Forest総合英語?一億人の英文法?どちらがいいか実際にやって比較してみた。

かつて、英文法のバイブルは、「総合英語Forest」だった。有名進学校もこの文法書を使うなど、受験のバイブルとして使われてきた。しかし最近は、「一億人の英文法」を選ぶ人も増えてきた。この文法書、どちらがどういいのだろうか。

かくいう僕は、「Forest」、「一億人の英文法」ともに熟読した者。Forestは、学生時代から愛用した。一億人の英文法は、仕事で英語を必要になってから取り組んだ。実際に2冊、熟読した愛用者として、日本の英文法書で人気の2冊を比較してみた。

 

Forest と 一億人の英文法 の一番の違いは何か?

著者はネイティブかネイティブではないか

総合英語Forestと「一億人の英文法」違いは著者にある。日本人が監修しているのか、それともネイティブスピーカーとの共作かの違い。外国語を学ぶ上で、この著者の違いを抑えることはポインントになってくる。

 

 Forest

Forestは、石黒 昭博 (監修)。

Forestは、受験やペーパーテストを意識した文法の解説が多い。日本人がこのテキストを読むことを前提として書いているため、日本語から英語翻訳した時のイメージを重点に説明がされている。要は、日本人が英語を第二外国語として学ぶ視点で文法解説がなされている。

 

一億人の英文法

一億人の英文法は、共同著作で大西 泰斗 (著), ポール・マクベイ (著)が手がけている。

ネイティブスピーカーのポール・マクベイ が手がけている一億人の英文法は、ネイティブスピーカーがどのようにして英語をイメージさせているのか解説されている。実践英会話に近いイメージの解説が多い。英語を母国語とする人がどのようなイメージを頭の中で描きながら、その文法を使っているのか知ることができる。

 

一億人の英文法のポイント

 

億人の英文法3つのポイント 

・ 英語を話せるようになるための英文法

・ イラストによるわかりやすい解説

ネイティブスピーカーがどのように英文法を使っているのか

 

この3つが、一億人の英文法のおすすめポイント。一億人の英文法は、英語を話せるようになるための英文法解説書であるため、その文法がどういう状況で使うべきかイメージがしやすいようにできている

たとえば、” speak, talk, tell ” の違い。どれも日本語では、「話す」と訳されるが、ネイティブスピーカーはどのように使い分けているのか。この微妙な違いを細かくイラスト付きで解説しているのは、一億人の英文法くらい。他の文法書には、これほど詳しく記載はない。

 

一億人の英文法が優れていると言われるのは、この「わかりやすさ」にある。幼い頃から英語に触れてきた人でなければわからない、感覚で理解できる部分を、イラストで丁寧に解説してくれる。

特に、「動詞の違い」、「副詞の度合い」、「時制」、「前置詞」の解説は、日本の文法書で一番と言って良いほどイメージしやすい。いま、持っている文法書では全く理解できない、わからない人は、一億人の英文法を読んでみてほしい。その違いに驚くはずだ。

 

「副詞の度合い」、例えば、「確信の度合い」は、一億人の英文法ならでは。辞書だけではわからない、単語の意味の違いが明確にわかる。probably ならだいたい80%、maybe は50%、possibly は5%と違いを表現している。この単語の微妙な差は、独学ではわかりにくい。ネイティヴスピーカーとの共作である本書だからこその解説だ。

 

おすすめの使い方

・ 3回読み

文法書は分厚い。しかしながら、必ず読むべき。この分厚いテキストを読むのは、集中力が必要になる。ただでさえ、勉強が嫌いにもかかわらず、この厚い本を読むのは、エネルギーを使う。

僕がお勧めするのは、3回読むこと。たいていの人は、1回の読みで全てを理解しようとする。1回読むだけで理解できる人は、秀才くらい。普通の人は、この量を1度に暗記することは難しい。1度で全てを理解することをやめよう

分厚い本を読むときは、ゴールをイメージしながら読み進める。本書は、約680ページ。全6パートの18チャプターで構成されている。1日1パート読めば、6日で終えることができる。時間は30分〜1時間。全ページを6時間で1周するイメージ。

 

・1回目 本構成を理解しながら、どのパートで何を言っているのか、やんわりと理解する

・2回目 1回目で読み落とした部分を理解しながら読む

・3回目 細部を中心に細かく読み進める

・以降 わからない箇所を重点的に復習しながら読む。

 

