのかわかることができれば、英文読解も簡単になる。

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良質な長文

もともと、受験勉強用の教材なので、共通一次と呼ばれた、いまでいうセンター試験のようなペーパーテストで使われた問題を数多く記載してある。古い英文が多いが、それもまたアジだと捉えると面白い。1986年代の人はこのように感じていたのかと感動することもあるし、その時代のまだ昔の人が、1980年代の文化を揶揄する作品もあるなど、内容も面白くて、難解なレベルの高い文章が多い。

 

Amazonレビューでも絶賛されている

Amazonのレビューは、200件近くある。かなり古い部類の図書だが、いまだにコメント欄が埋まっていく。このテキストを愛用しする人がとても多いということだ。多くの愛用者のレビューを読んでみて欲しい。何かしら参考になるはずだ。

 

デメリット

レイアウトが古い

著書が出版されたのは、1987年であるため、本は白黒です。レイアウトも昔仕様で、長文を読んだ後に役を答えと照らし合わせるのが、少しストレスに感じることもある。

 

長文の内容が古い

初版から30年近く経っているため、内容も古めかしくなる。車の規制の話があるのだが、「道路は、もともと馬車が通るためにあった。今では車と呼ばれるモノが馬の代わりに走っている。」といった文章が出てくる。この話は、昔話の回想として出てくるのだが、あまりにも現代からかけ離れているため、内容が入ってこず、二度読みしてしまった。

 

CDがない

CDがない。本書のオーディオブックが発売されれば面白いが、今のところそのような話はない。

 

懐かしのあの良書に大人になって取り組む

これまでに二度、ビジュアル英文解釈 (Part1)Part2を読破した。一度目は、大学受験。二度目は、アメリカ留学中だ。二度、真剣に取り組むことで、より得られる知識も多くなった。ビジュアル英文解釈は今でも使える良書。似たようなテキストも発売されているが、この良書を超えるほどのテキストは、ほとんど存在しない。

 

最新テキスト・サービスを使う

最新のテキストとサービスを使って学習をしよう。はっきり言って、テキストのみを使って勉強するだけの学習は時代遅れ。スタディサプリ ENGLISHなどのアプリを使って、最高の学習環境を作ろう。英語学習の良質なサービスを使って、より早く、効率よく、自分の思い描くゴールへたどり着かせよう

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独学で英語を学ぶ

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