・ 勉強は継続する必要がある

文法書は、一度読めば読んだ気になってしまう。理解をしていないのに、わかったと自己満足に陥る。これが最も無駄。何のために読むのか、著者は何を読者に伝えたいのかイメージさせながら、理解する必要がある。

一度の読みで全てを理解しようとせず、何回かに分けて読み進めることで、読んでいく回数ほど文法の理解度が増していく

 

・ わからない箇所の読み方

文法書を読み進めていくとわからない箇所が多々出てくる。ポイントは、ノートをとらないこと。ダメな人は、ここでノートにまとめようとする。この行為は全く意味がない。ノートは、復習をするためにとるもの。ただ、文法書の内容を写しても無駄。それは、勉強ではなく作業だ。

おすすめは、わからない理由を分析すること。なぜその箇所がわからないのか、わからない理由を分析することで、その対処の仕方が変わる。

 

・知らなかったからわからない

・忘れていたからわからない

・文法書に出てくる単語がわからない

・書かれている日本語がわからない

 

文法のルールを知らなかった、忘れていた場合、その箇所を何度か読み返す。3回読んでいくごとにその理解度は増していく。読みながら知らなかった箇所に印をつけるのもよい。1日の終わりに、わからなかった箇所をもう一度読み返して理解する方法もできる。回数を分けて読み返すことをおすすめする。

全く太刀打ちができないほど、この文法書が理解できない場合、中学英文法の復習をする方が早い。高校英文法は、中学英文法をベースにできている。時間がないからといって、ベースを理解していないままでは、理解が進まない。中学三年間の英文法を10時間で復習する本は1日、2日で終えることができるので復習するのにおすすめ。

▷ 中学三年間の英文法を10時間で復習する本を選んだ3つのワケ

 

単語がわからない場合、ここで初めてノートをとる。文法書に出てくる程度の単語は、覚えるべき。自分が英語を勉強する中で出会った単語は、記憶に定着しやすい。詳しいノートの作り方は、超簡単!誰でもすぐに単語を覚えられる英会話ノート英語学習法にまとめた。

 

Forestのおすすめポイント

僕が英語上達完全マップを10ヶ月やってみたを9ヶ月やった結果と現在で英語学習をした当時、Forestを使った。そのポイントをまとめていく。

 

総合英語Forest3つのポイント 

シンプルで見やすい

 文法書を辞書のように使用できる

長年受験のバイブルとして愛されてきた

 

長年、受験のバイブルとして愛用されてきた文法書は、シンプルで読みやすい。余計なイラストや解説に時間を使わず、必要な情報を必要な分だけ得られるのは、Forestの強み。

 

おすすめの使い方

・ iPad勉強

文法書は重い。この重さはどうにかならないのかと考えた末、僕は、電子化することにした。テキストを全て電子化して、iPadで自分の好きな時間に好きな教科を勉強する。500g程度のタブレットに2,000冊以上の本を詰め込んでいる。日本以外でも、海外でも英語の勉強できる。

▷ iPadノマド勉強法!自炊で本をスキャンして、かっこよくおしゃれで効率のいい勉強をする

 

1日1章、1ヶ月で終える

1日1章学習すると、全24章を24日でまわせる。理解しながらきちんと読み解くことで、会話で必要な文法をインプットできる。目次をみるとわかるが、よほどの英語の専門家を目指す以外は、これ以上の英文法を覚える必要はない。約1ヶ月で1周終える事ができるのは、英語学習の計画を立てるのが楽。

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・ 文法辞書として使う

一番のポイントは、各説明のわかりやすさ。わからなかった文法は、都度、確認していくのがよい。これまでの英語学習で、曖昧になりながらも暗記をしてきた内容をここでクリアにするべき。3周、4周は読む気持ちで、長期スパンで本書に取り組むとよい。

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結局、どっちを買う?

どのテキストを使うべきか?

あなたは文法書をどのように使う予定だろうか。受験対策として買う。英会話の勉強で使う。など、理由は様々だろう。

 

・そもそも全く英語がわからない

・とにかくわかりやすい文法書が欲しい

・英会話の勉強中でわかりにくい文法を復習したい

・急に英語が必要になったので総復習したい

 

文法書は、読み物。使い方も様々だが、要は、読み込むことで理解を深める。上記のような理由で文法書を欲しているのなら、用途別にテキストを決めるべき。

 

 英語が全くわからないなら中学英文法から

・そもそも全く英語がわからない ▶︎ 中学三年間の英文法を10時間で復習する本

全く英語がわからない場合、問題は基礎英語にある。わからなければ自分のわかる中学文法から復習するべき。僕も高校時代、基礎英語ができていると思い込んだいた。中学の内容など知っていると思い、どんどん難しい内容の文法を理解しようとした。ここが間違い。英語の基礎を曖昧にしておくと、込み入った文法を覚えても使いこなせない。

 

◆ 受験勉強ならForest

・受験対策でわかりやすい文法書が欲しい ▶︎ Forest

Forestは、長年、受験のバイブルとして愛されてきた。対受験に対しては、特化している。シンプルな内容を詰め込んでいく受験のベンキョの仕方であれば、Forestがよい。受験用としてシンプルに読み物として文法を理解するには十分。長年受験対策として読まれてきた良書は、本番の試験でも大いに役立つ。

受験対策ならForest。試験の大元を作っているのは、日本人だからだ。そして、日本の英語教育も、戦後の富国強兵時代からさほど変化していない、文法主体の構成となっている。要は、昔から日本人目線の文法英語の試験であるため、ネイティブに近い表現でなくてもよいの。

最近では、ようやく日常会話で使えるような英語表現が使われるようになったが、ネイティブスピーカーからすれば、全く使わない英語の表現を日本の英語試験で出題されていることを頭に入れていくべき。

 

英会話で使うなら一億人の英文法

・英会話の勉強中でわかりにくい文法を復習したい ▶︎ 一億人の英文法

英会話を目的として学習するなら、一億人の英文法をお勧めする。ネイティブがどのように英語を頭の中でイメージしているのか知る事ができる。受験英語のみならず、今後、英語を話せるようになりたいという願望があるのなら、一億人の英文を使って損はない。

日常会話の習得をめざすなら一億人の英文法ネイティブスピーカーが考える英文のイメージを知れる。わかりやすい。ぜひ、読み物として何度か読んで欲しい。なるほど、外国人はこのようなイメージで英語をとらえているのかと感動できる。

 

急に英語が必要になったら一億人の英文法

・急に英語が必要になったので総復習したい ▶︎ 一億人の英文法

分厚い文法書を買うのなら、やはりわかりやすい方がよい。2冊を熟読した僕は、一億人の英文法をおすすめする。英語を学習するのであれば、やはり、会話ができるようになることを意識すべき。日本に住むのに英語が必要かという無意味な論争をする時代は終わった。時代はボーダレスとなっている。会話ができなければ世界でやっていけない。

ネイティブが使う英語表現を理解できるようになるためにも、一億人の英文法をおすすめする。

 

・そもそも全く英語がわからない ▶︎ 中学三年間の英文法を10時間で復習する本

・受験対策でわかりやすい文法書が欲しい ▶︎ Forest

・英会話の勉強中でわかりにくい文法を復習したい ▶︎ 一億人の英文法

・急に英語が必要になったので総復習したい ▶︎ 一億人の英文法

 

最新テキスト・サービスを使う

最新のテキストとサービスを使って学習をしよう。はっきり言って、テキストのみを使って勉強するだけの学習は時代遅れ。スタディサプリ ENGLISHなどのアプリを使って、最高の学習環境を作ろう。英語学習の良質なサービスを使って、より早く、効率よく、自分の思い描くゴールへたどり着かせよう

▷ 【2017年】英語上達完全マップを最新テキストとサービスで、もう一度

 

独学で英語を学ぶ

真剣に英語を学びたいのなら、方法はたくさんある。9ヶ月真剣に英語と向き合った記録をまとめた。そのときの勉強スケジュールが以下

▷ 英語上達完全マップを10ヶ月やってみたを9ヶ月やった結果と現在

英語学習に行き詰まりを感じたら

英語パーソナルトレーニング

独学は、常に不安がつきまとう。このまま勉強を続けても伸びるだろうか。自分はこれだけ勉強したのに全く伸びていない。そういった不安や焦りをパーソナルトレーナーのカウンセリングでクリアにさせよう。

今では、オンラインで無料相談をしてくれるサービスまである。無料の相談をして、有料のコンテンツを利用しなければお金は全くかからない。無料相談や体験レッスンなどを以下にまとめた。

▷ 英語パーソナルトレーニングができるイングリッシュジムまとめ